M&Oplays + ペンギンプルペイルパイルズプロデュース「ワンマン・ショー」シアタートラム
<2007年6月16日(土)昼>
懸賞マニアの男。最近は架空の人物を利用して多数の応募を行なっている。夫婦仲は上手くいっているが、妻の兄が無職で頻繁に押掛けるため、妻は肩身が狭い。夫婦の家の庭は隣家の住人に覗かれているようだ。ある日その兄に仕事が決まったが、どうも胡散臭い。
いかにも舞台向きのテーマに、様々な仕掛けを凝らした一品。面白いが、内容の割にずいぶんおとなしい演出で損をしている。小林高鹿やぼくもとさきこが引張るも、水野美紀がおとなしすぎ。美人にして力業も任せられる小島聖は貴重な役者。長い手足を見せつけるような衣装で、結構見とれる。最近そんなのばっかだ。
いくつか光る台詞があったけど、「もっと決め付けて」はよかったな。笑える割に奥が深い。
« キャスティングだけなら大河ドラマより豪華 | トップページ | 阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」ザ・スズナリ(一部ネタばれあり) »
« キャスティングだけなら大河ドラマより豪華 | トップページ | 阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」ザ・スズナリ(一部ネタばれあり) »
コメント