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2007年6月23日 (土)

タダ飯タダ酒タダ芝居

久しぶりにfringeのblogに釣られてみる。だいぶ順序を入替えた引用になっているのはご勘弁。
演劇評論家や演劇記者の招待

「招待」という言葉を使うから高尚な話題に聞こえるけど

制作者の側には、演劇評論家や演劇記者は招待して当然という思いがあります。劇評に取り上げてもらったり、助成金の選考に影響を与えたいからです

と書かれていることからもわかるように「接待(枠、券、席、etc.)」あるいはもう少しおとなしく「宣伝(枠、券、席、etc.)」と置換えて差支えないでしょう。

制作者がお世話になった方、ぜひ観ていただきたい方を招待する

のが「招待」であって、両者に同じ「招待(枠、券、席、etc.)」という言葉を使ってはいけません。混乱の元です。もちろん、ぜひ観ていただきたい方に評論家や記者は含まれていないと信じています。ちなみに

お忍びで必ずチケットを買ってご覧になる著名人もいて、そういう方はどんなスキャンダルを起こしても応援したい

というのは、意図してかどうかはさておき、逆接待とでもいうべき現象、あるいは高等テクニックというものです。

ご案内もしていないのに突然現われて招待(接待)を要求される方、自ら「招待(接待)されて当然」という発言をされる方は、やはり人間として好感を抱くことは出来ません。

というのはずいぶん控えめな表現です。これが本当ならタカリ屋ですね。

で、ここが一番の釣られどころ。

職業として劇評を書く立場の人間は、そこにもう少し毅然とした価値観があってもいいのではないか

という「毅然とした価値観」は何を指しているのか。タカリは論外として、まさか出席の返事を出したら必ず観る、なんて低レベルのことではないだろう。一般の感覚では、招待は一切受けない、くらいのことだと思う。でも接待(宣伝)は制作者から仕掛けるものだから、それならまずは接待(宣伝)から見直さないと。接待(宣伝)しておいて、それを受けたらロクデナシというのではマッチポンプもいいところ。

実際のところ、接待(宣伝)なしというのはあり得ないだろうから、すっぽかし対策としては先行トラックバックに載っているように

評論家を無料で招待するのはやめるべきでしょう。優先枠を設けて、当日の開場時刻までに予約があれば正価で販売することにする。予約がなければ当日券として販売する。

というのがいいのかなと。ただ当日券派の私は、当日券のキャンセル待ちのために並んで、すでに予定の時刻を過ぎているのに、関係者向けのチケットを捌く受付にハラハラすることを一再ならず経験しています。「こっちまで回ってくるかな」と芝居が始まる前から緊張するのはよくないです。だから「当日の前売券販売時刻までに予約して、かつ受付に来場すれば」というあたりまで基準を厳しくしていただきたい。

最近はブロガー招待という企画も多数あるようで、もちろんそれは宣伝のための接待。以前のブログのコメント欄にブロガー招待の案内が貼られていて、それについて激怒のエントリーを書いてしまった。あれは今となっては大人気なかったと思う。けど、酷評を書く自由とか、そもそも何も書かない自由とか、そういう選択肢の多さは私にとってはものすごく大事。今までブログに書いた観劇録エントリーが、たとえどれだけ的外れだったとしても、全て自腹一般席というのは、私には大事な自己満足。

タダで芝居を観させてもらって、酷評を載せる人がいたとしたら、それはどうなのだと。タダより高いものは無い。上手におごられるというのは難しい。

ところで後半に載っている「高額なチケットの芝居と賞や記事の関係」についてはいろいろ考えさせられるところ。だけど違う話題にしたほうが適切と判断して、これはまた気が向いたら。

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