NODA・MAP番外公演「THE BEE(ロンドンバージョン)」シアタートラム
<2007年7月22日(日)昼>
粗筋は日本バージョンを参照。
舞台装置と衣装が違い、映像はないものの、演出は日本バージョンをほぼ踏襲。冒頭のやりとりでは思い切り誇張しているのが伝わる演技で、「省略と誇張がスタイル」と言い切った野田秀樹らしい。
海外役者3人は、よく野田秀樹のノリがわかる人たちを探してきたな、という感想。ところどころでは日本版の役者を凌ぐ場面もあり(Kathryn Hunterの「むかしむかし善良な人が・・・」の語り、Tony Bellのテレビキャスター、Glyn Pritchardの特殊警察)。野田秀樹は台詞少な目で、おとこ女の気味悪さを加味しても(笑)さして違和感を感じず。
台詞の量が多かったせいもあるけど、目を引いたのも一部苦しかったのもKathryn Hunter。踊っていた場面の違和感があったけど、それ以外はおおむね良好。野田秀樹より背が低かったけど、大きく見えました。
日本人が観るなら、分かりやすさはもちろん日本語版だけど、それぞれ違う好みの個所があるので優劣はつけがたいところ。
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