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2007年11月28日 (水)

ロングランの定義

先週末は「野鴨」を観られて、もう1本は当日券狙いが蹴られて、まあこんなもんかという気分の今日この頃。その野鴨を観られたのは1ヶ月公演のおかげですとしみじみ。

その1ヶ月公演を最初は「ロングラン」って書きそうになったけど、よく考えたら芝居なら1ヶ月公演くらいが興行として普通の期間だよな、と思い直した。

実際どのくらいがロングランなのかと思ってちょっと検索してみたら、Wikipediaのページがとても充実していた。だれだ編集者は。

日本ではほとんどの舞台公演が、数週間、一ヵ月、長くても二ヵ月程度という限られた期間内でのみ行われる、限定公演 (limited engagement) 方式をとっている。外国においてもこれはおおむね変わらないが、ブロードウェイ (ニューヨーク) とウエストエンド (ロンドン) は例外で、この両都市ではほとんどの舞台公演が原則的にロングラン公演方式をとっている。

・・・

「長期間にわたる断続的な公演」をロングランと言うこともあるが、ロングランの本来の定義はあくまでも「長期間にわたる連続上演」である。

とりあえず、最初から予定していた1ヶ月公演くらいではロングランと呼ばないこと、ロングランはブロードウェイとウェストエンドだけの例外であることはわかった。

もう少し検索したら、Ansewes.comなんていうサイトが引っかかった。いくつかの辞書の説明を紹介しているけど

In most cases, long run refers to a period longer than one year.

ということで、1年以上の公演を大体イメージするものらしい。もっというと、数ヶ月で打切りになる可能性があるけれど、無事に1年以上公演できたもの、ということになる。日本では劇団四季だけしか該当しないじゃないか。

まあもう少し日本の実情に合わせたとしても、1ヶ月前後は普通の興行(でないと歌舞伎はいつもロングランだ)、2ヶ月以上頑張るとロングラン(野田秀樹とか三谷幸喜とかたまにこまつ座あたりが頑張っている)、2週間以下はトライアル(ほとんどの小劇場がトライアルだ)という認識でいいと思う。それを非現実的というのであれば、それはその人の認識が毒されている、そのくらいの認識を持てないようではプロにはなれませんな、とか上から口調で煽ってみる。

いや、1ヶ月公演くらいしてほしいのですよ一般社会人の一観客としては。いろいろ用事があって日程調整が難しいので。そういう意味では、今年の年末は1ヶ月公演が目白押しで、いつ観に行こうか悩む。でもこういう贅沢な悩みを持たせてください、というのが観客からのお願い。

ところで、検索中にひっかかったJapanTimesのこの記事は、ロングランのまったく別の効用について触れているので面白いです。海外との共同作業について、劇場では世田谷パブリックシアターとTPTがやはり2大巨人なわけですね。脚本演出家では鴻上尚史と平田オリザと野田秀樹が例に挙がっているけど、今なら三谷幸喜も入りそう。平田オリザの「Chants d'Adieu」って完全オリジナルなのかな。

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