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2007年12月 4日 (火)

脚本五七五説

なんというか、たとえば「これをやっておいて」と仕事を依頼された場合に、そこには無数のお約束があって、それらを守った仕上がりが要求されるわけです。

契約書があったとして、そこにはやらないといけないこと、やってはいけないこと、約束を破った場合の罰則などいろいろ書かれているので、基本的にはその通りのことを行なう訳です。判断に迷うケースの場合は、一般的には責任者に確認すればよいわけです。

だけどいわゆる芸術系の仕事の場合、こうではないわけですね。芝居なら脚本とか、音楽なら楽譜とか、一般の仕事の契約書みたいなものはあるわけですけど、これは契約書とは違ってスタートラインなわけです。これさえ守っていれば「あとは何をやってもいい」というのが基本スタンスで、あとは表現したいことを表現する。言ってみれば脚本や楽譜は俳句の五七五なわけで、その17文字に何を入れるかは人それぞれの感性や経験によります。

もちろんその結果として出来上がった芝居なり音楽なりの出来がよくないといけないわけで、特にチームワークの芸術だと演出家とか指揮者とかが全体を考えて指示を出すのですけど、その指示にだって隙間はあるので、役者や演奏者が複数の表現手段や抜群の腕前を持っていれば、あの手この手で妥協点の探りあいに持込めます。

それは一面では常に自分と向合いつつ新しいことや深いことを求められるしんどい仕事ではありますけど、自分の技量で自分の要求を通していく人たちはやはりかっこういいなと思います。

仕事で疲れているとコウイウ考エガ浮カンダリスルノデス。

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