2007年下半期決算
2007年上半期決算
2007年もつつがなく過ぎましたので、やや遅れましたが、下半期および通年の決算をしてみたいと思います。2007年下半期に観劇した一覧です。
(1)NODA・MAP番外公演「THE BEE(日本バージョン)」シアタートラム
(2)NODA・MAP番外公演「THE BEE(ロンドンバージョン)」シアタートラム
(3)Piper「ひーはー」下北沢本多劇場
(4)こまつ座&シス・カンパニー 企画製作「ロマンス」世田谷パブリックシアター
(5)劇団新感線「犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート」サンシャイン劇場
(6)松竹 + Bunkamura制作「ドラクル」Bunkamuraシアターコクーン
(7)シアターナインス「シェイクスピア・ソナタ」PARCO劇場
(8)TSP企画製作「郵便配達夫の恋」東京グローブ座
(9)THE SHAMPOO HAT「その夜の侍」ザ・スズナリ
(10)キューブ企画製作「犯さん哉」PARCO劇場
(11)パルコ企画製作「キャバレー」青山劇場
(12)メジャーリーグ主催「野鴨」シアター1010ミニシアター
(13)グリング「Get Back!」ザ・スズナリ
(14)東宝製作「恐れを知らぬ川上音二郎一座」シアタークリエ
(15)劇団、本谷有希子「偏路」紀伊国屋ホール
(16)パルコ企画製作「ビューティー・クイーン・オブ・リナーン」PARCO劇場
(17)ナイロン100℃「わが闇」下北沢本多劇場
(18)NODA・MAP「キル」Bunkamuraシアターコクーン
上記18本、他に隠し観劇はなし、チケットは全て公式ルートで購入した結果
- チケット総額は118500円
- 1本当たりの単価は6583円
となりました。当日券ということで一部の芝居はチケット代が高くなり、一部は立見のため安く観られたものもあります。
上半期とあわせると全34本で
- チケット総額は214350円
- 1本当たりの単価は6304円
です。ついにチケット単価が6000円を超えてしまいました。金額については特に年末の話題作連発が響いています。
諸事情により芝居に割ける時間が減る中、一般的な話題作に観劇が集中してしまいました。観終わった後でならなんとでも言えますが、観ていない段階で見送りを決断するには魅力的すぎるラインナップばかりです。最盛期で約50本観ていたので、時間については3割減です。その代わりチケット単価が上がっているので、チケット代の出費はそれほど変わっていません。むしろ交通費がかさむ分だけ今のほうがきつい。
その結果が2007年の特徴になりますが、「渋谷 - 青山 - 三軒茶屋」地域、および下北沢で劇場の大半を占めています。プロデュース公演を前者で、劇団モノを後者で、という傾向がものすごくはっきり出てしまいました。新宿は紀伊国屋ホールが1回、THEATER/TOPSが1回だけです。初演を観ていたとはいえ、ONEOR8の「ゼブラ」再演を見逃したのはもったいなかった。あと、本当はこまばアゴラ劇場にもう少し通いたかったのですけど、2007年は巡り合せが悪かったためそれもかないませんでした。
KERAとか長塚圭史とか野田秀樹とか、見逃せない演出家が活躍しているおかげで、新しい出会いに費やせる時間がさらに減っています。「野鴨」でタニノクロウ演出を観られたのは数少ない新規収穫です。Webやチラシからの情報で、他にも気になる名前はいくつかあるのですが、時間(とお金)と戦いつつ、それらを、あるいはもっと新しい誰かをどれだけ観ることができるかが、2008年の大きなテーマのひとつになりそうです。今年の34本という実績を基に、リソース配分を考えられればと思います。
2008年もよろしくお願いします。
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