2008年下半期決算
2008年も終わりが近づいてきたので、恒例の決算をしたいと思います。
(1)パルコ企画製作「SISTERS」PARCO劇場
(2)青年団「眠れない夜なんてない」吉祥寺シアター
(3)松竹製作「羊と兵隊」下北沢本多劇場
(4)劇団☆新感線「五右衛門ロック」新宿コマ劇場
(5)Bunkamura企画製作「女教師は二度抱かれた」Bunkamuraシアターコクーン
(6)松竹製作「八月納涼大歌舞伎 第三部 野田版愛陀姫」歌舞伎座
(7)パルコ企画製作「ウーマン・イン・ブラック」PARCO劇場
(8)TPT「ミザントロオプ」ベニサン・ピット
(9)シス・カンパニー企画製作「人形の家」Bunkamuraシアターコクーン
(10)ナイロン100℃「シャープさんフラットさん(ホワイトチーム)」下北沢本多劇場
(11)ナイロン100℃「シャープさんフラットさん(ブラックチーム)」下北沢本多劇場
(12)世田谷パブリックシアター企画制作「THE DIVER」シアタートラム
(13)パルコ企画製作「幸せ最高ありがとうマジで!」PARCO劇場
(14)ウーマンリブ「七人は僕の恋人」下北沢本多劇場
(15)Bunkamura企画製作「表裏源内蛙合戦」Bunkamuraシアターコクーン
(16)青年団「冒険王」こまばアゴラ劇場
(17)五反田団「すてるたび」アトリエヘリコプター
(18)パルコ企画製作「グッドナイト スリイプタイト」PARCO劇場
(19)新国立劇場主催「舞台は夢 イリュージョン・コミック」新国立劇場中劇場
(20)俳優座劇場プロデュース「空(ソラ)の定義」俳優座劇場
(21)青年団「サンタクロース会議」こまばアゴラ劇場
(22)青年団「サンタクロース会議(アダルト編)」こまばアゴラ劇場
(23)KERA・MAP「あれから」世田谷パブリックシアター
上記23本、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、
- チケット総額は141950円
- 1本あたりの単価は6171円
となりました。上半期の予想である「下期20本」は少し超えましたが、2バージョンものが2本あった(「シャープさんフラットさん」と「サンタクロース会議」)ので、本数だけなら予想の範囲と言っていいと思います。その上半期とあわせると全37本で
- チケット総額は238150円
- 1本当たりの単価は6436円
です。年末に話題作が集中するので総額が上期より増えるのはいつものことですが、青年団4本+五反田団の芝居が集中したため単価は下期の方が安くなりました。ただ、通年での単価は微増してしまい、なかなか前年比で減少してくれません。
またチケット代が二極化していて、高いプロデュース公演と安くて頑張っているこまばアゴラ劇場系に分かれてしまっています。4000円から6000円の間がほとんどありません。伸び悩む劇団が多いのか、今までならこのクラスへの成長を目指していた劇団が集客よりも自由度を選んでいるのか、微妙なところです。
それと、上期の決算でも書きましたが、今年は劇場にはっきりと偏りが出ています。
- Bunkamuraシアターコクーン 6本
- PARCO劇場 5本
- 世田谷パブリックシアター+シアタートラム5本
- 下北沢本多劇場 4本
- こまばアゴラ劇場 4本
- その他 13本
ということで、3分の2を渋谷、三軒茶屋方面で観ています。つまり劇団芝居をほとんど観ていないということですね。新規開拓はもはや諦めの境地です。
「その他」に2本含まれるいるベニサン・ピットが来年は閉館するので、プロデュース公演中心の観劇がますます渋谷方面に移動することが予想されます。王子小劇場は気になる芝居がコンスタントに出てくるのですが、東京に行くついでにいろいろ用事を入れてしまうと、ちょっとの距離が結構なハンディになってしまうのが残念です。
「どれだけ舞台を観られるかは時間とお金と運次第」とはこのブログのトップに掲載している文言ですが、来年の経済状況でどれだけ観られるかはまさしく時間とお金と運次第です。やや控えめに30本を目標としたいと思います。
来年もよろしくおねがいします。