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2009年2月26日 (木)

近日開催の2本(というか1本となんかいろいろ)

その1。新国立劇場の第2期研修生の修了公演。当日券情報がありませんけど、たぶんいつもどおり(最低でもZ席は確保)だと思うので、興味がある人はどうぞ。

私は今年も観にいけませんが何か。

その2。フェスティバル/トーキョーが今日から始まるみたいです。野田x蜷川対談も載った宣伝ページを見つけました。どんな感じになるんでしょう。

対談にも載っていましたが、もう少し場所が集まるといいんですけどね。でも下北沢とか新宿だと、会場が集まっていても手狭なところが多いし。大人計画フェスティバルみたいに廃校を借り切るような方法もありかもしれません。今後育てていくであろうイベントなので、そこら辺のノウハウは積まれていくでしょう。

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2009年2月22日 (日)

ポツドールの当日運営をほめてみる

先日のポツドール「愛の渦」は当日券で観たのですが、当日券販売前から開演まで、いろいろ工夫が見られました。ポツドールが初見なので今回からなのか以前からなのかはわかりませんが、ちょっと感心したので別エントリーでご紹介します。

<当日券販売まで>

販売するチケットは販売時にすでに半券をもぎり済みで、開場後の入場がスムーズに行くようになっていました。手軽な入場スピードアップとしては盲点で、いままでやっている劇団に当たったことは、おぼえている限りではありません。

また、この劇場では当日券はたいてい階段に並ばされるのですが、販売開始までは列の先頭を半階分だけ下げることで、5階(?)の役者やスタッフの出入りが目立たないようにしていました。

さらに、販売チケットのお知らせチラシを事前に用意しておき、エレベーターからきた客にはその場で、階段から来た客には足音と随時の確認で、チラシを配ることで販売時の混乱を防止していました。このチラシは優れものだったので後で詳しく取上げます。

<ロビー>

今回はチケット販売場所をエレベータと階段の間に設けることで、ロビーが広く使えるように配慮していました。客席100人強でもロビーがそれ以上に狭いTHEATER/TOPSの使い方としては秀逸ではないかと思います。

他にも、開演終演時間を書いたタイムテーブルを劇場入口に貼っていました。貼る場所はもう少し工夫の余地があると思いますが(混雑しているロビーではもう少し高い場所のほうが見やすい)、この規模の劇場で用意されていることは珍しいです(商業演劇の劇場や本多劇場なんかだと置いてある)。来場前に終演時間まで確認する客ばかりではないでしょうから、この親切心はよいです。

<劇場内>

今回は映像を使う芝居だったということもあるのですが、開演前までずうっと、携帯電話の電源はお切りください云々の説明がスクリーンに表示されていました。観劇経験が長いほど注意は直前が当たり前と思ってしまうところで、これも盲点です。わざわざ最後にアナウンスを流す必要がないので、開演がスムーズに行くというメリットもあります。

あと、上演時間が長いのでトイレは先に済ませる、というのは案内として普通ですが、混雑すると客席の出入が困難になるので早めに済ませてください、という趣旨の案内をするのは、今回のような狭い劇場ではよいと思います。音量が大きすぎて客席整理担当者の声が聞こえづらいのは、まあ、あの音量も導入の一部ですから、大変でしょうが大声で頑張ってください。


で、当日券待ちの客に配ったチラシの内容を以下に掲載します(改行、記号は適宜いじってます)。販売時間、席種、購入後の入場案内、チケットの優先度、料金の支払タイミング、席選択の制限など、ややこしいチケットの販売をスムーズに進めるための工夫だと思いますが、これくらい詳しい案内は、シアターコクーンの芝居くらいしか思いつきません(それも野田地図とかコクーン歌舞伎とか、当日券が忙しい芝居限定)。

それぞれのチケットの値段と、販売開始時間が「開演」1時間前であることと、販売枚数がひとり1枚であることまで載っていると言うことありませんでした。

<以下チラシ引用>

当日券をお求めのお客様へ

本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございます。当日券は各ステージ1時間前から販売開始いたします。受付開始時間より、シアタートップス4F階段壁際にお並びいただいている順にご案内いたします。事前に販売整理券などはお配りいたしておりません。今公演販売の当日券は3種類ございます。ステージにより各種販売枚数は異なりますのでご了承ください。

(1)椅子席・普通席
前売り券のお客様と同じ列・同じ形状のパイプ椅子でのお席でございます。予定枚数終了までは、こちらのチケットを優先的に販売させていただきます。

販売終了の後は、ご希望のお客様に限りまして以下の2種類をお選びいただいております。それぞれの予定枚数を終了し次第、順次締め切りとさせていただきます。

(2)補助席
・客席の、中央右よりにございます通路に、補助席を出して座っていただくお席です。
・ご入場は、開演10分前に階段に集合いただいてから、開演直前のご着席になります。
・ただし、より見やすいお席のキャンセルが出た場合でも、キャンセル待ちのお客様が優先となりますのでそちらへのご案内はいたしかねます。

(3)キャンセル待ち券
・受付でキャンセル待ち券(番号札)をお渡ししまして、開演5分前までにお戻りいただき、予約のお客様のキャンセルが出次第、ご入場いただくチケットです。
・どちらのお席がキャンセルになるかは直前までわかりかねますので、前方のお席、後方のお席、(2名様以上の場合お並びのお席)などはお選びいただけません。通路席、お座布団席の場合、
お立見席の場合があることをご了承ください。事前に当日料金のご精算をいただきますが、ご予約のキャンセルがなくもしご入場いただけなかった場合はお渡ししたキャンセル待ち券とお引き換えにご返金いたします。

その他ご不明点がありましたら、どうぞお近くの係の者へご質問ください。それでは販売開始まで、今しばらくお待ちください。

ポツドール制作部

<引用ここまで>


どれもお金をかけずにできることばかりです。事前用意の手間は増えますが、客のためにもなるし、それが当日の運営をスムーズに回すことにもつながるでしょうから、十二分に投資効果はあると思います。

当日パンフによれば、制作が木下京子、運営が山田恵理子とクレジットされているので、この2人のどちらか(あるいは両方)の工夫だと思われます(そもそも「運営」というクレジットも珍しい?)。劇団に限らず、組織が一定規模を超えて成長するためには製作部門だけでなく制作部門にも能力が求められるのですが、こういう工夫を拝見する限り、なかなかしっかりした制作陣ではないかと推察されます。

すでに400人規模の劇場(本多劇場)にも進出済み、今回で1ヶ月のロングランを経験、ということで、今後ポツドールの活躍の場が広がるごとに、当日運営と制作陣のクレジットにも注目してみましょう。

このブログで制作に言及するときはケチをつけることが多いので、たまには褒めてみます。

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ポツドール「愛の渦」THEATER/TOPS

<2009年2月21日(土)夜>

「サークル」による乱交パーティーが夜な夜な行なわれる、とあるマンションの一室。たまたま初めて乱交パーティーに参加するメンバーが揃ってしまったある晩の話。

ポツドール初見。岸田國士賞を受賞した作品の再演。途中からバスタオル一丁で通しますし、たまに出したりしてますし、セックス場面も少々登場しますけど、個人的にはエロさは薄めという感想。でも(だからこそ?)面白いです。

見た目から判断した性格と実際、普段の生活、序列の絶え間ない変化、自己評価の高低、など登場人物の見えない部分にどれだけ妄想をたくましくできるかが面白さを左右します。セックスという飾りたくても飾れない状況を用意して、登場人物の内面を描くのが目的なので、妄想したもの勝ちです。個人的には自己評価の高低が興味深かったです。が、台詞だけを追ってはダメで、目線のパスとか小道具とかを拾う必要があります。声で芝居を観る(聴く?)私は最初そのことに気がつかず、前半はだいぶシグナルを見落とした気分です。これから観る人はそこらへんも注意して観察しておきましょう。

役者は安定して観られましたが、当日パンフだけ読んでも役者と登場人物がなかなか一致しません。ひょっとして初見の役者ばかりかもしれませんが、小劇場も探せば名手がいるものです。たぶん合っている範囲でいうと、気をつかうところからぶった切るところまで女性陣で中心を担っていた内田慈と、いろいろこなす店員の脇坂圭一郎はよかったですね。

とてもよく出来ていたのですが、とてもよく出来すぎていて若干ライブ感に乏しい印象を受けました。これは多分公演後半でこなれてくるでしょう。あと当日券の席では見切れがいくつかありました。細かいところでは季節と日の出の時間とか。まあ挙げていったらきりがない。でも音楽と映像は、客席の無用の緊張をほぐすためだとは思いますが、もっとエロい方向に振ってもよかったのではないでしょうか。完全に好みの問題ですけど。

THEATER/TOPSの閉館に当たっては、よい演目をロングランで用意できたのではないでしょうか。エロ即却下というのでもない限り、観に行ってもよいと思います。当日券は今のところそれなりに用意されていました。

余談。これは舞台で観ないと面白さがわからない種類の話だと思うのですけど、これに脚本で賞をあげた選考委員はすごいです。読む人が読めばわかるんでしょうか。

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2009年2月17日 (火)

2009年3月4月公演のメモ

個人的なメモ。ブログに残しておくと後で調べるときに便利だということがよくわかった。首都圏公演のみ初日順に。

・新国立劇場研修所2期生修了公演「珊瑚囁」新国立劇場小劇場(2009/2/28 - 3/2):最近知ったので2月分だけどピックアップ。だけど都合がつかないこと確定。
・ホリプロ企画制作「ムサシ」彩の国さいたま芸術劇場大ホール(2009/3/4 - 4/19):蜷川演出の井上ひさし新作。
・グリング「吸血鬼」青山円形劇場(2009/3/5 - 3/11):これはぜひ観たいんだけど日程がちと危うい。いつにも増してチラシが怖い。
世田谷パブリックシアター+コンプリシテ共同制作「春琴」世田谷パブリックシアター(2009/3/5 - 3/16):初演を観たから今回は見送り。
・THE・ガジラ「PW」下北沢本多劇場(2009/3/6 - 3/15):12年前に受賞した作品の再演。役者からして期待大だがこれも日程的に微妙。優先度は高めで。
・劇団☆新感線「蜻蛉峠」赤坂ACTシアター(2009/3/13 - 4/12、プレビュー3/11):古田新太は準主役のほうがいいんではないかと感じる今日この頃。
・KAKUTA「さとがえり」(2009/4/4-4/12):桑原裕子の処女作再演らしいので。
・Bunkamura企画「三文オペラ」Bunkamuraシアターコクーン(2009/4/5 - 4/29):演目と役者には興味があるけど演出が宮本亜門ってところが悩みどころ。
・庭劇団ペニノ「苛苛する大人の絵本」はこぶね(2009/4/8 - 4/20):確か再演。e+での各回25人の完全予約制。観たいけどたぶん無理。
・松竹製作「赤い城 黒い砂」日生劇場(2009/4/11 - 4/26):一度くらい日生劇場に行ってみたいのでとりあえずピックアップ。賑やかな役者に地味な演出家の組合せは不安。
・ナイロン100℃「神様とその他の変種」下北沢本多劇場(2009/4/17 - 5/17):いつもに比べると微妙に少人数。必須。
・トムプロジェクト プロデュース「風のセールスマン」紀伊国屋ホール(2009/4/27 - 5/1):柄本明の一人芝居兼演出。別役実の新作脚本。柄本明を一度くらい観たいけど、日程が短すぎて微妙。
・パルコ/大人計画プロデュース「R2C2」パルコ劇場(2009/4/27 - 5/31):これをPARCO劇場でやるという贅沢さ。さすがに今回は当ててくれるはずの宮藤官九郎脚本演出。

ちょっと都合が詰まり気味。

<2009年3月8日(日)追記>

KAKUTAを追加。

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2009年2月15日 (日)

緊急口コミプッシュ:メジャーリーグ制作「ちっちゃなエイヨルフ」あうるすぽっと

感想はこちら。残すはあと1ステージだけですけど、やっぱりあの魂のノーガード殴り合いとその行着く先の結果を黙殺してはいかんと思うので。

野鴨のときは1ヶ月公演だったけど、今回は2週間未満でちょっと短い。劇場と共催だったら、1ヶ月公演にして、公演期間の初期は割引で、とかできればよかったのに。劇場が中途半端に広くなった分だけ躊躇うところがあったのかも。実に惜しい。

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メジャーリーグ制作「ちっちゃなエイヨルフ」あうるすぽっと

<2009年2月14日(土)夜>

ノルウェーの某富豪の家。娘は婿を迎えて10年目で一男あり。が、事故で松葉杖がかかせない。婿である男には教師を勤める妹がおり、なにかと訪ねてくる。男が医者に勧められた6週間の療養から帰ってきた翌日、奇妙な老婆が家にやってくる。「厄介なお困りものはありませんか。いたら取除いてさしあげます」

イプセンの脚本をタニノクロウが演出する企画の第2弾(第1弾は「野鴨」。言葉が言葉を呼び、不幸が不幸を呼ぶ、緊迫感あふれる舞台。心の底の暗いところからくるような台詞にどきどきしたと思いきや、何気ない台詞がぐっときたりする。
笑いなんてなくても構わない、演劇の王道といっても過言ではない脚本の力を見せ付けられる絶賛の仕上がり。

マメ山田と子役は前半しか出ないので、後半は4人芝居。しかも、1対1の長時間の会話がいろいろな組合せで出てくる。役者には集中力も要求されるけど、この面子はそれも(少なくとも見た目は)さらりとこなす。いや、さらりとこなすには重たい台詞の応酬もあったりするんですけど、安心感は高いです。ここまで役者のテンションを押上げた演出もすごい。出番なら勝村政信が一番長いですけど、役のおいしさでは馬渕英俚可のほうが上で、後で思い返すと非常に上手。とよた真帆の前半と後半の落差や、野間口徹の真摯さもよい。

あと、美術や衣装や音響や照明が、数は少ないけどシンプルかつ質を高くしてバリエーションを持たせる、という個人的にはツボにはまる方針でよかった。

唯一の不幸は、客席がスカスカだったこと。観終わった立場からすれば定価分の価値はあると思うのですが、こんなご時世だけに割高感を感じる価格設定だったからかもしれません。明日の昼で千秋楽ですけど、チケットはe+で半額が今はまだ少し残っているから、3時間前までは、まずはそちらを当たってみてください。

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2009年2月13日 (金)

野田秀樹のキャスティングに逆らう宮沢りえ

パイパー」を観た人向けの、タイトル落ちです。あれで私が観たときに5ヶ月だったというのもすごいな。去年は「人形の家」でも炸裂していましたけど、これで当分お預けですね。でもおめでとうございます。ということで。

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2009年2月10日 (火)

当日券の予約販売サイト「TICKETS@TOKYO」

こちらのエントリーで見つけました。「TICKET@TOKYO」だそうですが、トップ画面はFlashがうっとうしいので演劇トップクラシックトップのリンクのほうが親切か。

トップ以外は無駄な情報がなくてすっきりしている画面が個人的には好み。上演時間も合わせて載せてくれるとよりよいです。e+の得チケだと直前決済ができないのが難点だったので、当日券派にとってはうれしいサービスです。今度使ってみようかな。

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タイムテーブルをめぐる攻防

たまたま前のエントリーにちょっとだけ関連したネタが出てきたのです何か書こうと思いましたけど、やめときます。

でも取上げたのは、3番目のエントリーの、脇の情報が個人的に面白かったから(バラシの場合は延長料金を免除している劇場がある、とか)。マニアですいません。

ところで何で書くことをやめたかと言えば、私が思いついた切口がすでにコメント欄にリンクされていたから。

だから蜷川幸雄とKERAとたまに松尾スズキは要注意なんです。渋谷って東京駅に出るには実は時間がかかる場所ですよね。渋谷で時間がかかるということは、下北沢からも三軒茶屋もからも時間がかかるってことです。

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2009年2月 1日 (日)

宣伝の足りない人たちx3

その1。toiは「あゆみ」の評価がとてもとても高かったので観られなかったのを残念がっていたんだけど、シアタートラムの「四色の色鉛筆があれば」は、ひょっとして「あゆみ」の再演が混ざっていたんでしょうか。合同チラシは読んでいたんですけど、そんなこと書いてあったかな。

まあ宣伝されても平日では行けなかったんですけどね。

その2。新国立劇場演劇研修所の2期生の卒業公演があるそうです。すでに1ヶ月を切りましたが、どこら辺で宣伝しているんでしょう。去年は川崎公演を全く紹介しないというサボタージュを見かけて、しばらく粘着して観察していたんですけど、今年はそこら辺は改善されるんでしょうか。つか、去年は完売御礼だったのに、今年も3日間4ステージって少ないだろ。しかも金曜日なし、土曜日は夜の1ステージだけって、もうちょっと商売っ気を出せ。

2期生で誰かブログでも書いて宣伝している人はいないんですか。プロ(になる)なら自分の公演の宣伝も息を吸って吐くくらい自然にしてみろー、と言ってみる。

その3。野田秀樹と古田敦也の対談って、これを企画した人の目の付け所が良すぎる。800人では宣伝するまでもなく埋まってしまいそう。

まあこれも平日なんで行けないんですけどね。

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オリガト・プラスティコ「しとやかな獣」紀伊国屋ホール

<2009年1月31日(土)夜>

昭和の高度成長期。他人の金にたかりながら人並以上の生活を続ける一家。その一家の息子が会社の金を使い込んだらしく、社長が両親を訪ねるところから始まる物語。

原作は新藤兼人脚本の邦画。映画は観たことがないけど、特に手を入れたと思しき場面はなかったので、それなりに原作に忠実なんじゃないでしょうか。この上演時間でもこれだけ起承転結が出せるなら、普段の芝居も短かくしてほしい(笑)KERA演出。

出てくる犯罪とか、お妾さんにある意味大らかな点とか、全体に昭和の古さはあるのですが、脚本は今でも面白い。かといって無邪気に笑うようでは想像力が足りないと言われてもしょうがない、やっぱりブラックコメディーです。過去にも舞台化されたとのことですが、いかにも舞台向きです。

緒川たまきとか大河内浩とか佐藤誓とか広岡由里子とか、台詞を自分のものにしていたメンバーに対して、浅野和之とか近藤公園とか、台詞に負けていたメンバーが混在していたのがもったいない。

私にとっては1時間45分でもこれだけの内容が詰込めるということを再認識させてくれた点で価値ある芝居。来週平日はe+の得チケが出ていたはずなので、それで観るとお得感が感じられていいと思います。

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