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2009年7月22日 (水)

新国立劇場が呪われている

演劇部門の芸術監督でごたごたが続いている最中に、オペラ部門の芸術監督が。新国立劇場より。

新国立劇場オペラ芸術監督・同オペラ研修所所長、東京コンサーツ所属指揮者 若杉 弘(わかすぎひろし)儀、かねてより病気療養中のところ、平成21年7 月21日午後6時15分、都内の病院にて、多臓器不全により永眠いたしました(享年74歳)。ここに謹んでお知らせいたします。

オペラバレエ部門の牧阿佐美氏は大丈夫か。今のうちにお祓いでもしてもらったほうがいいんじゃないのか。

ついでに、検索していたらこんなリリースを見つけました。演劇部門は干されているようです。

<2009年8月10日>

牧阿佐美氏の所属をオペラ部門からバレエ部門に訂正。

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2009年7月19日 (日)

世田谷パブリックシアター企画製作「奇ッ怪」シアタートラム

<2009年7月19日(日)昼>
田舎の、さらに人家から離れた、昔は寺だったという旅館に泊まりこむ小説家。そこにやってきた2人の男。話の流れでお互い知っている怪談を披露することになるが・・・。

小泉八雲が聴き集めた怪談5本を、イキウメの前川知大が構成。あらすじを詳しく書くとネタばれして面白さが消えてしまうのであまり書きませんけど、一味加えた絶妙の組合せと仕上げで魅せてくれます。ああ、怪談という素晴らしいコンテンツが日本にはあるんだなと認識できました。いやー面白かった。

怪談5本と言いましたが、怖いものあり、笑えるものあり。しかも仲村トオル、池田成志、小松和重の芸達者がぐいぐい引張ってくれます。照明や音響を使った効果も手伝って、緩急自在で飽きさせません。

観ておいた方がいいですよ、といいたいところですけど、残りは千秋楽だけなので、今更あまり強くは勧めません。

苦情を2つ。当日券が正真正銘立見だけ、っていう公演は、そこそこ長い観劇歴の中でも初めてでした。最近は観客の入りが悪い芝居も多い中、できるだけ販売を確定させたい事情はあるでしょうけど、トラムシートすら売切れってのはさすがに前売のしすぎだと思います。千秋楽に挑戦する人は2時間立見を覚悟しておいてください。

あと、当日券は45分前から販売開始です。劇場のページには掲載されていたので見落としていたのはこちらのミスですけど、せめて劇場入口には「45分前から販売」と一言書いておいてほしかったです。当日券販売は1時間前がデファクトスタンダード(?)なので、そこからはずすなら、劇場入口に小さな紙を貼っておくくらいのことは、やってくださいな。

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2009年7月13日 (月)

再録:蜷川幸雄の電車男

自分の過去ログを読んでいたらこんなものを見つけたので、せっかくだから再掲載します。

<蜷川幸雄が電車男をシアターコクーンで舞台化>

なんていう夢を見ました。芝居を観に行けない上に、まとめサイトを読んだせいだな。

舞台上には電車男とエルメス(と犬)しか出てこない。他の役者は客席に30人くらい陣取って、役者=書込みする人、一般客=ROMに見立てた設定。アスキーアートはpiperの5人全員!が主担当。他に池田成志、小松和重、八嶋智人、明星真由美、堤真一、吉田鋼太郎、みのすけ、新谷真弓、阿部サダヲ、中山祐一郎、橋本じゅんなどが「キター」「逝ってくる」など言いつつ客席を出入りするコロス。電車男に堺雅人、エルメスは緒川たまき。本来なら蜷川幸雄にすら許されないキャスティング。「中谷美紀は先手を取られたから、他に似ていると言われた緒川たまきを選んだ」らしい。少なくともそういう夢だ。

電車男の書込みは、序盤は客席に向かって語るスタイル。後半はエルメスと演技をして、それを観た客席の役者が「『ベノアティー』だ!」「ふせろー」「リアルタイムってすげえ」とか言っている。吉田鋼太郎があの声で「威嚇射撃でこの有様だ」という台詞を言ったときは爆笑だった。堺雅人は衣装を替えてだんだん格好よくなっていく。緒川たまきのエルメスはお嬢様とぶりっ子の狭間を好演(笑)。クライマックスでは客席の役者が客にスタンディングオベーションを強要して回る(笑)。で、最後に舞台の後ろが開いて2人がこれから道玄坂に行くというラスト。芝居と現実を結びつける蜷川幸雄の定番演出が、劇場の立地と相まって、今回は妙な生々しさにつながるという凄い舞台でした。

舞台はほぼ素舞台で、場面に応じてテーブルや椅子が用意される。天井に大きな半透明の板がぶら下がって上下できるようになっていて、序盤はこれが中腰あたりまで下がって、エルメスの顔の話が出てくるまでは緒川たまきはその向こうで演技をする。映像で書込み番号と書込み時間が写されて、役者が騒がしいとき(書込みが多いとき)はものすごい勢いでカウンターが回る(笑)。舞台の照明はシンプルで、客席のほうがムービングライトをばんばん使って、騒がしくかつまぶしい。

だけど、夢の話なのに私は中二階上手前方の立見でした(泣)。もう1回この夢を1階席で見たいもんだ。

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上川隆也がキャラメルボックスを退団

シアターリーグが書くとおり、まだ辞めていなかったんだという印象のほうが強いです。

で、ついでにキャラメルボックスのサイトをのぞいてみたら、今は年間パスなんて売っているんですね。ビジネス魂あふれるプロデューサーらしいです。

で、来年の冬公演が、辞めた上川隆也と近江谷太朗をゲストに迎えて「サンタクロースが歌ってくれた」です。これが確か、テレビだけど、最初に観たキャラメルボックスだったはず。ビデオを持っていたんだけど、処分してしまった。たまには観に行くか。って1年以上先だけど。

で、公演情報をつらつらと観ていたら、「さよならノーチラス号」の上演情報を見つけました。実物のキャラメルボックスを観たのは確かこれが最初。芝居見物の初期のころすぎて、もはや粗筋も思い出せない。サンシャイン劇場じゃなくて紀伊国屋サザンシアターってところがミソ。どうも初の再演みたい。観に行ってみようかな。

キャラメルボックスを卒業した私ですが、1本だけ浅くて深い(なんだそりゃ)思い出のある芝居として「僕のポケットは星でいっぱい」があります。これも内容はほとんど覚えていないのですが、1箇所だけ、とても心に響いた内容があって、それを思い出してしまった。

一応情報を追加しておきました

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2009年7月 9日 (木)

割引と演出はできるだけ大胆に

今月の芝居見物計画なんて考えていろいろ調べていたんですけど、候補のひとつであるペンギンプルペイルパイルズのサイトをのぞいたら「初日プラスリピート割引」なんて企画を見つけました(リンク先は公演終了後にたぶん切れます)。

いつも初日の動きが悪いとか、初日の客に評判を広めてもらって後の動員につなげたいとか、狙いがあってのことだと思います。思いついたら試してみるのはいいことです。

ただ、それで9400円が8900円というのは、いかにもけち臭い割引に思えます。あまり割引しすぎると、初日のチケットを転売して、2日目以降のチケットを実質割引にするという裏技が出来てしまうので、難しいところです。

けど、初日に来てもらいたいのであれば、話題を呼んでお客さんの関心を集めないといけません。値引額でアピールするならせめて1000円引、販売額でアピールするなら1500円引の7900円くらいまで頑張れないかと思います。なんだったら、最初から前売の定価を5000円にして、2枚で10000円から2割引の8000円にしてアピールするという作戦もありだったかもしれません。そのものずばりお金の話なので難しいのでしょうけど、初日に来てもらう!という企画の優先順位を高く決めていたのであれば、このくらいの割引は射程圏内じゃないかと。

ついでに言えば、芝居のチケットは元が高いので、このくらいの値引でもまだ高いです。だからこそ割引カードを使うのであれば、大胆に使って欲しいです。

当日券派の私には関係ないんですけどね。

補足。タイトルは最初「割引とXXはできるだけ大胆に」でいくつかパターンを考えたんですけど、なんか下品になったのでこれに落着きました。別に倉持裕の演出が地味とか言いたいわけではありません。

さらに補足。チケット申込サイトのドメインは、独自ドメインでやってください。SSLを使っていても、ドメインが信用できないのでは意味がありません。

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2009年7月 6日 (月)

愛川欽也が自腹で劇場を建てた

奥さんも出しているので完全自腹ではないですが、ここまで来ると道楽を超えています。よほど強い思い入れがあるようで。シアターリーグで見つけたんですけど、本人のブログにも新聞記事の引用という形で載っています。

新しい劇場が建つのは東京都目黒区青葉台。地下鉄日比谷線中目黒駅から歩いて六分という好立地に、敷地面積四百七十八平方メートル、二階建て、客席数百三十五の施設が六月上旬に完成する。
(中略)
「大劇場でも裏側に回るとひどいもんですよ。ある有名劇場で、知り合いのスタッフが休む場所がなくて通路で弁当食っているのを見て、絶対、舞台の裏も充実させようと思った」

 土地は十数年前のバブル崩壊直後に「いつか劇場を建てようと」借金して購入してあった。今回の上物の建設費は約七千万円。妻のうつみ宮土理も「あきれながらも出資してくれて」、劇場名は「キンキン」「ケロンパ」という夫婦の愛称にちなみ「中目黒キンケロ・シアター」とした。

新しい劇場がどれだけ快適なのかも気になりますが、個人的には、愛川欽也が舞台に立ってほしいです。上手いはずですし、舞台も続けているんじゃないかと思うんですが、観る機会がこれまでなかったんですよね。一度だけ、ジャック・レモンの登場する映画で吹替していたのを観て(聞いて?)以来、この人の舞台を観たいなーと興味を持っています。

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2009年7月 5日 (日)

脳梗塞でもびくともしない蜷川幸雄

さいたまゴールド・シアターで真っ先に倒れちゃう蜷川幸雄、とかうっかり冗談にできません。けど、やっぱり改造人間化されているんじゃないかと疑いたくなります。デイリースポーツより

 演出家・蜷川幸雄氏(73)が手がける「NINAGAWA 十二夜」(大阪・松竹座、5~27日)の通しげいこが4日、大阪市中央区の同劇場で行われ た。蜷川氏は6月4日から1週間、脳梗塞(こうそく)で入院していたが、早期発見だったこともあり「この通り、ピンピンしています」と何事もなかったかの ような元気な笑顔。

この前の舞台で4つ座席を挟んでプロンプターをやっていたのが脳梗塞の退院から1ヶ月経っていなかったのか。

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2009年7月 4日 (土)

ラインナップとやる気がかみ合わない東京芸術劇場

就任記者会見が開かれたようですね(前半後半)。発表されているラインナップも、シアターガイドで「1年しか時間がなかった割にはよく揃った」と言っていたとおり、結構期待できそうな印象です。以前、それとなく期待していたので、まずは何よりです。

だけど、それらの公演情報が東京芸術劇場のサイトに載っていないのはどういうこっちゃ。「芸劇eyes」って本当にバックアップしているんでしょうか。芸術監督就任のプレスリリースもないし。せっかく発表したなら、そこから広めていくという発想はないのかな。

おかげで関係あるのかないのか、平田オリザが東京芸術文化評議会評議員就任なんていう発表を見つけてしまったではないか。野田秀樹を調べているのに平田オリザに詳しくなってどうする。

広報スタッフの充実をお勧めします。

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