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2009年8月23日 (日)

当日券で蹴られる

無念。これで今月は芝居を観られないかな。

あとで少し追記するかも。

2009年9月5日追記

追記の代わりにエントリーにしました。

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2009年8月18日 (火)

高萩宏「僕と演劇と遊眠社」を読んだ

最近芝居を観にいけないので、ってわけでもないですけど、「僕と演劇と遊眠社」を読みました。

野田秀樹が怪我をする2章の途中まではどきどきしながら読んだんですけど、それ以降の醒めた感じがなんとも。関係者が現役で、今の仕事にも関係してくるってあたりで率直な物言いは控えることになりますが、それにしても控えめです。

2冊連続で「一勝九敗」も読んだんですけど、こちらの控えめにしようとしても控えめにならないパワフルさと比べると、「高萩は金に淡白すぎる」と野田秀樹に言われるだけのことはあります。途中から遊眠社の映像放送部に参加した北村明子の「名刺入れを置いていかせる」現実全快っぷりと比べても、高萩氏は現場寄りの仕事より、仕組作りの仕事というか、「(お金と才能と場所を)組み合わせる技術」が生かせる仕事のほうが向いている、というのがひしひし伝わってきます。

職業制作者としては日本で有数のパイオニアなんでしょうけど、その人にしてなお、さらなるパイオニアの助けを借りて、それでも七転八倒しながら、後悔に後ろ髪をひかれながらやってきたという絶叫のような本です。自分の選んだ道を進むというのはこういうことだ、と一喝するような。

岩松了とかKERAあたりが、これを芝居に仕立ててくれると面白いんですけど。しかも現役の役者を出演者に起用してくれるともっと面白い。無理ですけど。

以下箇条書きで感想など。

・才能ある野田秀樹との比較とはいえ、自分に演出の才能がないことがわかってあっさり引下がる点で、淡白ですよね。It's none of your businessが心の支えになるという点で、芸術家になるには合理的すぎる人だったんでしょう。
・なんかこういうチョンボが起きることもわかる気がする。
・紀伊国屋の洋書部門で働いていたんですね。だからエディンバラ・フェスティバルのときも英語が大丈夫だったのかな? 仕事で英語が必要になるときに苦しむ私からすると羨ましい。さすが東大とは言いたくないけど、さすが。
・間違いに気づいてでも言い出せないあたりに、情けないことですが共感を覚えます。そうはいっても実績がすごいのは承知の上で。
・グローブ座はオープニングから関わっていたんですね。あれも不遇な劇場です。その経験があってこその世田谷パブリックシアターでしょうか。
・世界の広さを味わってしまって、今の仕事が急激に色褪せるという感覚が、わかる気がします。
・ほとんど出てきませんけど、たぶん、奥さんの存在に助けられることが多かったのではないかと推測します。この本を芝居化する場合には(<しつこい)、ぜひ奥さんの存在をクローズアップしてください。

芝居の制作の仕事ではなく、制作者である高萩氏に興味がわく本でした。

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2009年8月 6日 (木)

この落語がすごい

釣瓶鶴瓶の落語、共演者がすごいことになっています。釣瓶鶴瓶噺はいまいちだったんですけど、これは観に行きたい。全部の日のチケットが手に入るものなら買ってしまいそうなラインナップ。

どうせ平日だから無理なんですけどね。

<2009年8月10日>

「鶴瓶」の記載を間違えていたので訂正。

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2009年8月 2日 (日)

芝居のチケットが売残るのはいいことだ

一般論ですが。

不況は弱い事業者を淘汰して、強い事業者に利益をもたらします。それまで放っておいてもそこそこの利益が確保できていた人たちを一掃しようとします。かくてはならじと、それまで放っておいた人たちが知恵を出して工夫をこらして、商品力の向上に力を入れるようになります。

お客の側としても、それまで高かったり人気があったりして手が届かなかったものが手に入ったり、種類がありすぎてわからなかったものが絞りこまれて選びやすくなったりします。

なので、自分の財布も不況になるという点を除けば、不況というのはチャンスです。チケットの売行きが芳しくないとのことですが、当日券派の私には大歓迎です。7月は結局1本しか芝居を観ませんでしたけど。

紹介したシアターリーグの記事では、当日券を割引いて売る手法の確立について触れられています。それは実現すれば非常にありがたいのですが、もう少し一般に芝居を広げたいのであれば、そのエリアで上演されている芝居の当日券をすべて購入できる窓口を実現してほしいです。エリアというのは、東京なら東京、大阪なら大阪、という単位のことです。

今だと、公演ごとに劇場で当日券を売るがゆえに、劇場で買えなかったらそれまで、他の公演にも間に合わない、ということになります。実際にそれで芝居を観られなかったときもあります。

もちろんこれは、劇団を含む興行主や、劇場などが「すべて」協力しないとできないことですが、お客の利便性を第一に考えるのであれば、やってほしいです。全部が無理であれば、劇場の所有者と興行主がほとんど一致している有楽町や渋谷あたりの劇場が先行して実現するだけでもいいですから。

こうやって考えると、当日券割引販売を何年も前から当たり前のようにやっているキャラメルボックスはやっぱりすごいですね。

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