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2010年2月19日 (金)

青山劇場の人気凋落と没個性化が著しい

私の過疎ブログで地味な人気を誇るエントリーが「赤坂ACTシアター雑感」。なんでかと思って調べたら、どうもみなさん2階席の観やすさを検索してたどり着いているらしい。劇場の危なさを書いたつもりだったけど、別のところで価値がでている。それだけ人気の公演が多いんでしょう。

で、その陰で人気暴落なのが青山劇場。赤坂ACTシアターで現在上演中の三谷幸喜ミュージカルもそうだし、劇団☆新感線、中島みゆきの夜会など、看板公演が軒並みさらわれています。最大席数比較で1200席と1324席の1割差は、客席があればあるだけチケットを売れる人たちには魅力的にうつるのでしょう。ホームページの比較でも、全国からの集客を目指して新幹線や飛行機まで含めて交通の便をアピールするページすら見るまでもなく、やる気のない青山円形劇場の完敗です。単なる推測ですけど、赤坂ACTシアターが上演団体候補をリストアップする過程で、青山劇場の上演団体をねらい撃ちにした可能性もあります。青山劇場は単なる貸し館なのかプロデュース公演も行なうのかわかりませんけど、ここら辺の看板作品の奪回はきつそうです。

かといってあれだけ大きな劇場だと、小劇場を呼びたくても普通の団体では集客、広さがネックになります。小劇場出身で1200席劇場でも通用しそうな団体はBunakmura(シアターコクーン/オーチャードホール)やPARCO劇場(PARCO劇場/ル・テアトル銀座)ががっちり押さえている。だから青山円形劇場まではよくても、そこから青山劇場までがつながらない。

じゃあ商業演劇で、というと、松竹や東宝は銀座有楽町エリアで立派な劇場を持っているので、わざわざ青山劇場で上演する意味がない。ならば芸能プロダクション、というと、ジャニーズはグローブ座を、ホリプロは天王州銀河劇場を自前で持っている。もっと大規模な劇場が必要なら滝沢演舞場なんて最大2割増の1428席の新橋演舞場が拠点だし、やっぱり青山劇場を使う意味がない。

ちなみに青山はよく言えばきれい、わるくいうと(渋谷駅周辺と比べて)店や人通りの賑わいにかけるエリアですが、そのもっと渋谷寄りには東急が2012年に2000席のミュージカルホールの開業を予定しています。Bunkamuraで実績もコネクションも十分の東急が本気を出したら、観客の足が渋谷で止まるかもしれません。

ついでにいうと、舞台が実際の距離よりも遠い気がするんですよね青山劇場は。舞台と客席の一体感を求める団体だと、それを嫌って敬遠するということもあるかもしれません。そこら辺が上手なのは新橋演舞場で、客席の傾斜の緩さと横に長い劇場構造で、客席数の割りにむしろ距離が近いと感じさせてくれます。

とマイナス点ばかりならべてみましたが、さてどうなる青山劇場。

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