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2010年2月15日 (月)

劇団四季がチケットレス開始

詳細はこちらに。根付いてほしい気持ち半分、そうでない気持ち半分、って感じでしょうか。一応公式サイトの説明を載せておきますと

チケットレスサービス「劇団四季スマートチケット」(仮称)
劇場に来るまでに「ご予約」「座席指定」「ご購入」がお済みであれば、当日チケットボックスにお立ち寄りいただくことなく、直接入場口へとお進みいただけます。

「マイページ」
お客様の属性を分析し、最適なコンテンツを表示。嗜好に応じた情報を優先的に提示し、検索の無駄を省きます。航空会社やAmazon.comのホームページのように、お客様のご興味に合わせた情報が的確に表示されるだけでなく、航空会社の「マイル」のような、リピーターや新しいお客様をご紹介いただいた方への特典付与なども検討しています。

「メールコンシェルジュ」
これまで、お客様へ定期的に情報提供を行っていたメールサービスを拡充。メールアドレスをご登録いただいたお客様に「メールコンシェルジュ」が、ニーズに応じた情報を的確にお届けします。

「贈答用ギフトカード」
これまでの演劇のチケットは、予め観劇日を決めなければ発券できなかったので、贈答用としては扱いにくい商品でした。新システム「ウェブプラン2010」では、演劇の「オープンチケット」とも言うべき、贈答用のギフトカードの販売を開始します。このカードを使えば、カードを手にした方のご都合に合わせて、日本全国の劇団四季作品をお求めいただくことが出来ます。企業の販促プロモーションや、大切な方へのギフトとして有効にご活用いただけるはずです。

「チケット譲渡システム」
入場券データの完全電子化により、購入したものの、観劇できなくなったというお客様の救済策として、「チケット譲渡システム」を提供することが可能になります。
こうした興行主自ら運営する“譲渡”システムは業界初。オークションでのチケット譲渡の根絶を目指します。

「劇団四季Web法人営業部─企業への新しいサービス」
劇団四季の舞台を、社員の福利厚生にお使いになる企業向けの新施策。企業の社内ネットワークから、直接、劇団四季のチケットが予約できるようになります。また、予め福利厚生費などを差し引いた金額での販売も可能。あなたの会社と劇団四季が、ダイレクトに結ばれます。

どちらかというと、新しい販路(販売方法)を実現するために紙(物理)媒体が邪魔なので電子化を考えました、というように読取れます。それはマーケティングの成果でしょうから、別に文句をいう筋合いではありません。

で、冒頭で「そうでない気持ち半分」と書いたのは、これが一般に広まると、予約即確保となって人気公演の当日券の競争倍率が上がることが予想されるのと、支払がクレジットカード化されるのがイヤだという2つの理由になります。

そうはいってもこういう大きいところでないとチャレンジが難しい面もありますので、とりあえず成行きと観客にとっての使い勝手を見てみたいと思います。

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