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2010年5月17日 (月)

劇団、本谷有希子「甘え」青山円形劇場

<2010年5月15日(土)夜>

父と2人暮らしの娘。母は娘を産んですぐに家を出て行った。父は娘になるべく外出しないように強要する。ある日、父が女性と再婚することを決めて、女性を家に連れてくる。

こんな粗筋で申し訳ない。事前の予想ほどエロくはない。役者は全員上手で、面白いかどうかと聞かれれば面白いけど喰い足りないと返事をする。なんか消化不良の2時間弱。

よく言えば登場人物の話に集中した脚本は、舞台や日常などの設定描写を省きすぎてなかなか入り込めず。抽象的で美しい舞台も、入退場のルールの自由度が高すぎて場面を思い描くまでに時間がかかる。

それらは認めるとしても、役者の演技の種類と脚本があまり一致しない。たぶん、広岡由里子のすごいデフォルメした(それでいて妙に台詞が自然なのは役者としての力量だと思われる)演技がこの脚本には求められていて、だけど小池栄子と大河内浩の演技が真面目すぎて、なんかテンポが悪くなったんだと思う。あと、水橋研二の演技にメリハリがなくて、そこでもテンポが悪かった。安藤玉恵はかなり頑張っていて、以前がっかりしていたので、これは収穫。

総じて、本谷有希子の演出もっと頑張れって結論になる。脚本のオチは結構面白かったけど、ここから公演後半にかけてよくなるかは、演出の問題なので、ちょっとわからない。

あと、これから当日券で観る人は、たぶん端のブロックは避けるのが吉。自分はほぼ正面の席で観たけど、前と横への演技が多いかもしれない。最後列でも舞台に近いのが青山円形劇場のいいところなので、極力正面よりの席を選びましょう。

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