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2010年9月25日 (土)

TBS・サンライズプロモーション東京主催・制作「志の輔らくご in ACT」赤坂ACTシアター

<2010年9月24日(金)夜>

大工が物知りの隠居に質問した回答を信じた男が「バールのようなもの」、罪人を護送する船の監視役が聞いた罪の話「高瀬舟」、引越したばかりの豆腐屋が近所の貧乏学者に差入れを続けていたら「徂徠豆腐」。

都合がつくのに観たいものがない、と思って探したら見つけてしまった志の輔らくご。芝居に比べたらぐっとお得な値段も、この会場の大きさで成立するのかとおっかなびっくり聴いてみたら、これが成立したので驚いた。自分でも調整は難しいと言っていた時間は、本日は休憩20分を挟んで2時間35分。

1本目は実に気楽に笑い飛ばせる話。2本目は森鴎外の有名な話ですけど、「語り下ろし」って言っていたかな? 枕なしの勝負で、そういうのも落語にあるんだとびっくり。罪人護送の話ってタイミング的にぴったりすぎて、狙ったわけじゃないですよって後で断っていた。3本目も一応人情話なのかな。3本目は一部台詞が怪しかったけど、特にそれで壊れるわけでもなく、すべて楽しめる水準の仕上がりでした。上手な落語は、聴いていて面白いというか、楽しい。

ただ、変な事件がたくさんある世の中だからってのもあるんですけど、枕がちょっと好戦的な感じで、あまり噺家に煽ってほしくないなと願っているんですが、かといって自重するほどのものでもなく、んー笑わせてくれるだけに微妙。

以下雑感。
・この劇場は何かやらないといけない気がする、って言っていましたけど、きっと劇場が立派過ぎるんでしょう。良くも悪くも。
・1階の最後列でも、距離は遠くても顔の高さが合っていたせいか結構いけました。ただこれが2階の最後列でどう見えたかはわからない。声は当然マイクで拾っているので聴こえないことはないですけど、斜め45度から見下ろすと多少印象が変わるかも。
・これ以上大きい会場ではやらないだろうとおもったら、東京国際フォーラムのホールCでの独演会が11月にあった。もう、武道館とか東京ドームまでいかないと大会場への挑戦が収まらんのではないか。
・場所と時間と値段といろいろ条件が重なったけど、背広のサラリーマンが多かったのは、芝居ではなかなか見られない客層。年齢高めだった気がするけど、それでも男女バランスはよかったです。

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