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2011年9月30日 (金)

劇場に告ぐ、イベント情報は積極的に載せてくれ

前に載せわすれたこと。

・主催公演と貸し館公演を分けるな

・PDFにするな

・ほかのサイトに飛ばすな

・もう少し詳しい情報を載せろ

主に公立劇場について。載せたくないなら初めから貸すな。それで宣伝になったくらいで税金の偏った利用とか誰も言わん。あと青山とか。立地に胡坐かくな。

2011年10月のメモ

やっつけメモ。

 

・ゴジゲン「極めてやわらかい道」2011/10/06-10/23@駅前劇場:名前を聞くので。

 

・維新派「風景画」2011/10/07-10/16@西武池袋本店:一度は観たいのにいつも見逃す維新派。

 

・東宝「ピアフ」2011/10/13-11/06@シアタークリエ:大竹しのぶの歌を聞く気分になったら。

 

・新国立劇場「イロアセル」2011/10/18-11/05@新国立劇場小劇場:なんとなく。

 

・風琴工房「Archives of Leviathan」2011/10/19-10/24@ザ・スズナリ:キャッチコピーはいつも秀逸だけど今回はちょっと気になる。

 

・TBS/サンライズプロモーション「志の輔落語inACT」2011/10/27-10/29@赤坂ACTシアター:できれば観たい。

 

・青年団「ソウル市民五部作」2011/10/29-12/04@吉祥寺シアター:五部全部は無理だし観るつもりもないのでどれかひとつ。

 

もっと見つかったら後で追加。

 

<2011年10月4日追記>

 

維新派を追加。

2011年9月27日 (火)

大人の観劇文章

たぶん自分なら糞味噌にけなすところを、これはこうだからいけない、と丁寧に諭す文章の合間に適宜挟まる叱咤。こういう風に書けるようになりたいとも思うし、ここまで書く義理もないとも思う、大人の文章を見つけたのでリンクでご紹介。

<2011年10月6日追記>

妙にアクセスされていると思ったらなんか「他人の感想を読んだだけで観ていない舞台をけなしている奴」と誤解されている。別に観ていない舞台をくさしているわけではなく、この文章のような感想を抱く観劇後の立場になったら自分なら糞味噌に書くだろうな、ということ。

正確かつ簡潔に書けるようになりたいとは願っているけど、誤解されないように書けるようにもなりたいとつくづく思う。

2011年9月25日 (日)

「こんにちは、ぼく、ドラえもんです」「このー、のび太のくせに!」

あとで引用したくなりそうなので載せておく。こちらより。

【進藤:いまや、世界中どこに行っても、ドラえもんに出会いますものね。大山さんは声をアテるにあたって、日本語の美しさを伝えることにとても注意を払ってらしたそうですね。

大 山:そうなの。子どももいつかは「バカヤロー」とか「コンチクショー」を覚えるかもしれないけど、小さいときからそんな悪い言葉を教えることもないで しょ。まず、ドラえもんは子守用ネコ型ロボットだし、子守用のロボットにスラングをはじめからインプットしないでしょうし。

進藤:なるほど。そうですね。

大山:だから、ドラえもんとのび太の初対面のときも、「やあ、オマエがのび太か」なんて、絶対に言わないはずだと思ったの。

進藤:最初の台本では、セリフはそうなっていたんですか。

大山:そう。でも私は「ドラえもんは、こんなこと言わない」と思って、「こんにちは、ぼく、ドラえもんです」と言ったんです。

進藤:うれしいっ! 「ぼく、ドラえもん」を生で聞けちゃった(笑)。

大 山:そこからずっと、目上の人には「はい、そうです」、「ちがいます」と、いい言葉をつかうようにして。友だちどうしでも”ぼく”とか”きみ”って呼びか けるようにしてね。ほかの声優さんにも、きちんとした言葉をつかいましょうよと言っていたんだけど、困ったのがジャイアンね。「てめえ、このやろ、バカヤ ロ」って、いつものび太くんを追っかけ回さなきゃいけないから(笑)。

進藤:アハハ、確かに!

大山:私がそんな言葉はダメって言っちゃったから、ジャイアンも困ったのね(笑)。それまでは「待てーっ」とか「ウォーッ」とか言っていたのに、あるときから「このー、のび太のくせに!」って言いはじめたの。

進藤:悪口なのかどうなのか、わかるような、わからないような(笑)。

大山:でも、言われたのび太がエーンと泣けば、これは罵倒の言葉でしょ。それでジャイアンはその後ずっと「バカヤロー」を使わず、「のび太のくせに!」だけできたのよ(笑)。】

アニメだと出来上がったら口の動きを変えられないはずですけど、長さだけ合せて押し通したんでしょうか。こういうやりとりは普通にテレビの現場で交わされているのかな。ドラマだと逆に現場で変えすぎて脚本家は直すのが仕事って読んだことがありますけど。

それはさておき、これは何で引用したくなりそうなのかというと、役作りだよな、と思ったので。こういうことをどこまで直感で処理して最短でゴールまでいけるかが、役者の勘の良し悪しなんでしょう。

2011年9月16日 (金)

訪問者ひとりあたり440円の投資

この話。劇場は彩の国さいたま芸術劇場のことです。改修が終わった事を受けての記事。

同劇場は一九九四年十月に開場。これまで五百三十万人が訪れているが、老朽化が著しく、改修が課題となっていた。改修の総事業費は二十三億四千万円。

大まかに、16年半で割ると訪問者は1日880人、改修事業費は39万円、なので改修事業費はひとりあたり440円。総額は大きいけど、結構妥当な投資だ。これなら同じ期間だけかければチケット代で回収できる。初期コストとランニングコストはさておく。

問題は、それだけの訪問者が今後も見込めるかどうかと、訪問者イコール有料観客とは限らないところ。前者は蜷川幸雄の寿命と後継者次第、後者は公共劇場ってことでなんか適当な意義を見つけられればいいと思います。今のゴールドシアターをプラチナシアターとかにして、ゴールドシアター第2弾を募集するとか。

気分転換のための算数で他意はないのであしからず。

2011年9月15日 (木)

海外と関係する芝居の話あれこれ

・その1

日本のマンガを原作にしているが、舞台化の許諾権が未解決のまま韓国で上演されたミュージカルを、松竹が日本で興行しようとして漫画家に訴えられる、という話。見つけたのはこちらですけど、引用元の読売より。権利の話でなんだけど、内容把握のために全文引用で。

 松竹が10月から上演を予定している韓国ミュージカル「美女はつらいの」を巡り、漫画家の鈴木由美子さんが、「原作者の許諾がないまま上演するのは著作権の侵害にあたる」として、松竹に上演の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたことがわかった。

 申し立ては14日付。

 同ミュージカルは、美人歌手のゴースト・シンガーを務める体重125キロの女性がプロデューサーに恋をする物語。10月8日から11月6日まで大阪松竹座(大阪市)で上演される予定。

 鈴木さんの漫画を出版している講談社によると、同ミュージカルは、鈴木さんが1997年に刊行した「カンナさん大成功です!」を原作とし、2006年に韓国で公開された映画「美女はつらいの」が基になっている。講談社は映画化の際、韓国企業に許諾を与えたが、ミュージカル化を巡っては、08年、映画にも関わった別の韓国企業と合意に至らないまま韓国で上演されたという。鈴木さんは「心血を注いで生み出したキャラクターとストーリーが自分のものとして認めてもらえず悲しい」とコメント。講談社は「作家の創造性を尊重する姿勢のない上演は許されない」としている。

 一方、松竹は「基本的には講談社と韓国企業の問題と認識しているが、今後も講談社と交渉を続けたい」(広報室)とし、上演は予定通り行うという。

これが本当なら「原作者である漫画家は明らかに上演を認めていない」「松竹はそれを把握しているが、それでも上演は行なう」で、さらに推測されることとして「漫画家の代理人を講談社が請け負っている」で、ひとつわからないのが「講談社がどんな契約で映画化の際の許諾件を与えたか」。なんかいろいろ絶望的なんですが。

一応、松竹の事業のひとつに「演劇のライツビジネス」って入っているのに、これだけ強引なのは赤字でやらかして後先考えられないんでしょうか。部外者としてはやめとけと思うのですが、契約内容を把握した上で、問題ないと判断したんでしょうか。それともディズニーのライオンキングのアレっぷりからすれば契約書があるだけでも余裕とか勇み足したんでしょうか。

で、この手の話は漫画家が専門のエージェントを雇っていればもう少しいいと思うのですが、アニメやグッズならいざ知らず、興行なんて出版社がそれほど詳しいとも思えないので、そこにしか頼れる拠り所がなかった漫画家の不運に合掌。あと上演2ヶ月前に差止めとか言われても代替企画が間に合わなくて引くに引けない事情というのもあると思うので、今度からはもっと早めに訴える事をお勧めします。

・その2

シアターガイドに載っていたので初めて知ったのですけど、維新派って海外公演したことあるんですね。ひょっとして細かく探すと海外公演の実績を持つ団体ってたくさんあるのかも。

ただ、本当に芝居ど真ん中、という団体が海外公演の実績を積んでくれないのは寂しいです。

・その3

これもシアターガイドに載っていたのですが、Kevin Spacey主演のリチャード三世は海外公演を行なうらしく、その中に中国が入っているようです。日本でやらないで中国で上演、ってのが時代を表しています。

別に何でも日本に来ないからって拗ねているわけではなく、すごい上手という話を聴いていたので、観られるものなら観てみたかった。つーか観る機会はあったんだが、そのときはまだ知らなかったし勝手もわからなかったので別のを観たんだ。もったいないことをした。

・その4

ピーター・ブルックの「魔笛」が発表になっていた。埼玉で観たいんだが、期末で立込みがちなこの時期に、ちょっと期間が短すぎやしないか。でも観たいのでメモしておく。

<2011年9月16日追記>

・その5

これも読売から。

ドイツ・ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場の今月下旬からの日本公演(日本舞台芸術振興会など主催)で、福島第一原発事故による放射能汚染を懸念し、当初参加予定だった団員約400人のうち約100人が日本行きを拒否したことが15日明らかになった。

 

 日本公演は9月23日から10月10日までで、主に東京でワーグナーの「ローエングリン」などを披露する。

 

 同歌劇場の広報担当者によると、欠員を補うため外部の演奏家を臨時に雇用する。

オペラは守備範囲外ですけど、来日を決心してくれたことには感謝です。ちなみにドイツは大使館でもこの通りですから。やっぱり読売より。文化班長もいないようでは、そりゃ拒否した人も責められない。

在東京のドイツ大使館(東京都港区)で約10のポストが空席となっており、業務にも支障を来していることが4日分かった。

 

 独外務省職員が福島第一原子力発電所事故による放射能汚染を懸念する余りに、日本への赴任を希望しないためだ。

 関係者の話を総合すると、大使館全職員の4分の1に当たる約10のポストが現在空席になっている。その中には経済部長(公使参事官)、政務班長(参事官)、経済班長、文化班長などの重要ポストが含まれるという。

アーツカウンシルのプログラムオフィサー2011年9月採用者

前に載せた採用の話、決定していたようです。それぞれの人を検索する時間がないのでPDFのリンクだけ載せておきます。年齢を載せなくなったのはまさか私が前のエントリーでくさしたからじゃないよなと自意識過剰な取越し苦労。

継続ウォッチして何か表に出るような仕事が出てきたら掲載、何も出てこなかったらそれはそれで掲載。

2011年9月12日 (月)

劇団☆新感線「髑髏城の七人」青山劇場

<2011年9月11日(日)昼>

豊臣秀吉が天下統一を目指して関東攻めを準備している戦国時代。が、関東では、天魔王率いる「関東髑髏党」が北条一族を滅ぼして関東一円を手中にし、戦に備えて新たに城を築く一方、領内で狼藉の限りをつくしていた。それに対抗して村人を救った若者集団「関八州荒武者隊」と、通りがかって手助けをした正体不明の浪人捨之助。救った村人を送り届けたのは無界屋蘭兵衛が作り上げた、流れ者の色町として名高い「無界の里」。送り届けたまではよかったが、どうやら捨之助と蘭兵衛は知り合いらしい。やがて関東髑髏党の手は無界の里まで伸びてくる。

登場人物の多い芝居は粗筋を書くだけでも一苦労ですね。新感線の代表作と名高い一本に、これでもかと豪華役者を持ってきたキャスティングで、文句を言ったら罰があたるエンターテイメントに仕上がっていました。今の日本でこれを超えるチャンバラ時代劇笑いあり涙あり娯楽大作は、新感線自身でしか創れないでしょう。オールスタンディングオベーションとか久しぶりに見ました。

主役の三人(小栗旬、森山未來、早乙女太一)とかもっと飽きると思っていたんですけど、押しもよし、殺陣の切れもよしで、大劇場で主役を張るとはこういうことかと最後まで感心しっぱなしでした。特に小栗旬がよかった。小池栄子と勝地涼もかなりいい。でもゲストで一番目を引いたのは千葉哲也。出番が少ないのがもったいないけど、逆にあれしかない出番で何に惹かれたのかわからない。いや声に惹かれたのはわかるんですけど、あの声を出せるのがすごい。で、「文句を言ったら罰が当たる」と書きましたが、役者で唯一文句があるのが仲里依紗。このチケット代でその出来は見逃すわけにはいかない。でも芝居の勢いにも助けられたのか、歴代の二大大根テレビ女優と比べたらまだましな部類だったので、精進してください。とりあえずまっすぐ立てるようになってください。

そしてがっちり脇を固める新感線メンバーがまたいい。みんないいんですけど、あれだけ嫌な感じの髑髏党の役で嫌に感じさせない右近健一と、一際大きい拍手をもらっていた高田聖子を挙げておきます。高田聖子も出番が少なくてもったいなくて、それでいてそれだけでも客席を魅了できる役者ですよね。いま思いついて昔のキャスティングを調べたら、やっぱり豪華でのけぞりました。高田聖子は沙霧も極楽太夫もやっていたのか。

最近エンターテイメント芝居に辛口なのですけど、このくらいやってくれるとさすがに感心しきりです。でもこれを観たら他のいのうえ歌舞伎はしばらく観なくていいです。ロッキーホラーショーは観たいですけど。

で、芝居に文句はない代わりに、当日券運が足りなかったというか、五右衛門ロックとほとんど同じ悪い席をつかんでしまいました。今回は見切れこそなかったんですが、スピーカーが真正面で音量がきついし、反対側に役者が固まるので前列の割りに役者が遠いし、散々でした。五右衛門ロックのときはA席扱いだったのに、今回はS席っていうのは異議がある。あれは再考してください。

当日券の情報についていうと、前日電話予約が取れれば中には入れる、ただし立見の可能性もあり。電話予約なしだと販売順の抽選をして立見のみ、それも足りなくてキャンセル待ちになっていました。でも立見料金が8500円でしかも2階席最後方でさらに3時間越の芝居ですから、ぶっつけ本番で並ぶ前に電話予約に挑戦する事をお勧めします。

2011年9月 3日 (土)

再録:チケット代から予想する舞台の出来について

最近はなんか固い話題が続いたので昔のブログから発掘しました。すでに発掘していたと思っていたらまだのようなので、再録しておきます。初出は2004年と、かなり懐かしい。

<ここから再録>

私は「期待の舞台」と題して、気になる舞台を毎週ピックアップしています。劇団、役者、演出家などである程度判断するわけですが、他にも参考基準がいくつかあって、そのひとつにチケット代があります。

もともと学生時代に「X円以上だとまず外れないよ」と先輩に教えてもらったことがあったのですが、何本も観てくると、自分なりの判断が出来上がります。いまのところ、勝手に以下のような目安で分類しています。

・無料:
観てはいけない。

・ - 2000円:
旗揚げしてすぐの場合。旗揚公演に限っては出来のいい可能性はあるが、数回公演してもこの値段だと手を出さない方が賢明。

・ - 3500円:
ある程度公演を重ねた劇団。規模の大きい劇場には向かない作風の劇団、ある程度売れた人たちがユニットを組むなど本公演とは別に上演したい場合、長年公演しているが全然おもしろくない(動員数が伸びない)のでこれ以上の値段をつけることができない劇団、の3パターンが主。玉も石も多い、小劇場という言葉が一番似合う層。

・ - 5000円:
ある程度の評価を得られて、中規模以上の劇場で上演するに耐えうる質を維持している劇団が多い。コアな少数ファンを当てにした、つまらなくて売れない劇団もたまに混じる。スタッフワークのレベルも上がる。

・ - 6500円:
前の層と次の層とのつなぎ。この価格帯の劇団は多くない気がする。はずれが最も少ないとも思う。

・ - 8000円:
商業演劇のレベル。脚本家か演出家か役者に人気者が含まれ、スタッフワークは確実で金がかかっており、その点ではチケット代について納得させてくれる。ただし芝居の出来については結構はずれも混じっていて、チケット代が高い分、外れたときの怒りも大きくなる。

・それ以上:
あまり観たことがないのですが、はずれ度で言えば前の層より大きい気がする。人気者は欠かせない。

こんな勝手な基準を作って参考にしています。以上の値段はその公演の一番高い席を基準にしています。伝統芸能や宝塚や海外モノの日本公演はまた別の基準になります。もちろん、例外となる劇団(団体)がいくつも存在するのは大前提ですが、まったく知らない芝居について判断する目安としては、そこそこ当てはまるのではないかと思います。本当はこれに上演劇場を加味して判断するのですが、それはまた機会があれば。

<再録ここまで>

今もそんなに事情は変わっていない気がします。追加で書くのであれば、8000円越えは芸能人が何人か出る芝居、あるいは演出家(残念ながら脚本家ではない)が上り詰めてそこまでたどり着いた芝居で、芸能人か演出家かどちらかが目当てで観るもの、どちらにも興味がなければ手を出してはいけないもの、です。

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