維新派「風景画」西武池袋本店4階まつりの広場(ネタばれかもしれないものあり)
<2011年10月9日(日)夜>
デパートの屋上から東京を借景にしたパフォーマンス。
すいません、よくわかりませんでした。多分、都会(東京)の日常について、同じ生活の繰返し、電気の無駄遣い、画一化から外れたときの行き場のなさ、それでこの先どうなるよ、ってことをやっていたんだと思います。だと思いますが、ダンスじゃないコンテンポラリーダンスに、斉唱と輪唱が混ざった台詞からは推測するのがやっとでした(ダンスによるメッセージ伝達は未だにわからない苦手分野なもので)。で、この読みが正しかったとして、それは都会ならそんなもの、そこから先のメッセージは何だ、と考えながら観ていたのですが、よくわかりませんでした。強いて推測すれば、電気に関して都会の無駄遣いから原発に対する反対意見でも含まれているのかもしれません。
役者はそれなりに鍛えられた人たちでした。でもああいうパフォーマンスだと個々の見所はわからない。会場の効果もあって、照明と音響はとてもよかった。コンテンポラリーダンスみたいな、台詞のないパフォーマンスが好きな人なんかはいいんじゃないでしょうか。
もう少し演劇っぽい、ギリシャ悲劇っぽい感じで台詞や物語があるのを想像していたので、これはもう完全に相性の問題。あと、かなり冷えるので暖かい格好をしておいたほうがいいです。
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