2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

« 死ぬほど働くものじゃない | トップページ | 2011年11月公演のメモ »

2011年10月29日 (土)

TBS・サンライズプロモーション東京主催・制作「志の輔落語 in ACT」赤坂ACTシアター

<2011年10月28日(金)夜>

ろくに人が集まらないマンションの自治会で防犯対策を話し合っていたはずが脱線に脱線して「異議なし!」。なぜか無理や無茶を言う客ばかりが並んでしまったある日の「みどりの窓口」。質屋の旦那が浪人を招いて碁に興じていたら行方のわからなくなった50両、番頭が浪人を問詰めたら工面して返すと言い出した「柳田格之進」。

1本目はかなり無理やり、2本目で調子を戻して、3本目で本領発揮。3本目はよかったし満足したけど、今まで5、6回観た(聴いた)中では一番出来の悪い回だった。

ただ1本目の無理やりも理由はあって、スポーツの話、経済の話、年金の話、天気や交通の話、などなどの枕で客席の様子を探っていたのだけど、今日の客席はなんとなくばらばらで、全員のベクトルが揃う方向が見つかっていなかった。話の内容に賛成反対ならいいんだろうけど、興味がなくて予備知識がないのであればそもそも何のことだかわからない。自分の例だと、スポーツの話でプロ野球のドラフトと相撲の昇進が話題に挙がっていたけど、どっちも興味がなくてチェックしていないのでものすごくどうでもよかった。場所柄、官公庁勤めの人がいたら経済や年金の話は茶化されるどころの話じゃないだろうし。前回が成立していたのがすごくて、1300人もいれば揃わなくても不思議ないというのは今日初めて気がついた。会場選びは主催側の責任なのだけど、規模だけでなく客層の傾向も含めたパルコのよさがよくわかった。あと、枕に苦労する気持ちもようやくわかった。

枕の最中に、「昔はみんなまともだったから噺家が少し馬鹿を言えばみんな馬鹿を聴きに来た気分になれた、今は世間がおかしすぎて噺家がまともに見えるから噺家がまともな話をして客はしゃんとして帰る」というのがあって、これはいい線をついていると思った。

なんか噺の感想が全然ないけど、柳田格之進はよかったとしか書けない。本日はここまで。

« 死ぬほど働くものじゃない | トップページ | 2011年11月公演のメモ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 死ぬほど働くものじゃない | トップページ | 2011年11月公演のメモ »