雑談3つ
その1。最近よく名前を見かける(けどまだ観たことない)演出家の小川江梨子が、シアタートラムで2人芝居を手がけるらしい。
それはそれとして、制作はシス・カンパニー。まだ日本では数本しか演出していないはずだけど、それをとっ捕まえて1ヶ月公演を任せるこのリスクの取りかたがすごい。さすがは辣腕社長の制作会社。
その2。大阪市長対文楽の話がどうなっているのか、追っていないからわかっていないけど、どうなったんだろう。
この話で一番知りたいのは、これは面白いから保護してほしいという観客側の意見。文化だから保護しろという説はたくさん見かけたけど、面白いから保護しろという説はまだ知らないので、見かけた人は教えてください。
つーか、保護しろという人は一度くらいは観たことあるのかな。別に観たことのない人が保護を主張したらいけないことはないと思うけど、主張したからには一度くらい観に行ってほしい。
この件で一番納得したのは、メモ忘れたので行方不明のTwitterで見かけた「古典芸能なら昔どおりやれと主張する人がいないと続かない、芸術なら新しい要素がないと芸術として成立たない」云々というやつ。木戸銭払って劇場にライブを観に行く観客として、私は舞台には後者を期待したい。
その3。東京芸術劇場が「劇評を書くセミナー」というものをやるらしい。講師陣に興味があって、対象公演もなかなか豪華だから、ひょっとしたら申込めばチケットも手に入るのかなと思いながら読んでいたら「*公演チケットは各自お求めください」という無情な一文が。
いやチケット代は払うとしても、マシーン日記なんか普通に買って買えるものなのか。どっちみち平日だから私は申込みませんが。
ワンダーランド共催ですが、なんか公立劇場はいろんな企画をがんばってますね。存在意義と税金の使い途を他人に説明できるようにするためなのかなんなのか。上の文楽じゃないけど、一般に、存在を脅かす危機があると活性化しますよね組織は。
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