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2013年6月 4日 (火)

世の中マルチキャスト

読んで笑ってしまったのでメモ。幼稚園の学芸会の話。

ある知人の目撃談を紹介しておきます。

お題は桃太郎。主役は桃太郎で、脇役はキジ、サル、イヌになり、敵役は鬼になります。キャストとして人気があるのは桃太郎、妥協してキジ、サル、イヌで鬼は「嫌だ」になるわけです。様々もめた末、鬼が島に向かう桃太郎御一行は

    桃太郎5人
    キジ、サル、イヌは2人ずつの6人
    鬼1人(1人休んだらしい)

桃太郎御一行と言うより桃太郎軍団に膨れ上がり、これが集団で1人の鬼を袋叩きにする様相になったそうで。そりゃ、あまりに多勢に無勢です。

それとこれも聞いた話ですが、白雪姫をやったそうです。誰もがやりたがったのは女の子なら白雪姫、男の子なら王子様、妥協して7人の小人です。魔女(王妃)は嫌がられ誰もならず鏡のシーンからリンゴを食べるシーンまでナレーションで進行です。クライマックスは白雪姫が目覚めるシーンになるのですが、

    7人の白雪姫に7人の王子様、それに3人の「七人の小人」

主役を奪い合った末に脇役が欠員になり、なんの劇かわからなくなったそうです。そりゃ14人も主役が舞台を占拠すれば大変です。

どうもこの手の騒動は年を追う毎にエスカレートしているようで、これも知人から聞いた話ですが、思い切ってリレー方式にしたところもあるそうです。つまりシーン毎に主役や脇役が入れ替わり、誰もが一応ですが公平にしたって感じみたいです。衣装はどうしたんだろうと思わないでもありませんが、きっと何とかしたんでしょう。ただこれは案外好評だったらしく、どっちみち親は自分の子供しか見ていませんから、自分の子供が主役の時のシーンがどこかにあれば満足みたいな感じです。

それはさぞかしすごい発表になったのではないか。おいしいところ狙いという考えはないのかな。魔女とか狙い目だと思うのだけど。ちなみに文学座でも、人数が多いという理由ではありますが、同時キャストというのはやっている(いた?)ようです

ただまあ、昔話をやればそうなるよね、とは思う。もっと短い、もっと登場人物が少ない(相対的に出演者それぞれが主人公っぽく感じられる)話を、少人数のグループに分けてそれぞれ上演させて、出来を比べるとまた親が過熱してしまうと思うけど、グループによって違いを観て楽しむようにもっていければ、素晴らしい。

でもそこまで持っていくのは、平田オリザとまでは言わないけど、ワークショップ慣れした人でないと難しい。普通の人にはちょっとできないし、それができる先生ならこんなことにはならないだろうし。いっそ親が出演して子供が観客の発表会にするか。

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