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2013年12月10日 (火)

Bunkamura主催「マクベス」Bunkamuraシアターコクーン

<2013年12月9日(月)夜>

いわゆるマクベス。

多少の客いじりはあるものの、囲み舞台で真っ向勝負の演出。なんだけど、個人的には非常に残念な結果に。

先に良かったところを挙げると、役者と舞台美術と照明。特に後半で出陣を説得する場面の小松和重と白井晃と、あとマクダフ母子の死を伝えたのは横田栄司でいいのかな? 吉田鋼太郎を彷彿とさせる歯切れのいい台詞は今回の役者で一番。それに魔女やマクダフ夫人。あとは市川しんぺーと福田転球も。劇場に入った瞬間にこれはと期待させた六角形の舞台とそれをシンプルに照らした照明は格好いい。

残念だったのが、毎回同じ役に見える堤真一と明らかに力不足だった常盤貴子の主人公2人、名のある役者を使い捨ててこそのシェイクスピアなのに後半で再キャスティングさせて(自分は)混乱したこと、それっぽい格好と今時のスーツを混ぜて舞台美術と喧嘩した(ように思えた)衣装、怒涛の台詞でメリハリがわからず単調に思えたこと、例のもの(観た人はわかる)まではまだしも最後のアレ(観た人はわかる)はそれまでの真っ向勝負の演出に対してさすがにやり過ぎ。で、値段を考えると、良かったところに対して残念だったところが上回った。

終盤に敵が攻めてきたことを伝えた部下は、一瞬だけど目を引いたので配役表を見ながら探しているのだけど、あれはひょっとして「使者」で配役されている常盤貴子だったのか。だとしたら、そういう所で目を引けるのに、主役であの結果とはもったいない。

自分は正面に座ったので特に問題を感じなかったけど、ベテランが何となく正面向きな演技をしていたような気がしたので、他の角度から観た人たちがどんなもんだったのかは知りたい。

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コメント

12/21(土)夜 山梨から上京、マクベスを観てきました。感想は同感そのもの。何だかモヤモヤ感が晴れず、職場の同僚にも「今回はハズレだな」と報告。途中のアレも最後のアレも?って感じで不完全燃焼。後ろの席の女の子は「シュールだね」と言うだけで、「おもしろい舞台」だとは言っていなかった。
常盤貴子の演技も稚拙で舞台向きじゃないと思う。私も唯一横田栄司さんの演技だけ感心しました。舞台で鍛えた発声と声量には脱帽。一部の役者の声は背中を向けると聞き取りづらい部分もあったけど、横田さんの台詞はよーく聞き取れたもの。ちなみに席はいつもの配置でいえば後ろの方でしたが、今回は舞台が中央だったので、まあまあ良い席でした。1月には青山円形劇場に行く予定。あそこは狭くて、役者と観客の一体感が良いのです。

>じゅんさん

どうも。遠路はるばる上京の観劇お疲れ様です。シェイクスピアは上演する側に技量を求めますよね。個人的には演出で奇をてらわない方がよいと思っています。

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