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2014年1月20日 (月)

<再掲載>歳月は過ぎぬ

インターネットを眺めていたら半年前のツイートが目に入ったので短いのだから全文引用。

つまんない芝居ほどひどいノルマがあるのよ。チケットは当然演劇界では売れないから、勢い彼らは普段演劇見てない親族友人知人に売ることになり、見にきた人びとは 「演劇ってつまんないんだなー」と思って帰っていく。この悪循環。

自分については、最初の挑戦で首尾よく感動できる芝居に出会ったことは「芝居初心者の最初の1本にはパルコ劇場をお勧めする」に書いた。ついでにもう一本引用しようと思ったら初代ブログのエントリーだったので今さらながら採録する。

<ここから再掲載>

私は最初に観た舞台が「大切なバカンス」です。ピスタチオの鍛えられたマイムと、美しい前半から残酷な結末に至る脚本に魅了されました。直後に退団されたため、ピスタチオで拝見したのはそれっきり、あとはキャラメルボックスの「My Belle」とクチーナミラノの「幸せな孤独な薔薇」、計3本しか拝見していません。個人的には、役者以上に脚本家としての才能に恵まれていた人だと認識しています。

「大切なバカンス」の当日パンフの中にある
   上品にしていないと駄目
という言葉を目にして以来、こういう斬新な価値観に触れたくて、劇場通いを続けています。

最後に拝見したのは「幸せな孤独な薔薇」の楽日、スタンディングオベーションの中、薔薇の花束をもらってうれし泣きをした姿です。拝見した回数は少なくても、それぞれにいいタイミングで舞台を観ることができて私は幸運でした。

故人の冥福をお祈りします。

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「追悼・田嶋ミラノ」と題して、私が以前「えんげきのぺーじ」に書込んだ内容です。もちろん、故人一人が芝居という分野の輝きを背負っていたわけではありません。私はそれからも芝居を見続けて、すばらしい芝居も数多く観て参りました。ただ、それらと比べても明らかに独自であったという印象は今でも抱いたままです。

故人の命日は6月20日。若干遅れましたが、一周忌に際して上記の文章を採録するとともに、重ねて故人の冥福をお祈りします。

<再掲載ここまで>

これは2004年のエントリーで、10年以上経った。一周忌で「歳月は過ぎぬ」とタイトルをつけて、そこから10年経って、まこと歳月こそは過ぎぬと覚えはべりしか。

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