東京芸術劇場主催「おそるべき親たち」東京芸術劇場シアターウエスト
<2014年3月8日(土)昼>
ひとり息子を溺愛して育てた生活能力のない母、その妻に無視される夫、かつての夫の婚約者で今も独身の姉。ある日、無断外泊した息子が、結婚すると言い出す。結婚に反対する母をなだめて話を聞いた父は、息子の結婚相手が自分の愛人であることに気がつき愕然とする。正式に相手を紹介してもらうため、翌日、婚約者のマンションに一家が揃う。
役者の実力を堪能してもよし、ゲスな登場人物(それはタイトルから想像つくでしょう)に感情移入してもよし、筋書きを楽しんでもよし、ただし観終わったあとに気分が重くなるので、むしろそういう芝居を望む人への挑戦のような脚本。個人的には苦手な部類だけど、よくできた脚本ではあるし、これが50年以上昔の脚本というところがまたすごい。長台詞が多い。
佐藤オリエが初見だったけど、存在感とはまたちょっと違う要所を押さえた演技は何て表現すればいいんでしょうね。
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