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2014年4月 6日 (日)

雑多な感想4本

他の人のブログより。

その1。「S高原から」の感想でこんなものがあった。

 ところが平田オリザの作品のひとつの特徴は過去の演技の記憶がたとえ呼びさまされたとしても作品の印象そのものはそれほど変わりがないことだ。

AチームとBチームを観て、Bチームが良かったとも書いてあるので、Bチームしか観られなかったのはそんなにがっかりしなくていい、むしろ観られた1本がBチームだった自分はラッキーくらいな感じになりました。それにしても、観た回が違うとはいえ、目を引いた役者の違いというのは面白い。


その2。タイトルだけで内容がわかりますけど、「好意的なツイートばかり集めたtogetterを劇団が作るのはほめられたことじゃないけど、まぁいいじゃん。」というエントリー。

たしかに褒められたことではないが、もう、これはほぼ問題ない範囲だと思う。世の中にある物事の軽重というものを考えていけば、批判するにあたらないレベルだ。
(それで、ツイーター好意的な感想ばっかりでびびってマス!!とか書いたらだめだけど)

自分のブログが紹介されていたあの劇団かな、と思ったので気になった。自分もだいたい同じような感想。自分でやらせツイートを混ぜたわけでもなし。だいたい、裁判だって自分が不利になるような証言はしなくてもいいのだし。これくらいは健全な宣伝の範囲。


その3。スーパー歌舞伎の佐々木蔵之介を評してのコメント。ネタばれになっているので注意。

だからねえ、蔵之介さんは勿論立ち姿もいいしニュアンスとしてはいい芝居をしていると思うのだが、もっと来いよお!とも思ってしまうのだった。理屈じゃない上乗せがないとどうにも十和とのパワーバランスがなあ。お前のピスタチオ魂そんなもんじゃねえだろう!と古い話を持ち出したくなってしまう罠。

「お前のピスタチオ魂」とか今ごろ出てくるか、全盛期の惑星ピスタチオに脳みそやられて(失礼)引きずっている人が世の中には一定数いるのだな、ということに思いを馳せて苦笑いしてしまった。

さらに一昔前につかこうへいとか唐十郎とかにはまってしまった人たちと同じようなもんなんでしょう。私はもう少し遅かったので、そこまでひどくはないのですけど、たまに「大切なバカンス」とか「ナイフ」の場面とか思い出したりするくらい、遅れた私にもかなりのインパクトを残しています。


その4。興味津々のワークショップレポート。3日間あるということを考えても、演出が役者宛てというより場面宛て、みたいになっているのが面白い。もっと細かい演出もあったのかな。

それにしても計4回のレポートと予告しつつ、2回目以降がまだ出てこないのは焦らせすぎ。

<2014年4月10日(木)追記>

残り3回のレポートが出ていた。以前読んだ本を思い出した。アクターズスタジオ出身者の話だからいろいろつながるところがありますね。ちなみに全4回のうちどこが一番だったかというと以下。

・私はワークショップが終わってから現実に戻ってくるまで、(レポート準備もあったとはいえ)丸2日間はかかった。

ありましたそういう経験。慣れなんでしょうけど、脳みその普段使っていない場所を使った一般人の感想としては、やっぱりこれですよ。脳科学者に訊いてみたい。

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