パルコ企画制作「志の輔らくご in PARCO」PARCO劇場
<2015年1月18日(日)昼>
卒業の記念に旅行を計画して叔父に借金しにきた甥だが、お願いしているのにスマホを見てばかりで「スマチュウ」。拾った財布を届けてみれば例も言わない相手と殴り合いの喧嘩になってとうとうお白州に「三方一両損」。富山の薬売りがまだそこまで有名でない江戸時代、留守の間に手代たちに置いていかれた薬箱、そんな商売が成立つわけがないと疑心暗鬼に陥った番頭の心持は「先用後利」。
今時の世相を映した新作の一席目。よく知られた話だと思っていたらもっとオチがあったのを初めて知った二席目。富山の新幹線開通を記念して作られた三席目。どれも面白いけど三席目はこのまま埋もれさせてしまうらしい。さらに面白くできるのにもったいない。一席目と二席目との間の映像がまた面白いのだけど、座席によっては見えないらしい。我慢してください。
満足以上に言うことはない。今年でパルコで演じるようになってから20年目(という数え方)らしいけど、死ぬまで続けてほしい。ただ、1日1回公演がもったいないので、空き時間に誰か他の人の独演会をいれたらいいんじゃないの、とは思う。
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