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2015年3月25日 (水)

劇団東京ヴォードヴィルショー「田茂神家の一族」紀伊國屋サザンシアター

<2015年3月20日(金)夜>

人口が100人ちょっとの小さな村。前の村長が怪我で勇退し、後継者の予定だったその長男は選挙運動中に事故死。急遽行なわれた補充選挙には村長の他の親類一同が5人も立候補。投票日を2日後に控えて一同が合同討論会を開催するがそれぞれの家族が協力しての中傷合戦に。果たして有権者の心をつかめるのは誰か。

この設定からきっちり転がしていくのはさすがの三谷幸喜だけど、東京ボードビルショーの持味に合せたか、脚本の設定に合せて意図的に演出したか、全体にもっさりした印象。さらに開始早々オチを想像したらそれが結構当たってしまい、がっかり感は否めず。「君となら」を観た今となってはあのレベルまで自分でハードルを上げてしまう。2時間弱の芝居だったが、感覚では、このオチで1時間、そこからあとでもう1時間くらいの密度がほしい。

そのもっさりした感じの中でも、きっちりコントロールしているように見えたあめくみちこは目を引いた。ゲストの角野卓造は挙措発声とも存分に発揮していたけど、伊東四朗は役どころの割りに抑え気味で、客としてはもっと見せ場を設けて活躍させてほしかった。体の向きに関わらず声が均一に聞こえたけどマイクを使っていた?

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