大人計画ウーマンリブ「七年ぶりの恋人」下北沢本多劇場
<2015年10月31日(土)夜>
昭和の懐かしのアイドルが、余りに姿が変わりすぎて出られないと生放送の出演を拒否する、という話を通しつつ、まったく関係ない話も含むコント集。
多目のアドリブ、自分も出演中の宮藤官九郎がそれを観て笑うところ、伊勢志摩をキャラクターに採用したコントまで。何か既視感がと思ったらタイトルからして「七人は僕の恋人」の路線だ。どちらかというと笑わせるより笑われる方面を目指したか。あまり深いことを考えてはいけない。楽しんだものの勝ち。
じっとしていられないグループが歌って踊る場面が妙に全員上手なあたりにアホな大人の馬鹿騒ぎ感が漂ってよいけど、出演者に投げっぱなしで各自が力技だろうが何だろうが笑わせないといけないところに丸投げで追い込んで責任を取らないあたりは、昼に観た芝居よりもある意味で大人のコント。
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