2017年上半期決算
中間決算です。まとめが遅れて、すでに下期の芝居を何本も観た後です。
(1)野田地図「足跡姫」東京芸術劇場プレイハウス
(2)カタルシツ演芸会「生きてる時間」あうるすぽっと
(3)Bunkamura/キューブ企画製作「陥没」Bunkamuraシアターコクーン
(4)世田谷パブリックシアター企画制作「お勢登場」シアタートラム
(5)M&Oplays製作「皆、シンデレラがやりたい」下北沢本多劇場
(6)PARCO Production「不信」東京芸術劇場シアターイースト
(7)シス・カンパニー企画製作「死の舞踏」Bunkamuraシアターコクーン
(8)鳥公園「ヨブ呼んでるよ」こまばアゴラ劇場
(9)KAJALLA「裸の王様」天王洲銀河劇場
(10)シス・カンパニー企画製作「令嬢ジュリー」Bunkamuraシアターコクーン
(11)劇団青年座「わが兄の弟」紀伊國屋ホール
(12)青年団・こまばアゴラ演劇学校無隣館「南島俘虜記」こまばアゴラ劇場
(13)ローザンヌ・ヴィディ劇場製作「ウェルテル!」静岡芸術劇場
(14)新国立劇場主催「マリアの首」新国立劇場小劇場
(15)イキウメ「天の敵」東京芸術劇場シアターイースト
(16)劇団☆新感線「髑髏城の七人(花組)」IHIステージアラウンド東京
(17)iaku「粛々と運針」新宿眼科画廊地下
(18)青年団「さよならだけが人生か」吉祥寺シアター
(19)新国立劇場主催「君が人生の時」新国立劇場中劇場
(20)文学座「中橋公館」紀伊國屋ホール
以上20本、隠し観劇はなし、チケットは当日券狙いで並んでいたら余った券を譲っていただき端数をおまけしてもらったのが1本だけあり、他はすべて公式ルートで購入した結果、
- チケット総額は119900円
- 1本当たりの単価は5995円
となりました。むきになってこれだけの本数を観たので、プロデュース公演が盛んな昨今ではもっと単価が高くなるかと思いましたけど、逆に本数を多く観た分、相対的に単価の安い劇団芝居も混ざりました。
よかった芝居を挙げると、圧巻の(1)と熟練の(3)、すでにマニアの評判は高かったけど実際に観てよかった小劇場系の(5)(8)(17)、老舗劇団の実力を見せた(11)(20)、押さえておいて正解だった(14)(18)、になります。このくらいの本数になってくると玉石混合というか、打率が5割なら上出来という印象ですけど、それでももう少し、特にプロデュース公演には頑張って欲しかった。上半期ベストは(1)と(11)で争うところ、上演時の騒音問題で(11)は減点になって(1)を選びます。今さら、またもや野田秀樹ですけど、これは本当によかった。
観たあとに感想をアップする時間が以前にも増して遅くなってきているので、下期からは感想をもっと短くそっけなく書くことを考えています。すでに何本か書きましたけど、三行に収まらない三行広告みたいになっています。そこは目をつぶっていただけると助かります。
引続き細く長くのお付合いをよろしくお願いします。