小劇場のポスターを見てもまったく訳分からん人の意見
Twitterでこんな意見を見かけました。メインの人の前半部分を引用しておきます。
あまり小劇場を見ない友人から「小劇団見てって誘われても、ポスターのあらすじも作者のおもんないポエムみたいなん多いしポスターも抽象的で、全く訳分からんのに短くない時間も安くないお金もはたいて気軽に見に行けん、皆なんであんな分かりづらくするん?決まり?」って言われてぐぬぬってなった
合わせて「そらポスター見てもSNS見ても中身まったく訳分からんから(わざと隠してるんか知らんけど)、そんなん名前が売れててすでに固定客ついてる有名劇団か売れっ子タレント使ってる所以外の作品には、そらキャスト繋がりの身内しか来やんやろ」って言い放っててぐうの音も出ねぇぜって…
友人は商業メインだけど演劇好きで「単純に今時ようわからん作品のポエムとかポスターだけ見て行こってなる程金と時間持て余してる奴少ないし何が目玉も伝え切れんと"頑張るので来てください!"って。誰がそんなお情けで金払えるかよ」って言っててお前は前世で演劇人に村でも焼かれたんかって思った
そうなんですよっ!生で見る舞台やからこそ極力ネタバレしたくない制作陣側も分かるし、情報が全くない中でチケットを買おうか不安になる消費者側の気持ちも分かるし…友人は演劇自体は好きで色んな所に足を運ぶ人なんでその人からの言葉は説得力ありました…
詳しくは聞いてませんが「出演者も"おもろいです"とか"頑張ります"じゃなくていっぱしに表現者名乗るんやったらもっと書き方個性出したらええのにね」とか「パッと見て何の情報も伝わって来ないポスターってポスターの意味成してなくない?見る人がおってこそのデザインやろ」とは言うてた気が…
どこかで読んだことがあるような気がしたら自分でも似たようなことを書いていました。やっぱりそうだよなあと観客の立場でうなずきながら読みました。一点だけ反論するとしたら、ネタばれしたくないのではなくて、脚本が完成していないどころか粗筋があればいいほうだからチラシ作成の段階でアピールすべき内容がわからないケースはかなりの数に上るのではないかと推測します。
初期の五反田団みたいに確信的に貧相なチラシを入れていたところは別として、チラシが駄目でも内容がよかったという公演はあるんだろうか。そもそもそういう公演に足を運ばないのでわからないけど、ないんじゃないか。
最後に繰返しの繰返しになるけど、脚本家、演出家、役者に勝る観劇判断材料はない。
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