松竹製作「御存 鈴ヶ森」歌舞伎座
<2019年4月13日(土)昼>
雲助の物取りがたむろする鈴ヶ森。そこでつかまった飛脚が命惜しさに差出した手紙にあったのは、故郷で人を殺めて手配になった白井権八の名前。捕まえれば褒美がもらえると一同が色めきたったところにやってきたのはまさにその人で、繰広げられる大立回り。そこに駆けつけたのが幡随院長兵衛。
菊五郎が白井権八で吉右衛門が幡随院長兵衛。落語その他でこの2人が有名になっていて、その出会いの場面が特に有名だからご存知という題名、という前知識も今は必要とされる時代。大立回りのところでいろんな切られかたをするところが見所。深いこと考えずに楽しんでくれや、という1本。
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