新型コロナウィルスを受けて歌舞伎座はマスクで接客中
新型肺炎の流行が危ぶまれる昨今ですが、二月公演の歌舞伎座は客案内のスタッフがマスクで接客していました。ご理解くださいと開演前のアナウンスでも流しています。幕見席で観たのでロビーの状況は不明ですが、おそらく同じだと思います。
ざっと計算して1ステージ2500万円、1ヶ月で12億5000万円のチケット代、そこにお土産や食事が乗る自前劇場の公演なので、なりふり構っていられない、という態度でしょう。とてもよいと思います。あの人数のマスクがよく確保できたな、という驚きもあります。マスクで感染は防げないとか言われていますが、対面で会話する機会の多い職業ならあったほうが多少なりとも感染率は下げられると思います。従業員にも客にも、安全アピールする意味もあるのでしょう。
他に日生劇場は1階に消毒用アルコールが置いてありました。東京芸術劇場も少なくとも地下の駅連絡通路のところには消毒用アルコールが置かれていました。ちら見ですが、使う人は使っていました。
歌舞伎座がやっているくらいだから他も真似したっていいだろう、といいたいところですが、マスクや消毒用アルコールが品薄なのがつらいところです。
<2020年2月25日(火)追記>
タイトルに「新型コロナウィルスを受けて」を追加。
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