2020年7月8月のメモ
公演が始まったものを並べた、本当のメモという感じです。新型コロナウィルスがまだ油断できないご時世にわざわざ観に行くものかなあと悩むのと、4か月も芝居自身の話題がないと芝居を観に行く習慣が薄れてくるのとで、どうしたものだか。観に行くなら、少なくとも前売券を準備しての見物にはなります。当日券派を長年通してきましたけどさすがに無理です。
・PARCO Production「大地」2020/07/01-08/08@PARCO劇場:Social Distancing Versionと銘打ってそれもネタにすると宣言したオープニングシリーズでもある三谷幸喜の新作
・燐光群「天神さまのほそみち」2020/07/03-07/19@ザ・スズナリ:別役実を追悼する1本、換気と座席間隔確保もするそうです
・新国立劇場主催「願いがかなうぐつぐつカクテル」2020/07/09-07/26@新国立劇場小劇場:ミヒャエル・エンデ原作の大人も子どもも一緒に楽しめる演劇公演企画は、「チック」が良かった小山ゆうなが良さそうな役者と組んでの座組
・世田谷パブリックシアター企画制作「殺意」2020/07/11-07/26@シアタートラム:副題に「ストリップショウ」と付く三好十郎の一人芝居を、栗山民也演出で、鈴木杏が挑戦
・DULL-COLORED POP「アンチフィクション」2020/07/16-07/26@シアター風姿花伝:客席を減らした劇場で脚本演出出演すべてを谷賢一が行なう一人芝居、初日と千秋楽は有料配信もあり
・東京芸術劇場企画制作「赤鬼」2020/07/24-08/16@東京芸術劇場シアターイースト:タイバージョンを4チームに分けて1日1公演を5日間ずつ割当て、野田秀樹は演出に専念
・新国立劇場主催「イヌビト」2020/08/05-08/16@新国立劇場中劇場:長塚圭史、近藤良平、首藤康之、松たか子の4人がまたまた集まった大人も子どもも一緒に楽しめる演劇公演企画は、ダンサー10人も参加しての新作
他に野田秀樹の「赤鬼」が東京演劇道場メンバーで上演予定でしたが、東京芸術劇場のサイトに今のところ情報はなく、会場のシアターイーストは空白です。どうせ即日完売できるから発表してから中止にならないようにぎりぎりまで新型コロナウィルスの様子を見ているのか、予定していたメンバーが自粛期間に経済的に耐えられず離脱してしまい座組を見直しているのか、あれだけ叩かれた野田秀樹が上演が嫌になって公演中止にして芸術家として尊重される海外移住を計画しているのか、どれなんでしょう。
<2020年7月3日(金)追記>
公演が決まった「赤鬼」は私の好きなタイバージョンで、17人出るスタイルなので、発表が遅かったのはおそらくメンバーをギリギリまで絞っていたものと推測されます。なお4チームといってもABとCDに共通で出るメンバー(一部変則あり)がコロス、1チームしか出ないメンバーがメインの4人だろう、まで当てをつけて東京芸術劇場に載っている顔写真を見ると、メインの4人の配役は想像がつきます。この期間にどれか1本だけ観るなら「赤鬼」というくらい好きで、この機会にお腹一杯にするため去年なら4チーム全部観るのに挑戦したと思うのですが、本日の新型コロナウィルス感染者数が全国で207人、東京で124人とうなぎ上り。しかもシアターイーストで1日1公演だとチケットの数がものすごい少なくて、悩まざるを得ません。
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