2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« 愛が憎しみを生む新型コロナウィルス下の宝塚 | トップページ | 新型コロナウィルスに臨んで上演中止のテンプレートにしたくなる対応例の紹介 »

2020年12月26日 (土)

新型コロナウィルスに対応した彩の国さいたま芸術劇場のインタビュー

ステージナタリーがシリーズ化してくれるのか前回の東京芸術劇場のインタビューに続いてさいたま芸術劇場にインタビューしています。今回のインタビュー相手は業務執行理事兼事業部長の渡辺弘。「ワレワレのモロモロ」でアフタートークに出ていた人ですね。肩書を2020年の組織図で調べると、事業部長は館長と並列で、しかも業務執行理事は芸術監督と一緒に理事にぶら下がる人だから、やっぱり偉い人です。

ただまあ、すごい淡々としたインタビューです。先が見えないといいつつ企画が動き始めたから過去を振返らないのか、長いキャリアの中で動じないのが習い性になっているのか、そこはわかりません。それでも、4月の時点でワクチンができるまでと見据えていたのはさすがです。

全文は読んでもらうとして、そのころの雰囲気の個所を記録しておきます。

──自粛期間中、劇場は表向き、休館していたと思いますが、スタッフの方々はどんな動きをされていましたか?

基本的にはリモートワークでしたが、週に1・2回は劇場に来て、先の公演を中止するのか延期するのか、チケットの発売日を延期するのかとか、そういう会議ばかりしていました。また公演が中止・延期になるのは仕方ないのですが、中止・延期する場合のスタッフ・キャストの保証をどうするかという問題は、経営に大きくのしかかってきて。そこでほかの劇場と連絡を取り、どう対処していったらいいかという話をしました。そうした動きがやがて緊急事態舞台芸術ネットワークにつながっていきます。「公演中止・延期」と言っても、チケットの払い戻しにも1枚数百円の手数料がかかりますし、保証などの経費が出てきます。また劇場の収入源である貸館も次々に中止や延期となり、返金が急増していって。クリエーティブな仕事をしているはずなのに、事態を収拾する仕事ばかりしていました。東日本大震災のときにも公演が中止になりましたが、あのときは復興という希望があった。でも今回は希望が見えないのが一番つらいです。どこに向かって何をすればいいのかがわからない。そこから「それでも何かやっていこう」と思うまでには、少し時間がかかりました。

──渡辺さんご自身としては、具体的にはいつ頃から公演再開を考えていたのでしょうか。

4月の時点では、ワクチンができるまでは無理だろうなと思っていました。僕らはライブの仕事なので、ワクチンができるまではこれまで通りにはできないだろうと思ったんです。むしろ1・2年でこの状況が終わればいいなと思いました。

« 愛が憎しみを生む新型コロナウィルス下の宝塚 | トップページ | 新型コロナウィルスに臨んで上演中止のテンプレートにしたくなる対応例の紹介 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 愛が憎しみを生む新型コロナウィルス下の宝塚 | トップページ | 新型コロナウィルスに臨んで上演中止のテンプレートにしたくなる対応例の紹介 »