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2020年12月20日 (日)

ヨーロッパ全体にロックダウン傾向でもちろん劇場も対象に

2か月前にも「新型コロナウイルスでイタリアは劇場再閉鎖」や「ブロードウェイが延期の延期の延期の延期になっている」というエントリーを書きましたが、その最近版です。なんでこんなことを繰返しメモしているかというと、「生命維持に必要不可欠」という言葉に欣喜雀躍していた人たちに、当のドイツを含めてこれだけ疫病が蔓延したら劇場閉鎖の方針に遠慮がないってことを改めてむし返して記録しておきたいわけです。

ドイツはBBC「ドイツ、クリスマス期間に厳格なロックダウン 感染拡大で」より。12月14日付です。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は13日、同国で新型コロナウイルスの死者と感染者が記録的な人数に達していることから、クリスマス期間に厳しいロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。

新たなロックダウンは16日から1月10日まで実施する。メルケル氏は16州の首相らとの会合後、「早急に行動を取る必要」があると述べた。また、クリスマスの買い物によって社会的な接触が「著しく」増えているとの見方を示した。

生活に不可欠ではない商店は、16日から全国的に営業を停止する。学校も閉鎖され、子どもたちは各家庭が可能な限り面倒を見る。

1つの家での集まりは、最大2家庭の計5人までに制限される。クリスマス時期の今月24~26日だけは、各家庭が親族を4人まで、複数の家庭から招くことができる。

レストランやバー、レジャー施設はすでに先月から閉鎖されている。国内の一部地域では、独自のロックダウンが実施されている。

国内で2番目に人口が多いバイエルン州は、感染者が多い一部地域で実施してきた夜間外出禁止令を州全域に拡大する。

イギリスはBBC「ロンドンなどで警戒レベル最高に 飲食店は持ち帰りのみ、劇場も閉鎖へ」より。12月15日です。

イギリスのマット・ハンコック保健相は14日、イングランド南部のロンドンとエセックス州の大部分、ハートフォードシャー州の一部地域で、新型コロナウイルスの警戒レベルをティア3(最も高い)に引き上げると発表した。

これらの地域は16日午前0時1分からティア3となり、最も厳しい制限が敷かれることになる。

ハンコック保健相は、このほど発見された新型ウイルスの新種が、イングランド南部での急速な感染拡大に「関与しているかもしれない」と話した。

ティア3では、パブやレストランは配達やテイクアウト営業のみとなる。また、劇場やボーリング場など屋内の娯楽施設は営業停止となるほか、スタジアムなどでのスポーツ観戦もできなくなる。
(中略)
ウエスト・エンドでミュージカル「レ・ミゼラブル」を興行しているプロデューサーのサー・キャメロン・マッキントッシュは、今回の政府の発表は「大きな打撃」だと語り、劇場が安全な興行のために行ってきた努力が「無価値になってしまったようだ」と述べた。

ロンドンのサディク・カーン市長も、政府発表は企業にとって「非常に残念な」ものだと話した。その上で、新型ウイルスが「間違った方向に」加速していることは明白なため、ロンドン市民は新たな規制に従うべきだと訴えた。

その後ロンドン周辺はティア4になりました。外出禁止令です。BBC日本語版の記事が見当たらないので英語版をGoogle翻訳で引用します。12月20日付「Covid-19: Christmas rules tightened for England, Scotland and Wales」より。12月20日から2週間です。ウィルスが変異して感染力が強まっているという話はこの記事の後半に載っています。

ボリス・ジョンソン首相は、科学者が新しいコロナウイルス変異体がより急速に広がっていると述べた後、ダウニング街のブリーフィングでイングランドの変更を発表しました。

イングランドの2回目の全国封鎖と同様に、ティア4の制限は、ケント、バッキンガムシャー、バークシャー、サリー(ウェイバリーを除く)、ゴスポート、ハバント、ポーツマス、ロザー、ヘイスティングスを含む、現在ティア3にある南東部のすべての地域に適用されます。

また、ロンドン(32のすべての区とロンドン市)およびイングランド東部(ベッドフォード、セントラルベッドフォード、ミルトンケインズ、ルートン、ピーターバラ、ハートフォードシャー、エセックス(コルチェスター、アトルズフォード、テンドリングを除く)にも適用されます。

スコットランドでは、Covidの制限はクリスマスの日にのみ緩和され、スコットランド本土はボクシングデーからの最も厳しい制限の下に置かれます。

スコットランド首相のニコラ・スタージョンは、変更の概要を説明し、2月にウイルスを抑制するためにもっと早く行動したかったと述べ、「ここに立って、これは実際に泣きたい」と付け加えた。

英国の他の地域への旅行の禁止は、祝祭期間中にも適用されます。

ウェールズでは、マーク・ドレイクフォード首相が深夜から封鎖されると発表した。

現在、北アイルランドの現在のクリスマス制限を変更する計画はありません、とBBC NewsNIは理解しています。国は12月26日から6週間の封鎖に入る予定です。

イギリスのTier4地域では、外出禁止令が出されており、仕事や教育のために旅行しなければならない人は免除されています。

社会的混合は、オープンな公共スペースで一人に会うことにカットされます。

美容院、ネイルバー、屋内ジム、レジャー施設とともに、必須ではない小売店はすべて閉鎖する必要があります。

他の場所の人々は、Tier4エリアに旅行しないようにアドバイスされます。

制限は2週間続き、最初のレビューは12月30日に予定されています。

フランスとオランダもBBC「欧州で新型ウイルス対策強化 ドイツはロックダウン強化、フランスは夜間外出禁止」より。12月16日付です。

フランスでは2度目のロックダウンが終了し、代わりに夜間外出禁止令が発表された。

これまでは日中でも外出理由を書いた書類が必要だったが、今後は午後8時から翌午前6時までの間に短縮される。
(中略)
オランダは5週間のロックダウン期間に入り、これまでで最も厳しい制限が敷かれている。

日用品以外の小売店や映画館、美容院、ジムなどが全て営業できなくなったほか、16日からは学校も閉鎖される。また、3月半ばまでは不要不急の旅行を予約しないよう推奨されている。

しかしクリスマス前後の3日間には若干緩和され、各世帯は3人まで人を招いて良いことになっている。

イタリアはNewsweek「イタリア、クリスマスと年末年始に全土ロックダウン コロナ抑止へ規制強化」より。12月19日付です。

イタリアのコンテ首相は18日、クリスマスと新年の休暇の大半に全国でロックダウン(都市封鎖)を導入すると発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大を食い止める狙い。

新しなルールでは、生活に必須でない店舗は24─27日、31─1月3日、同5─6日に閉鎖される。これらの日は仕事のほか、通院や緊急の場合のみ外出が許される。

ちなみにスウェーデンの話をAFPBB「スウェーデンで第2波猛威、コロナ対策『失敗した』と国王」より。12月18日付です。

強制力を伴わない独自の新型コロナウイルス対策で物議を醸してきたスウェーデンが、予想外に大きな感染第2波の猛威に苦しんでいる。カール16世グスタフ国王(King Carl XVI Gustaf)は、国内で多くの死者が出ている点に触れ、「われわれは失敗したと思う」と述べた。
(中略)
 新型コロナ対策でスウェーデンは、強制力のある措置をほとんど取らず、マスク着用も義務化しないなど独自路線を貫いてきた。市民の「責任感」に頼る方針で、感染対策の勧告を無視しても罰則はない。

 メディアが「集団免疫」戦略だと報じる一方、スウェーデン政府が公式に集団免疫獲得を目指していると表明したことはない。ただ、保健当局者らは、春に感染者が多かったことで第2波は弱まるだろうとの見解を示していた。

 ステファン・ロベーン(Stefan Lofven)首相は17日、記者会見で国王の発言について問われ、政府がすでに認めたことを繰り返しただけとの認識を表明。「もちろん、これほど多くの国民が亡くなったという事実は、失敗としか考えられない」と述べた上で、戦略全体の「真の結論が導き出されるのは、パンデミックを乗り越えた後になる」と付け加えた。

 政府は、来年3月の施行をめどに1年間限定の「パンデミック法」の制定を目指している。施行されれば、公共の場に集まってもよい人数の制限や、事業者の営業時間・サービス提供時間の短縮や休業の命令が閣僚レベルで可能になる。

とりあえずここまで。

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