Bunkamuraが再開発で長期休館
ステージナタリーより。
東京・東急百貨店本店の所在地である渋谷区道玄坂2丁目24番地の開発に伴い、東京・Bunkamuraが2023年4月から長期休館することがわかった。
この開発計画は、東急とL Catterton Real Estate、東急百貨店の3社がパートナーシップを結び、推進していくもの。東急百貨店とBunkamuraが一体化することにより、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を、渋谷エリアに創出することを目指す。東急百貨店本店の建物解体工事は2023年春以降に開始予定。また、Bunkamuraでも大規模改修工事が実施される。
Bunkamuraは、1989年に開館した複合文化施設。Bunkamuraは、Bunkamura オーチャードホール、Bunkamura シアターコクーン、Bunkamura ル・シネマ、Bunkamura ザ・ミュージアムをはじめとする複数の文化施設を併せ持っている。
百貨店が解体なのは確定として、Bunkamuraは改修で済むのでしょうか。昔は気が付きませんでしたけど、いくつも出来た新しい劇場と比べると、施設全体がゆったり作られていることに気が付きます。バブル時代の余裕がいい方向で発揮された例です。
オーチャードホールは一度行ったかどうかくらいでほとんどわかりませんが、シアターコクーンのロビーもゆったりしています。そこまで広いわけではありませんが、1階のロビーの形が幅広い長方形で取られていることは見逃せません。それにロビー内外の一体感もあるため、来場時には何となくそこまでロビー感があります。客席数に対して中二階への階段の幅が広いのもいいですね。
中二階(それとも二階でしたっけ)からも松濤側に出られることによる避難経路の多重化も地震の心配が開館当時よりも大きくなった今となっては見逃せません。場所効率を極限まで追求した新しい民間劇場が持てなかった余裕です。
男性用トイレは数が多いのでいつも並ばずに済みます。あれもすばらしい。足りないものは他の劇場と同じく行列ができる女性用トイレの数くらいでしょうか。
シアターコクーンの前の吹抜けなんて、雨の日には手すりを超えて入り込んでくるし、地下のカフェエリアは屋外席直撃です。雨が降ったらそういうものだ、くらいの思い込みが施主と設計者にないとあの設計はできません。通路の幅とか、吹抜けとか、まったく金にならないところに割いた余裕があの雰囲気です。
うっかりすると吹抜けや松濤側出入口を潰しての場所効率追求とかされてしまいそうです。できればあの余裕は生かして、設備改修で済んでほしいです。
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