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2021年6月 1日 (火)

学生演劇の危機が起きているかどうか

大学オーケストラの危機」と題したブログを見つけました。ここでいう「運営」は演劇だと「制作」に当たると理解しています。

全てではないにせよ、多くの大学オーケストラにおいてこのような状況がある。このことを踏まえたうえで、1年ないしは2年にわたり活動および演奏会を封じられると何が起こるのか。簡潔に書けば、「1年間ストップすると次世代の運営が途端に難しくなる」「2年間ストップすると、長い歴史を持っている団ですら、ほぼ白紙に戻る。」ということ。
(中略)
まとめてみよう。2020年に演奏会ができなかった場合、2021年現在の団はどういう状態でスタートすることになっているかというと、「演奏会を運営した経験がある学生はほぼゼロ(あるいは4年生に僅かいるか?)」「定期演奏会のステージで演奏したことがあるのは3年生,4年生のみ」という状態なのだ。

次いで、もしも2021年の演奏会まで出来なくなったとすると、2022年の団はどうなるか。「演奏会を運営した経験がある学生はほぼゼロ」「定期演奏会のステージで演奏したことがあるのは4年生の代のみ(ただし演奏当時1年生)」「3年生:運営はおろか、3年間練習自体十分にできていない/2年生:2年間ほぼ練習できていない/1年生:入ったばかり」という布陣で回していくことになる。

つまり活動の蓄積がほとんど初期化されたに等しい!!!最初に掲げた前提条件の場合、長い伝統を持つ大学オーケストラであっても大体同様の現象が起こるのではないだろうか。2年連続で定期演奏会が開催できないということは、団の歴史をリセットしてしまうぐらい大きなインパクトがあることなのだ。そして、一度途切れたものを再興するのには膨大な時間がかかることは言うまでもない。

高校までと大学とでまた違うとは思いますが、とりあえず大学に絞って。大学の学生演劇の危機とかあるんでしょうか。個人的には制作については危機はないと想像します。学生演劇なら、授業をさぼって頑張れば何とかなる規模だろうという推測からです。

このブログに「<再掲載>芝居の費用を計算する」というエントリーがあります。コンスタントにアクセスされています。新型コロナウィルスで上演できなくなったらさすがにアクセスはなくなるかなと予想していたのですが、減りこそすれなくなりません。そもそも零細ブログなので全体のアクセス数が少ないのですが、その中でも相変わらず毎月のアクセス上位に登場します。

あとはそのエントリー先にもありますが、fringeが演劇制作ノウハウをたくさん書いています。たくさんありすぎて何から読めばいいのかわからないくらいです。いまそのトップページには「演劇に関わることをあきらめないで」という特集ページへのリンクが載っていますが、このブログのアクセス感触だと「この状況でもまだやりたいやつがいるよ」です。なので制作ノウハウは、途切れても復活すると思います。

個人的にはスタッフ業務が気になります。オーケストラ演奏はその点ほとんどホール任せでよいのではと想像します。演劇の場合はスタッフワークも演出のうちで、機材の扱いもあれば手配もあるし、安全性に関わるものもあります。ノウハウが途切れるとしたらこちらだと思います。

まあ途切れたとしても、客の前を役者が横切ればそれで演劇なので、そのうち復活するとは思います。しぶといですね演劇。

学生演劇の危機について誰か調べたりしていないかな、と思って調べずにこのエントリーは終わります。

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