さいたまゴールド・シアター解散決定
さいたまネクスト・シアターの解散はすでに発表されていましたが、さいたまゴールド・シアターも解散が決定しました。ステージナタリー経由で発表コメントを引用。
蜷川幸雄さんが亡くなられて5年が経ちました。
2006年、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任した蜷川さんは、「演劇経験のない高齢者を集めてプロの劇団を作り、世界へ打って出る」という構想のもと、55歳以上の高齢者による“さいたまゴールド・シアター”を結成しました。折しも日本が高齢化社会に突入する時と重なり、その活動は大きな注目を集めました。公演を重ねるたびに芸術的評価が高まり、国内ばかりでなくパリ、香港、ルーマニアなどの海外から招聘を受けるまでに成長を遂げ、まさに “世界的”な劇団になりました。そして、この活動から「一万人のゴールド・シアター2016」公演やゴールド・アーツ・クラブが結成されたり(昨年解散)、国内の高齢者による演劇活動がより盛んになるなどその影響の大きさを改めて感じる昨今です。
しかし結成から15年経ち、劇団員の平均年齢は81歳を超え、48名で出発したメンバーは現在34名となりました。在籍しながらも様々な理由から活動への参加が困難なメンバーも増えて、劇団のあり方を見直そうと思っていた矢先に、コロナ禍となりました。本年2月に予定していました松井周さんの作・演出の「聖地2030」が公演中止を余儀なくされ、劇団としての活動継続は困難を極めております。こうした状況を踏まえ、苦渋の決断ではありますが、劇団を解散することといたしました。
最後となる作品は、1981年に劇団転形劇場で初演されて以来、国内外で高い評価を得て上演されてきた太田省吾さんの沈黙劇「水の駅」を杉原邦生さんの演出で上演いたします。
やっぱりよほどの条件がそろわないとこの手の活動は続けていけないのでしょうね。
« 小林賢太郎がオリンピックのショーディレクターを解任されたことについてうまく説明できない感情 | トップページ | 新型コロナウイルス感染症に係る文化芸術関係者向け職域接種の実施について »
« 小林賢太郎がオリンピックのショーディレクターを解任されたことについてうまく説明できない感情 | トップページ | 新型コロナウイルス感染症に係る文化芸術関係者向け職域接種の実施について »

コメント