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2021年8月13日 (金)

劇場がクラスターになっての公演中止は起こるか

頭の体操です。上演団体側が新型コロナウィルスで公演中止になる例は散々見てきました。ところで劇場の都合で公演中止になることはあるでしょうか。

国公立の劇場が、緊急事態宣言で劇場閉鎖になって公演中止になったことはありました。これは法律に従った対応なので、国公立の劇場が従わないわけにはいきません。

民間の劇場だと、新型コロナウィルス騒動の初期に本多劇場が閉館を決断したことはありました。あれは公演中止が相次いだうえで、公演中止に踏みきれない団体があったことも大きいと思います。

今回気にしているのは、劇場のスタッフにクラスターが発生して、劇場を開けられない事態が起きるか、です。単発の感染はこれまでもありましたが、単発なので劇場閉鎖には至りませんでした。これが、劇場を開けられないくらい多数のスタッフが感染したらどうなるか、です。今の感染の拡がりを見ると、十分あり得ます。それで出てきそうな問題を2つ予想します。

ひとつは、劇場都合で公演中止になった場合の補償の話。自前の劇場で運営している歌舞伎や宝塚のような例は別として、貸劇場の場合です。上演団体の都合で中止になったら話はわかりやすいですが、劇場都合で中止の場合はどうなるのでしょう。契約書に書かれていないのではないかと思います。劇場利用料を返還のうえ、全席売れた計算で補償なんてなったら、小さいところは潰れます。さすがに昨今は物販は行なわない前提のはずですが、パンフレットくらいは補償で揉めるかもしれません。

もうひとつ。劇場スタッフがいない状態で仕込みや公演が行なわれる可能性です。特に小さい劇場ですね。補償問題になったら耐えられないので、受付も上演団体側が行なうから、鍵だけ貸して上演団体に任せる形です。これは無事に終わればいいですが、うっかりトラブルがあった場合、最初から補償問題で対応しておいたほうがよかったと後悔するくらい別の面倒な問題が発生します。まさかないとは思いますが、まさかは往々にして起きるので、要注意です。

こういうのは、付合いのある劇場同士で一時的にスタッフをお願いできたりするものでしょうか。スタッフの技量は人それぞれでしょうが、法律でそれが許されるのかがわかりません。

PCR検査を行なうから陽性者が見つかって営業できなくなる、PCR検査を行なわなければ営業を続けられる、だからPCR検査を受けさせない店(劇場ではない)があるという噂を見かけました。劇場ではそんなことがないようにしてほしいですが、そのためにはいろいろ考えておく必要がある、ということで、頭の体操でした。

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