国立劇場も建替の時期
共同通信「国立劇場、文化観光の拠点に」より。
日本芸術文化振興会(芸文振)と文化庁は、老朽化した国立劇場(東京都千代田区)の建て替えに伴い、劇場上部にホテルを整備する計画を進めている。周辺にある皇居・三の丸尚蔵館や東京国立近代美術館と連携し、文化観光の拠点としてにぎわい創出につなげる。
民間事業者が一体的に整備し、劇場と上階部分の運営も担う。上階部分は「民間収益施設」と位置付け、ホテルのほかレストランやカフェも想定。オフィスエリアを設けることもできるが、観光拠点としての機能が期待されており、マンションは認めない。
月内にも事業者への具体的な要求水準を公表し、来年4月ごろに公募を始める。
行った回数は少ないですが、客の歩けるエリアは、劇場としては国内有数の余裕を持たせた造りです。客席からの見やすさも上々でもったいないですが、1966年開館では耐震基準が古くて、耐震補強よりいっそ建替えにとなったのでしょう。都心のど真ん中にあのくらい低層の贅沢なスペースがあってもいいと思いますけど、贅沢すぎて許されだろうことも想像できます。
建替えた後になって「前のほうがよかった」と言われないように、よい劇場に生まれ変わってほしいです。
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