2023年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

« 2023年4月 | トップページ | 2023年6月 »

2023年5月29日 (月)

インプレッション製作「ART」世田谷パブリックシアター

<2023年5月28日(日)昼>

ここしばらく現代アートに熱中してきた皮膚科のセルジュは、大金をはたいて巨匠の白い絵を買ってきた。エンジニアの親友のマルクを我が家に呼んでお披露目したところ、マルクがこの絵と、絵を買ったセルジュをけなしたことで2人は険悪になる。この2人の親友のイヴァンは双方から話を聞くが、自分の結婚準備が忙しいのも相まって話がうまくできない。3人が集まって楽しむ予定の晩、お互いが歩み寄ろうとしていたが・・・。

ヤスミナ・レザの翻訳物。観たことのある芝居だと「LIFE LIFE LIFE」があります。イッセー尾形、小日向文世、大泉洋という人気者3人が揃ってつまらないはずがなく、実際面白かったのですが、少しひねって来ました。それも含めて面白かったです。

相手の持っている絵をコケにするところから始まって、3人の男の会話のすれ違いから段々と剣呑な雰囲気が高まっていく展開。3人それぞれが性格に欠点があって、だけど相手を非難するときは的確に非難するという、非常に面倒くさい3人です。これを素直に丁々発止で上演すればコメディーですし、実際、笑える場面も多数ありました。

けど、少なくともイッセー尾形はその脚本の流れから外してきました。もう少しこう、喧嘩をするおっさんのみっともなさと、そんなおっさんだけど一寸の虫にも五分の魂があるんだぞというあたりを狙ってきました。おそらく、十五年来の親友でいい年なのにフランス人とはいえこんな露骨に喧嘩をするものかという辺り、脚本の人物造形に一言あったのだと思います。サブテキストを含めて、ごっそり自分のやりたい方向に引寄せた印象です。

小日向文世もおそらくイッセー尾形に乗っていたはずですが、これはちょっと上手すぎてどのくらいずらしたのかさっぱりわかりませんでした。嫌味になりすぎないように注意していたのはわかりましたが、脚本通りものすごく自然に演じたようにも見えるし、脚本よりは丸めたと言えなくもありません。3人の中では一段若い、とはいっても40歳の友人の設定の大泉洋は、ここまで独身だった男の稚気を、脚本が許す範囲と、実際にいそうだな、という範囲の間で最大限デフォルメすることを狙っていたようです。

で、三者三様で微妙に方向性の違う役作りがどうだったかというと、そもそも喧嘩する設定と相まって、面白かったです。何に感心したって、途中からはおっさん3人の喧嘩が続くのに、うるさくない。途中でダレたり、特定の誰かに肩入れして敵味方を作りたくなりそうなものですけど、誰の方向にも倒れそうで倒れないコマが最後まで回りきってラストにつながりました。あれは並の役者には務まらない。脚本には、芸術には不思議な力があるというメタなメッセージもあったように思いますが、それも含めて成功していました。

この3人の出演で演出家が小川絵梨子だと2020年の案内で知ったときに、さすが人気者の演出をまかされるとは売れっ子演出家だ、くらいの感想でした。でもこの、多少笑いを犠牲にしてもずれを生かして最後まで持っていくのは、他にできる人がいないとまではいいませんが、小川絵梨子ならではの演出でした。同じ小川絵梨子演出の「おやすみ、お母さん」で那須凜が狙って及ばなかったことをイッセー尾形は成立させていました。逆かな。新型コロナウイルスで途中で公演中止になったとはいえ、すでにこういう実例を成立させていたから、「おやすみ、お母さん」でも挑戦してみたのかもしれません。

あと、新国立劇場主催の芝居に実験的、育成的な要素が多いだけ、こういう人気者の芝居を芸術監督自らが再演の機会に新国立劇場に引張ってきてもいいと思うのですが如何。天井が高くても両端の間口をがっちり作っているから案外コンパクトにできるんですよね、世田谷パブリックシアターは。観る分には世田谷パブリックシアターで贅沢させてもらいましたが。それとも前回の上演計画を全うするためにはしょうがなかったか。

木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」神奈川芸術劇場大スタジオ

<2023年5月27日(土)夜>

俊徳丸はそのあたり一帯を治める高安の息子。正室だった産みの母は亡くなり、ほとんど歳の変わらない継母の玉手御前と、高安の妾の子である兄の次郎丸と暮らす。高安が病がちになり、家督が俊徳丸に譲られること納得いかずまた俊徳丸の婚約者に横恋慕している次郎丸は俊徳丸を亡き者にしようとし、玉手御前は俊徳丸に懸想したと迫ろうとする。

話だけなら古典で、いろいろあって実は、という話だけれども、いろいろなフォーマットを混ぜこぜにしているのに一本の芝居になっている、なんとも不思議な、だけど本筋の芝居は楽しめた、よくできた芝居でした。

日本の小劇場はいろいろなことをやるものですけど、今回はまたいろいろだらけでした。古典を現代の服で上演するのはまあ観たことはある。オリジナルと思しき場面はオリジナルの言葉で上演するのは木ノ下歌舞伎がそういうものだと聞いていたから知っていたけど、現地イントネーションで進めるのは想定外。そこに物語の補足で後から現代語の場面を足すのは想定外だったし、さらに物語の補足と言えるような言えないような場面まで足してくるのも想定外。それを現代風の歌詞を使った妙ージカルで振付付きで演出するのはやっぱり想定外(よく読めば糸井版って書いてあるから思いつきそうなものですが)。そして太夫とバイオリンとトランペットで語りまで入れて、てんこ盛りです。

これだけごった煮にしたら普通は訳が分からなくなりそうなものですけど、3演目のためか役者が馴染んで当たり前のようにこなしていることで、完成形が見られました。おおむね成功していました。いまある都会の昔の場所が舞台の話ですよという導入と、神代の昔から現代に至るまで続く夫婦親子の情という背景の補強を通して、極端な物語に思えるかもしれないけどそんなこともないよと言えるラインまで芝居側に歩み寄らせることを目指したのだという理解です。

成功でなくおおむね成功と言っているのは音楽のところです。全般に一曲当たりの歌が長すぎた(特にオープニング)のと、後半に場面の割りに緩い音楽が流れたのと、字幕があってわからないことはなかったものの字幕に頼らないとわからない歌詞(特にパートごとに違う歌詞を歌う歌)は、妙ージカルとはいえ改善の余地ありです。でも後半の冒頭は歌も含めて好きでしたから、直しゃあいいってもんでもないのが、難しいです。

役者はなんて芸達者ばかりそろえたんだと思います。玉手御前でたまに大竹しのぶもかくやみたいな顔を見せたりした内田慈、オープニングで歌っているときから誰だと思った合邦道心の武谷公雄は挙げておきます。羽曳野の伊東沙保とか、合邦道心の妻の西田夏奈子とか、まあ見どころの多い役者陣でしたが、全員水準が高くてでこぼこを感じさせませんでした。

スタッフだと、美術は島次郎のクレジットが(角浜有香と合同で)残っていました。柱の組合せで抽象的に場面を切替えるのは小劇場らしい発想です。以前の木ノ下歌舞伎を当日券で見逃したから今回は観られてよかったです。

ただ客入りですが、惨憺たるものでした。土曜日とはいえ夜の公演が嫌われたか、次の日のアフタートーク付きの回に客が集中したか、3演目なので客側が落着いたか、横浜で9時終演というのが敬遠されたか。もったいないの一言です。興味がある人はこの機会に観ておきましょう。

あとは余談。この芝居は歌舞伎にもなっていますが、文楽がオリジナルです(それも、能とかいろいろな元ネタがあって作られましたが、「摂州合邦辻」のオリジナルが、という意味で)。ちょうどこの前に文楽を観て「ただでさえ耳で聞き取るのは難しい言葉をうなられるともっとわかりません」と書いたばかりなのですが、期せずして文楽の現代版アレンジを観ることになりました。

今回は極端なアレンジではありますが、これならいいかというと、文楽にとっては駄目ですね。脚本は生き残っていますが、これで役者を人形に替えても文楽らしさは残りません。ただ、武谷公雄が太夫相当の語りをつとめる場面が少しだけありますが、やっぱりはっきり語る余地はあるんじゃないかと思います。全部をはっきりとは言わなくとも、主なところだけでも。

あと、三味線以外にも楽器を足して、語りから音色要素の負担を分担する方法がないかと思います。和物の楽器を足すなら、笛だと音色が高すぎるから尺八かなと想像しますが、文楽規模の劇場だと太夫と三味線と管楽器とで音量のバランスをとるのが難しいですね。悩ましいです。

国立劇場主催「菅原伝授手習鑑 初段/二段目」国立劇場小劇場

<2023年5月19日(金)朝、昼>

 右大臣の菅原道真が左大臣の藤原時平から失脚を狙われる時勢の最中、菅原道真の姪にして養女の苅屋姫が宮様と密会中に見つかりそうになって逃げ落ちて行方不明になる。名筆の筆法を弟子に伝授するように帝から命じられた菅原道真は、屋敷に籠って手習鑑の製作に没頭していたためこの事件を把握していなかった。菅原道真は、手習鑑をかつて屋敷から追放した家来にして弟子だった武部源蔵に伝授するが、藤原時平によって失脚を謀られてしまう(初段)。失脚して大宰府に護送される途中、船の風待ちの間に姉の覚寿の屋敷に滞在することを許された菅原道真と、逃げ落ちている最中にそれを知った苅屋姫。実母の覚寿と姉の立田前の情けで苅屋姫も屋敷に滞在することは許されたが、自分が原因で追放される菅原道真とは顔を合わせられない。この滞在中、立田前の婿とその父は、自分の出世のために藤原時平の味方について、菅原道真の殺害を目論む(二段目)。

 「三谷文楽 其礼成心中」以来の文楽。頭からフルで上演してくれるため、菅原道真と藤原時平の対立がはっきりしてわかりやすいです。「なにそれの段」と場面ごとに名前がついていますが、この段ごとに太夫と三味線が入替っていく上演形式を観られたのはよかったです。

 で、この前にミュージカルを観たばかりだったこともありますけど、やっぱり文楽は日本流ミュージカルなのかなと思いました。そして、人間が演じる物語だと時間の運びに肉体の制限があるところを、太夫の語りと三味線の音楽、それに人形を使うことで、登場人物の内心の体感時間で運ぶことができるのは文楽ならではと思いました。二段目の最後に目いっぱい引張るあたりは特にそれを感じました。

 人形の動き方も実に滑らかで、人形遣いが顔を出して動かしていもまったく気になりませんでした。役者ならひとりでできるものを3人がかりで人形を動かして、でもそれで芝居に集中できるまで動かすんだから、すごいですよね。ただあれをやるには、人形が着物でないといけません。もろ肌を脱いで人形が身体を拭く場面もあったのですが、あれをずっとやるのはつらい。洋装の現代劇には向いていません。

 あとやはり、8割うなられると厳しいかったです。字幕も出ていたのでわからないことはないのですが、どうしてもそちらに目がいってしまいます。おかげで元の脚本の、特に地の部分に、口で伝えるにはややこしい言葉が多用されているのがわかりました。歌舞伎だって能狂言だって節回しがあるから、古典はそういうものだと言われればその通りですが、ただでさえ耳で聞き取るのは難しい言葉をうなられるともっとわかりません。

 かといって無声映画の弁士みたいにくっきりはっきりできるかというと、それをやると文楽の最大の特徴である、登場人物の内心の体感時間で運ぶところがおそらく死にます。なんというか、言葉を言葉として諦めて音として扱うことで成立つものがあったので、筋立ては頭に入れたうえで臨むのが一番楽しめると思います。

 ただ、どれだけよくできた脚本でも初見で楽しめない上演形式が現代で受けないのは、これはもうしょうがないですね。文楽が古典になってしまったのは理由があってのことだと思います。客席には外国人もいましたが、いっそ物語はイヤホンで追って、太夫の語りは音として聞いたほうが楽しめたかもしれません。

2023年5月18日 (木)

ホリプロ企画制作「ファインディング・ネバーランド」新国立劇場中劇場

<2023年5月17日(水)夜>

19世紀のロンドン。脚本家のジェームズは劇場主から新作を求められているが、注文はなるべく観客を驚かせないようにという。それで書いた脚本を、たまたま公園で会った未亡人のシルヴィアに見せたら以前観た脚本との共通点を指摘されてしまい、破棄する。落込んだ気分はシルヴィアの四人の息子たちと遊びながら回復させるが、子供たちと遊ぶ様子に妻からは大人になってほしいと責められるし、新作はまだ書けない。

それであれやこれやあって「ピーターパン」の初演ができます、というのは公式でも説明されている通り。歌ってよし踊ってよし芝居してよし、ミュージカル初心者の自分にも楽しめる王道の仕上がりでした。

ジェームズの山崎育三郎は初見で、なんとなく色ものの人かなと思っていましたけど、すいません、堂々たる主役でした。歌もうまいですけど、芝居から歌に入ってまた芝居に戻るのが自然ですね。対するシルヴィアの濱田めぐみは、初めから歌に合せて芝居パートの演技を少し派手目にするスタイル。これはこれで華やかでよかったです。

ミュージカル畑は全然詳しくありませんけど、歌も踊りも芝居も、脇も含めて観ていて戸惑う場面がまったくありませんでした。ひょっとして気合の入ったキャスティングだったのでしょうか。廣川三憲まで出ていたのはびっくりしました。ナイロン100℃からここにたどり着くのかと。

ただ登場人物では、子役の4人がすばらしかった。BELIEVEチームということで越永健太郎、生出真太郎、長谷川悠大、谷慶人の4人でしたけど、上から13歳、11歳、8歳、6歳であの歌と芝居ですよ。最近の子役はここまでできるのかという驚きと、ここまでできないといけないのかという驚きと、両方です。

スタッフも総じて高水準でしたが、ひとつだけ。演奏する楽器が多いときに声が埋もれがちでしたけど、ミュージカルの音響だとあんなものなのか、劇場の特性などで致し方ないものなのか、まだ調整の余地があるのか、どれなんでしょう。1階後方センターブロックだったので、座席の位置で音響の不利益を被ったことはなかったはずですが。

カーテンコールは2回目から全員スタンディングオベーションでしたけど、ミュージカル慣れしていない自分でもすごいなと思ったから、ミュージカル好きにはたまらなかったでしょう。エンターテインメントでした。

あとは余計な感想として、これは凝り固まった大人が童心を取りもどす話でもありますけど、たまたま同じ日の昼間に人の魂を扱った芝居を観ました。それで、疲れた人を受けとめるのがあちら、疲れた人に明日も頑張れと背中を押すのがこちら、みたいなことも思いました。なんか世の中みんな疲れているんですよね、やっぱり。

イキウメ「人魂を届けに」シアタートラム

<2023年5月17日(水)昼>

人里離れた森の奥の家で暮らす「お母さん」と住人たちの元に、刑務官の男がやってくる。執行に関わった死刑囚が死刑のときに身体から人魂が落ちた、気になって取っておいたが周りの人間に声が聞こえてうるさいから捨てて来いと言われた、書類上は前例がないので恩赦と書かれている、それなら死刑囚が「お母さん」と呼んでいたこちらに届けるべきと考えたから、という。人魂は受取られたが、家にいた一人は刑務官が森に来る前に会った男だった。時間が合わないはずなのになぜここにいるのか。刑務官は家で暮らす人たちと会話を始める。

よくわからないところから始まって観ていくうちに明らかになっていくのは、タイトル通り人の魂を扱った話。いかにもイキウメらしい芝居で、かつ非常に丁寧な仕上がりでした。丁寧というだけでは雑な感想なのですが、ちょっとうまい言葉が見つからない。

魂という切口で現実の問題を取上げるためにはオカルトに陥りすぎないことが必要です。昔のイキウメならもっとオカルトに振ってきたんじゃないかと思いますが、刑務官というメインの役を置くことでなるべく観客が戻ってこられるようにする工夫がされていました。たまに左派というかリベラルな話題が混じりますが、その辺は昔ながらのイキウメです。観ていて醒める前に終わりますから気にしないで観続けましょう。

ネタバレしないように書くのも難しいですが、平野の話と、応募の話はつらいものがありました。あとラスト、あれは昔のイキウメならそうしなかったよね、という感想です。今の時代っぽいラストでした。

演じる側もよかった。いつもだと安井順平が目立ちますけど、今回はゲストを含めて全員の水準が揃っていました。特別上手いとは言いませんけど、何ていうか、繊細ともまた違うし、一体感というのも違う。役者同士の絡みが少ない脚本で、自分の持ち場で掛軸の描かれた和紙を2枚に剥離する作業を求められて、それを役者ひとりひとりが全員うまくはがせたというか。意味不明ですいません。あと、篠井英介の使い方はちょっとずるいと思わなくはないですが、思いついたらやりたくなるのはわかります。

イキウメは、誰が観てもよくわかる話と、曖昧な設定で積極的に観にいかないと置いていかれる話と2パターンありますが、今回はそこまでひどくないものの後者寄りです。最後にきれいにつながりますが、前者の代表である「散歩する侵略者」とか「関数ドミノ」みたいな明快な話を期待した人には厳しいかもしれません。カーテンコールは2回でしたから。でも仕上がりは高水準でしたし、こちらのほうがイキウメの本分というか、根っこに近い芝居じゃないかと個人的には考えます。

2023年5月 8日 (月)

2023年5月6月のメモ

いろいろあって書くのが遅れましたが5月頭しか上演されないような芝居の取りこぼしはありません。

・国立劇場主催「菅原伝授手習鑑 初段/二段目」2023/05/11-05/30@国立劇場小劇場:9月に後半が上演される文楽の通し上演

・ホリプロ企画制作「ファインディング・ネバーランド」2023/05/15-06/05@新国立劇場中劇場:映画からのミュージカル化の翻訳物

・イキウメ「人魂を届けに」2023/05/16-06/11@シアタートラム:あらすじを読んだだけでは雰囲気しかわからない新作

・木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」2023/05/26-06/04@神奈川芸術劇場大スタジオ:ここで一度観ておきたいのだけど

・インプレッション製作「ART」2023/05/27-06/11@世田谷パブリックシアター:コロナの入りのころに途中で公演中止になった芝居をオリジナルの3人で再演

・ハイバイ「再生」2023/06/01-06/11@東京芸術劇場シアターイースト:芝居なのかパフォーマンスなのかよくわからない1本

・松竹主催「義経千本桜」2023/06/03-06/25@歌舞伎座:夜の部に部分上演で仁左衛門だけど予算の都合で悩む

・新国立劇場主催「楽園」2023/06/08-06/25@新国立劇場小劇場:女優のみの新作芝居だけど重ためで観ようか悩む

・新国立劇場主催「白鳥の湖」2023/06/10-06/18@新国立劇場オペラパレス:一度くらい観ておきたいけど、この後でダイジェスト版がもっとお安く控えているので悩む

・野田地図「兎、波を走る」2023/06/17-07/30@東京芸術劇場プレイハウス:ほとんど隙のない役者陣で新作

今回情報を調べていて、記載内容不足で掲載を見送った芝居がありました。本家サイトに行っても詳細がよくわからず、あれは何をどうしてああなったんだろう。

« 2023年4月 | トップページ | 2023年6月 »