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2023年6月16日 (金)

座・高円寺の芸術監督が佐藤信からシライケイタに交代

公式にリンクしようと思いましたけどPDFだからステージナタリーに貼ります。

座・高円寺では、現芸術監督である佐藤信が6月30日をもって任期満了を迎えることに伴い、杉並区によって次期芸術監督を募集していた。74名から応募があり、杉並区立杉並芸術会館芸術監督選考委員会にて審査を行った結果、このたびシライが次期芸術監督に選ばれた。なおシライの芸術監督としての任期は7月1日から2028年6月30日までの5年間だが、再任も可能となっている。

現芸術監督の佐藤信は1943年生まれなので、今年80歳です。そこからシライケイタは1974年7月生まれなので就任時点では48歳。ここから2期10年または3期15年、馬力をかけて盛上げてくれというのが選んだ側からしたら理由のひとつでしょう。

調べてみたら、座・高円寺が開館したのが2009年なので、佐藤信は66歳から初代芸術監督を3期15年にわたって務めたことになります。ただ、その前は世田谷パブリックシアターの初代芸術監督を1997年から2002年まで1期5年務めています。新劇場の立上げを、しかも面倒くさそうな公立(区立)の劇場を連続でやったのは、さすがに厳しかったろうと思います。蜷川幸雄がシアターコクーンの芸術監督に就いたのは64歳でしたがそれより年齢は高く、さらにあちらは串田和美が初代芸術監督を務めた後なので難易度も違ったでしょう。

ただ、自分は温泉ドラゴンを見たことがないので、シライケイタの作風がわかっていません。新芸術監督がどんな方針でくるのか、注目です。

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