National Theater Live「スカイライト」
<2023年12月30日(土)朝>
ロンドンの、治安がよくない地域でアパートに独り暮らしをする女性の元に、かつて一緒に暮らした一家の息子が訪ねてくる。女性が出て行き、母が亡くなってから父の様子がおかしいので会ってほしいと言う。息子が帰ったあと、父である男性が訪ねてくる。女性は実家を出て男性が経営するレストランで勤務し、その一家に見込まれて一緒に住んでいたが、男性と不倫関係にあり、関係が妻に知られてから姿を消していた。話は近況の報告からお互いの価値観、そして過去の出来事と様々に進む。
National Theater Liveの10周年記念アンコール上映をやっていたので急遽参戦。一度日本上演を観ていますが、こちらは本場の再演版。
設定がかなりすっと入ってきたのは、出演者の歳の差が見た目でわかりやすかったのと、舞台美術であまりいい地域のアパートではないことが伝わったのとがあります。男性側のビル・ナイがやり手の実業家にしては甘い雰囲気でやって、女性側のキャリー・マリガンは教師っぽさがあまりなかったけれど、それでもがっぷり組んだごりごりの会話劇。そういう芝居が観たい気分だったのでちょうどよかったです。喧嘩をしてもうるさくならない芝居はいいものですね。
幕間に脚本のデヴィッド・ヘアーがインタビューで出てきて、当時の社会の様子を書いたと話していましたけど、答え合せするのはつまらない。そこは観て考えたいです。
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