ロデオ★座★ヘヴン「法王庁の避妊法」「劇」小劇場
<2024年9月14日(土)夜>
大正時代の新潟。産科の荻野は不妊や多産に悩む患者を診察しながら、女性の排卵日を知るための研究を続けている。その産科には堕胎をよろこばないカトリックの助手や、女性解放運動に賛同する看護婦が働く。そんな荻野のところに結婚話が上がり、結婚するなら自分の研究に協力してほしいといきなり相手に申し入れてしまう。
オギノ式で知られる荻野久作がそれを見つけるまでの苦闘を縦軸に、それにまつわる様々な立場の登場人物を上手に配置して横軸に、初演1994年とはまったく思えない脚本は何度も上演されることがよくわかる。その脚本を小劇場らしさを上手に生かした手つきで演出して役者も好演。ここで一度観ておくかと選んだ判断は正しかった。面白かったです。上演期間が短いですけど未見の人は当日券狙いもいかが。
<2024年9月17日(火)追記>
詳細後日で書こうとしましたけど止めておきます。
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