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2024年11月17日 (日)

松竹製作「明治座 十一月花形歌舞伎 昼の部」明治座

<2024年11月2日(土)昼>

菅丞相を陥れた藤原時平、菅丞相に使える梅王丸と桜丸、時平に使える松王丸、分かれた兄弟がぶつかり合う「車引」。力士を目指したが見所なしと故郷に返されるものの腹が減って取手の宿でふらつく駒形茂兵衛、ごろつきを追払ったところを酌婦のお蔦に銭と簪を恵んでもらってもう一度力士になろうと江戸に戻って十年後、渡世人となって取手の宿にやってきた茂兵衛が出会ったのは「一本刀土俵入」。藤の精が満開の藤の下で踊る「藤娘」。

初日。なのにまさかの大遅刻をやらかして「車引」を丸ごと見逃す大失態。なのでそちらはコメントなし。「一本刀土俵入」はひもじい力士から礼儀正しいと思わせつつ凄みの出せる渡世人を魅せる勘九郎の変わり身。船大工の場面ことによし。ただまあ、今となっては時代にそぐわない1本で、今後これがまた見直される時代までは細々と演じられるくらいでいいのでは。「藤娘」はきれいな舞台できれいな衣装を次々と着替えて踊る中村米吉を眺めて安心

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