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2025年4月20日 (日)

ラッパ屋公演「はなしづか」紀伊國屋ホール

<2025年4月19日(土)夜>

昭和10年代もようやく後半にさしかかるころ、まだまだ長屋住まいの落語家が3人、金がないなりに稽古に身を入れながら暮らしている。そんなある日、落語家協会の幹部の発表を知った浅草の寄席の席亭が長屋に駆込んでくる。政府に睨まれる前に時勢に協力するとして、郭話や心中ものなどの落語を禁演にするという。憤る3人と席亭だが、軍需で儲かって寄席を支えている旦那が結構なことだと口にするのには言い返せない。3人それぞれに落語家の道を模索するが、戦争の時勢はだんだんと日本に不利になっていく。

落語家2人に落語もわかる役者1人を中心に据えての公演。今時2時間を切って終わるのは好感度が高いし、物語は王道の展開でよくできているし、役者は上手。ただしそれに対して役者の数が多すぎた感がある。当時の雰囲気を伝えるためにもある程度は仕方ないけれど、単発の線で終わってもったいない役どころがちらほらあり。主役3人は柳谷喬太郎はあの役でいいとして春風亭昇太とラサール石井はなんだかいつも通りすぎいかにもすぎな役だったので入替えてみてもよかったかも。

2025年4月14日 (月)

椅子で公演一時中止

椅子?

歌舞伎座の「四月大歌舞伎」のことです。公式発表より。

2025年4月14日
松竹株式会社

歌舞伎座「四月大歌舞伎」公演一時中止につきまして

 平素より格別のお引き立てを賜りまして誠にありがとうございます。
 この度、歌舞伎座の客席椅子に不具合が発生いたしましたので、上演中の「四月大歌舞伎」の公演を下記の期間中止し、お客様の安全に万全を期する為、全席に亘る点検作業を行うことといたしました。

 本日 14 日(月)夜の部から 17 日(木)夜の部までの公演を中止(※)し、休演とさせていただきます。(※翌 18 日(金)は休演日です)

 ご来場予定のお客様をはじめ、関係各方面の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

19 日(土)からの公演の再開目処、ならびに設備の状況などにつきましては18 日(金)までに改めてお知らせいたします。
 また、中止いたしました公演のご入場券の払い戻し方法につきましては、決定次第、「松竹公式サイト」「歌舞伎美人(かぶきびと)」にて、お知らせいたします。

 重ねてお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りたく、何卒よろしくお願い
申し上げます。

これでも私、「2024年の公演中止のいろいろ」なんてエントリーを書いた人です。今年も公演中止についてはすでに1件書いています。だけど客席椅子の不具合で一時中止とは、珍しすぎます。

昔はここからいろいろ調べたんですけど、今はそんな気分でもないのでメモだけ残しておきます。

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