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2025年8月 4日 (月)

ホリプロ主催企画制作「ピーター・パン」東京国際フォーラムホールC

<2025年8月3日(日)昼>

3階の子供部屋で3人の子供たちが寝付いた夜、空を飛ぶ少年ピーター・パンが妖精ティンカーベルと一緒に忍び込む。母親が子供たちに聴かせていたお話をこっそり聴きに来たとき、飼犬に気付かれて置き去りにした影を取戻すためだ。ようやく影を見つけたが、騒いでしまったので長女のウェンディが目を覚まして事情を尋ねる。ピーター・パンは大人にならないネバーランドから来たので、自分たちのお母さんになってほしいとウェンディに頼む。賛成したウェンディと弟2人に妖精の粉を掛けると、ピーター・パンは一緒に空を飛んでネバーランドに向かう。

何で今更観たのかと言うと、夜に歌舞伎座を観るなら昼はどうするか、離れた劇場を移動する代わりに近場で何かないかと考えて見つけて、そういえばまともに観たことも読んだこともないのに作者の話を先に観ていたのを思い出したから。「ピーターパン」でなく「ピーター・パン」だと初めて知りました。それで観たら、物語の展開をいくつか端折りすぎかなと感じるところもありつつ、ミュージカルとしてはよく出来ているなと今更感心した次第。

フライングしてなんぼの舞台で、綱1本であれだけ振られながら歌って回って粉撒いて、客席も煽る山﨑玲奈ピーター・パンはさすがでした。役者としては素直な役のウェンディを素直に演じた山口乃々華が目を惹きます。その母親も誰かと思ったら太田緑ロランスで、調べたら代役、さすがホリプロ贅沢です。

これで45年目らしくスタッフは慣れたものとの印象を受けましたが、さすがに美術の剥出し鉄パイプは止したほうがいいのではないでしょうか。跳んで跳ねてのある舞台でツアーもあって、頑丈さとバラしやすさの両立が求められるのだろうなとは推察しますが。

そして抱っこ紐で抱っこされた子供すらいる客席はおそらく初。上演中に「毒だよ」と声を掛けるくらいはしてやったりでしょうが、泣く子供あり、親に話す子供あり、休憩時間中に帰りたいと話す子供あり、一筋縄ではいきません。短い時間で3部構成だったのも、場面転換の都合よりは子供をぐずらせないための工夫のように思われます。これをねじ伏せて上演した役者陣には敬意を表します。

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