2026年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« ACT.JT主催「第12回 立合狂言会」国立能楽堂 | トップページ | 国内芝居「お梅は呪いたい」の上演延期の話 »

2026年2月24日 (火)

海外ミュージカル「バーレスク」の上演中止

1月に発表されて、続報があるかと待っているうちに書きそびれた話です。公式サイト「ミュージカル『バーレスク』公演中止のお知らせ」より。日付が入っていませんがたしか2026年1月9日発表で、上演予定が2026年5月から8月まで東京大阪福岡でした。

 弊社梅田芸術劇場では、ミュージカル『バーレスク』日本版公演の上演権を取得し、実現に向けて入念に制作における準備を進めてまいりました。しかしながら、誠に遺憾ではございますが、本公演の実施を断念せざるを得ない状況となりました。

 本公演を心待ちにしてくださっていたお客様には、このようなご報告となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。あわせて、公演の実現に向けてご尽力いただきました日本キャストならびにスタッフの皆様に対しましても、多大なるご迷惑をお掛けいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

 このたびの事態を重く受け止め、今後はこれまで以上に真摯に舞台制作に取り組み、皆様に信頼していただける舞台エンタテインメントをお届けできるよう、誠心誠意努めてまいります。

 何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

 株式会社梅田芸術劇場

補足でステージナタリーから記事を拾っておきます。

本作は2010年に公開された、クリスティーナ・アギレラ主演のミュージカル映画「バーレスク」をもとにしたミュージカル。ミュージカル版は昨年7月から9月にかけてイギリス・ロンドンのウエストエンドで上演され、映画版の脚本・監督も務めたスティーヴン・アンティンが脚本、歌手・ラッパー・振付家のトドリック・ホールが演出を担当。またエグゼクティブプロデューサーとして、アギレラもクレジットされている。日本キャスト版では、元宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴がアリ役を務めることが発表されていた。

理由については推測するしかないのですが、たっぷり吹っ掛けられていた上演料を為替の手当てをせずに後日決裁としていたら、円安で限界を突破して、違約金を払ったとしても中止にしたほうがまし、と判断するくらいに追込まれたのではないかと想像します。

というのも、1月に発表になったということは、その前に1か月くらいはかけて関係者にごめんなさい行脚をしていたはずです。ということは中止の決定をしたのはさらにその前の10月か11月。そのころちょうど為替が一本調子で円安になったころで、ドルでもポンドでも傾向は同じ。商業芝居は上演準備が約3年とどこかで読んだことがありますけど、2023年の円高なときと比べるとドルで2割、ポンドで3割も為替が変わっています。

海外公演の上演料が国際的なドル決済なのか、現地通貨としてポンド決裁なのかはわかりませんが、これだけ変わったら算盤も弾き直さないといけません。

推測は推測でしかありませんが、なぜこのように推測したかというと、役者の責任なら意地でも代役を探してきたでしょうし、何より今回の中止の発表文章からあまり責任が感じられなかったのですよね。やらかしたのではなく、不可抗力な状況に負けたからしょうがないという雰囲気を読取りました。円安も物価の値上がりの理由1つだと全国的に膾炙しているところなので関係者も諦めがついたというべきか。本来は為替も商売のリスクの1つなので、本当に為替が理由ならやらかしたことには変わりないのですが。

ともかく、中止になったミュージカルの上演計画があった、という話です。

« ACT.JT主催「第12回 立合狂言会」国立能楽堂 | トップページ | 国内芝居「お梅は呪いたい」の上演延期の話 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ACT.JT主催「第12回 立合狂言会」国立能楽堂 | トップページ | 国内芝居「お梅は呪いたい」の上演延期の話 »