関西テレビ放送企画制作「曲がれ! スプーン」IMM THEATER
<2026年6月6日(土)昼>
クリスマスイブ。超能力への興味が高じて店名に念力を名乗るくらい熱心なマスターが経営する喫茶店で、一般営業を止めて常連の本物の超能力者だけが集まるパーティーが企画される。互いに能力を披露する中で遅れてやって来た男に力を披露するも、実は待合せ場所にたまたまここを選んだ一般人だった。能力を言いふらされては適わないと足止め口止めの最中にやって来た男の待合せ相手は、テレビ局の超能力番組のADだった。
普通にやってこれだけ面白い脚本に感心しつつ、これだけ面白い脚本を普通止まりにしか上演できなかった出来に文句あり。見守る立場の多いマスターの相島一之と、問詰められる側の男のひょうろくに緊張はあっても、男に言いふらされないように、ADに自分たちの能力がばれないようにとふるまうべき超能力者の主要5人で緊張が表現できていないため緩和が作れず笑いが起きない。岡田義徳の役がただの不機嫌に見えては駄目。大勢の前であれだけ普通に振舞えるのも大したことではあるが、このチケット代なら役者の実力不足と演出家の怠慢の誹りは甘んじて受けてほしい。
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