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2021年9月 1日 (水)

単発の新型コロナウィルス対策横紙破りイベントに冷静に振舞う県知事の話

今回は音楽イベントの話ですけど、メモ。理由は後に載せます。キャリコネニュース「野外フェスに激怒した大村知事が、それでも『音楽フェスは原則やめて』と言わない理由」より。

参加者が「密」になっている状態がネットで報告され、大炎上している音楽フェス「NAMIMONOGATARI」。開催場所となった愛知県の大村秀章知事が8月30日に記者会見で抗議し、

「こういうことであれば、『これが最後。終わり』ということになります。今後、やってもらっちゃ困る」

と、同イベントに二度と県内の行政関連施設を利用させない意向を表明した。

大村知事は、フェスの開催場所が海岸だということをふまえ、「(ある程度大きな海岸は)公共のスペースになると思いますが、それはもうお貸ししません。県管理だけじゃなくて、市町村にもやめてもらいます。こういう方は信用できませんので。この事業者の海浜コンサートはやめていただくということであります」と語気を強めた。

フェスが終わった29日夜、「ネットを見ていて、なんじゃこりゃと思った」と打ち明けた大村知事。イベント開催について、県の担当部局からは事前に知らされていなかったという。

大村知事は「ネット等での投稿画像によれば、ステージ前では適切なソーシャルディスタンスは、どうも確保できていなかったのではないかと疑われる。お酒についても、発注キャンセルできるものはキャンセルしたが、一部提供があったもようだ」と、県側の現状認識を説明した。

県によると、フェスの会場となったのは、愛知国際会議展示場株式会社が運営権(15年間)を買いとって運営している「中部国際空港島のアイチスカイエキスポ」。県は8月に入ってからも、同社や主催者と折衝を繰り返し、8月12日、24日、26日、27日と4回にわたって感染防止策の徹底を呼びかけていたという。
(中略)
それなのに、今回の事態となった。SNS上で動画・写真で会場の「密」状態が拡散され、県は酒類の提供があったことを確認したという。

大村知事は何度も首をかしげるなど、不快感をあらわにしながら、「こういう形の、横紙破りのようなことをやられると、一生懸命、真面目に取り組んでおられる方々の足を引っ張る形になりますし、我々としても極めて遺憾だということであります」と述べた。

一方で、記者から「音楽フェスは、原則やめてというメッセージは出さないのか?」と問われると、大村知事は「それは違う」として、次のように理由を述べた。

「それをやると、真面目に一生懸命、感染防止対策をやって、音楽業界・関係のみなさんの仕事も一生懸命支えたい、両立させてやっていきたいという人を、潰しちゃうことになりますよね。叩いちゃうことになりますよね。それは、私は違うのではないかと思います。こういう約束を守っていただけない方のために、一生懸命守っている方が被害を受ける、迷惑を被るということは、これは違うと思います」

「極端な話、もう日本には音楽、コンサートといった文化・芸術・アーティストは要らないと、なくていいというのであれば別ですが、そんなことは誰も思っていない。どうやって両立していくのかということですよね。ですから、感染防止対策をしっかりしたうえで、厳しい状況を乗り越えていこうと申し上げたい」

「そういう中で、『自分の会社さえ儲かりゃいいんだ』『そんなの、知ったことか』と『県にはこう言っておくけど、実際の客がどうするかは知らんわ、そんなもん』という行動を取られた方は、極めて遺憾だ」

大村知事は「事実関係をさらに確認したうえで、厳正に対処したいと思っております」と述べていた。

なおこの後も主催者に嘘ついているんじゃねえよとTwitterも使って詰めています

この大村県知事、表現の不自由展で始めて名前を知りました。その時に、名古屋市長たちを「憲法違反の疑いが濃厚と思う」「行政や役所など公的セクターこそ表現の自由を守らなければいけないのではないか。自分の気に入らない表現でも、表現は表現として受け入れるべきだ」と表明していたからです。ずいぶん是々非々を通す人だと印象に残っていました。今回も業界全体と馬鹿な主催者とを混同してはいけないと明言しています。政治手腕についてはまったく知りませんが、芸術芸能の表現業界に興味がある人たちは名前を憶えておいたほうがいいです。

ちなみに本件の他にも、直前にフジロックで同様の騒動がありました。私の感想は以下のTweetが代弁しています。「ダサい」と思われてしまうことがどれほど手痛い失態かは、表現の業界に限らず、あらゆる商売で気を付けるべき心構えです。

はると@tonkatsudesu
「あぁ、あの人が斜に構えてるのは、考えがあってのことだったり、世を儚んでやってるのか」

と思ってたものが

「なんだ、単純に"ちゃんとしてない人"だったんだ」
と判明したときのダサさがあるな、今回のHIPHOP界隈やら、Gotchやらのフジロック勢を見てて思うのは。
午後3:02 ・ 2021年8月30日

2021年8月29日 (日)

PCR検査の間隔を想像させるTeam申の京都大千秋楽中止

まずは京都新聞「佐々木蔵之介さん新型コロナ陽性 京都の演劇公演中止」より。

2021年8月29日 10:02

 京都府立文化芸術会館(京都市上京区)で17日から演劇公演「君子無朋」を開いていた俳優の佐々木蔵之介さん(53)=京都市出身=に29日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認されたため、千秋楽の予定だった29日の公演が中止となった。

 蔵之介さんは自らの演劇ユニット「Team申(さる)」で、「君子無朋」の全国巡演を7月17日の東京公演からスタート。京都公演の29日でフィナーレを飾る予定だった。28日も昼夜2公演を開いていた。

正直に発表するのはいいことで、それで中止にするのもいいことです。ただ、大千秋楽の日曜日1日だけが中止になったということは、金曜日検査の土曜日結果ということです。

どういう日程でPCR検査をしているのかは気になったので上演日程を見てみました。今時珍しく東京より京都公演のほうが長いです。

・東京 東京芸術劇場 シアターウエスト 2021年7月17日(土) -7月25日(日)
・宮城 電力ホール 2021年7月28日(水)
・石川 北國新聞赤羽ホール 2021年7月31日(土) -8月1日(日)
・広島 JMSアステールプラザ 大ホール 2021年8月3日(火)
・福岡 柳川市民文化会館 水都やながわ 白秋ホール 2021年8月7日(土)・8日(日)
・長野 長野市芸術館 メインホール 2021年8月11日(水)
・新潟 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場 2021年8月14日(土) -2021年8月15日(日)
・京都 京都府立文化芸術会館 2021年8月17日(火) -2021年8月29日(日)

これ、1日公演の現地で検査ってできませんよね。いや検査してもいいんですけど、検査結果が出るのは早くて翌日だから、移動後の会場に通知されたら陽性の人が移動したと騒ぎになります。それでなくとも主役が12日半隔離されたらほとんどの会場で公演が中止です。かといって毎日検査するわけにもいかない。

何となくですけど、だいたい1週間で検査していたのではないでしょうか。

・東京公演前なら小屋入り前でしょうから、7月13日(火)に検査、7月14日(水)に結果、陽性者が出たら東京公演を中止して宮城公演初日。
・東京公演中は休演日の7月20日(火)に検査、7月21日(水)に結果、陽性者が出たら残りの東京公演と北ツアーの宮城石川を中止して広島から再開
・東京公演終了後は翌日7月26日(月)に検査、7月27日(火)に結果、陽性者が出たら北ツアーの宮城石川と西ツアーの広島福岡を中止にして長野から再開
・石川で上演前日の7月30日(金)に検査、7月31日(土)に結果、陽性者が出たら中止にするなら翌日曜日から、西ツアーの広島福岡に長野まで中止にして新潟から再開
・福岡で公演前日の8月6日(金)に検査、8月7日(土)に結果、陽性者が出たら中止にするなら翌日曜日から、北陸ツアーの長野新潟と京都の前半を中止にして途中再開、京都で中止にした分はひょっとしたら京都の後半に振替準備
・新潟で公演前日の8月13日(金)に検査、8月14日(土)に結果、陽性者が出たら翌日曜日から京都公演全日を中止
・京都は8月20日(金)に検査、8月21日(土)に結果だけど中止にするなら1日2公演の土曜日でなく翌日曜日から京都公演全日を中止
・そこからもう1週経って、8月27日(金)に検査、8月28日(土)に結果だけど中止にするなら翌日曜日だけ、それで陰性なら全員無事でお疲れ様

日程をにらめっこするとこんな想像が思い浮かびます。実際、そのくらいのことは考えていると思います。現地検査する場所では2日以上の日程を組むことで、結果を聞く時間を稼ぐのとせめて1日は公演して損を減らすことを狙う。その後の中止日程を考えて、移動の損失が出ないようにツアーの場所と順番を考える。この2点を満たすために、大阪(または神戸)と名古屋はあきらめて京都に日程を固めたのでしょう。最初は石川公演が中途半端な位置に見えたのですが、そこで陽性者が出た場合に新潟直行、という経路が見えたときには震えました(大げさ)。制作担当者もこの日程をひねり出したときはガッツポーズをしたはずです。

もちろん、途中で体調不良が起きたらアウトですが、無症状なのに検査でアウトになった場合の影響を最小限に抑えらなくてはいけません。かといってまったく検査しなかったら、何かあった場合に叩かれること必死です。そこで危機管理というと大げさですが、死活問題だから考えないといけません。実際、これだけの期間上演して、大千秋楽の1日だけ、しかも一番期間の長い京都の1日1公演だけの中止で済んだのだから、危機管理は成功です。このご時世に何とかツアー公演したい人たちのモデルにされそうな日程です。

このご時世、そもそも1日公演を含むツアー自体が不向きなのでやめたほうがいいと考えますけど、上演するほうから商売あがったりなんだよと、観るほうからお前はこの前まで東京で芝居を観ていたからそんなことが言えるんだよと、言われたら黙るほかありませんので、如何ともし難い。

<2021年9月1日(水)追記>

似たような方針で日程を立てたと思われる芝居を見つけたのでもうひとつだけご紹介。東京芸術劇場主催の「Le Fils 息子」です。日程はステージナタリーより。

・2021年8月30日(月)~9月12日(日)東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
・2021年9月17日(金)~19日(日)福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
・2021年9月22日(水)・23日(木・祝)高知県 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
・2021年9月26日(日)石川県 能登演劇堂
・2021年9月29日(水)・30日(木)新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
・2021年10月3日(日)宮崎県 メディキット県民文化センター 演劇ホール
・2021年10月9日(土)・10日(日)長野県 まつもと市民芸術館 主ホール
・2021年10月14日(木)~17日(日)兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

この中だと一見不自然に見える宮崎県の位置がポイントですね。

2021年8月22日 (日)

「レ・ミゼラブル」が関係者の新型コロナウィルス陽性で博多公演中止はしょうがないとして告知がずいぶんと不親切

関係者5人で陽性反応が出て、博多公演が途中打切りになりました。このご時世、しゃあないです。

という話をステージナタリーで見かけたから公式サイトを見に行ったのですけど、いろいろ不親切でした。

東宝の舞台トップサイトレ・ミゼラブルのページ東京公演をやっていた帝国劇場のサイト、どこにも記載がありません。主催の東京公演は終わったからもう知らん、ってことですね。

・博多座はトップページ個別ページの新着情報欄にテキスト見出しは載っているけど、目立たちません。今は個別ページだと「緊急事態宣言下における8月・9月公演の開催について」がトップに載っています。上演中の舞台が残り1週間が中心になったのだから、テキストでもいいからトップのトップと、個別ページのトップと、両方に見出しとリンクを載せるほうが親切です。

博多座のTwitterは今の時点で中止情報に13時間前って表示されているから、10時の発表だった。でも本日12時公演が予定されているのを急遽中止です。PCR検査の結果は昨日8/21にわかっているので、発表がぎりぎりです。

・東宝のTwitterは、通常情報用の「東宝演劇部」と悪い知らせ用の「東宝演劇部お知らせ用」の2つのアカウントがあって、ただでさえ不親切です。で、この手の中止情報は「東宝演劇部お知らせ用」アカウントだけで知らせるのが常でしたけど、今回に限っては「東宝演劇部」アカウントにだけ、博多座の発表をリツイートしたものが載っています。どういう使い分けなのかさっぱりわかりません。

日曜日だからホームページ管理者が休みでつかまらなかったの可能性もあります。それだとしても、東宝の告知方針はよくわかりません。予想では、方針らしい方針もなく、代々の担当者に良くも悪くも依存しているように見えますが実態や如何に。

今回だと、博多座の準備がどのくらいあわただしく、事前情報がどのくらい東宝に共有されていたかはわかりませんが、発表された内容をとにかく即時リツイートした「東宝演劇部」アカウントの行動が、観客にとっては親切でした。

2021年8月16日 (月)

関係者のPCR陽性で「カノン」が初日延期(そして開幕できた)

東京芸術劇場の自主公演なので、劇場サイトが公式サイトです

『カノン』初日延期のお知らせ

この度、2021年8月19日(木)の初日開幕を予定しておりました東京芸術劇場自主事業『カノン』の公演関係者の内、2名が新型コロナウイルス感染症に感染していることが確認されました。これにより、8月19日(木)~22日(日)の計5公演を中止とし、初日を8月25日(水)に延期させていただきます。中止となる公演のご鑑賞を楽しみにされていたお客様には、深くお詫び申し上げます。

以下、これまでの経過について、ご報告いたします。

※公演関係者①は8月3日に発熱、医療機関にてPCR受検後、4日に陽性と判明。6日に保健所より本公演関係者には「濃厚接触者該当なし」の判断をいただいております。

※公演関係者②は8月8日に発熱、翌日に医療機関にてPCR受検後、10日に陽性と判明。11日に保健所より本公演関係者には「濃厚接触者該当なし」の判断をいただいております。

8月3日から6日は稽古を休止、7日に稽古場に出入りする関係者の抗原検査【陰性】を確認の上、稽古を再開しましたが、翌日8日から15日まで再び稽古を休止し、出演者・スタッフの体調の経過観察に努めました。これらを経て、8月12日から15日にかけて実施したPCR検査では、出演者・スタッフ共に関係者全員の【陰性】が確認されております。

なお、本公演の稽古においては、政府や自治体等による新型コロナウイルス感染拡大予防のためのガイドラインを遵守するとともに、出演者・スタッフの体調の経過観察に努め、マスク着用/検温と稽古場入り口での消毒実施/こまめな手洗い・うがい・手指消毒の促しと実施/稽古場での食事を禁止/定期的な換気/長時間の拘束を避けるため、稽古時間のスケジュール調整/外履きと内履きを分ける/オゾン発生器での稽古場内消毒/次亜塩素酸・アルコール等で机・椅子・道具類の消毒などの感染防止対策を徹底してまいりました。

お客様にはご迷惑ならびにお手数をお掛けしますが、公演中止の回のチケットの払い戻しをいたします。お手持ちの本公演チケットは払い戻し手続き完了まで大切に保管ください。
詳しくは下記 [チケットの払い戻しについて] をご覧ください。

なお、本公演では引き続き、お客様と公演関係者の安全と健康の確保を最優先に各種ガイドラインに基づく新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底してまいります。何卒ご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

ただ内実がよくわかりません。悪気はありませんが、とりあえず公開情報からいろいろ推測します。

・8月12日と8月13日は会場のシアターイーストに別の公演が入っており、東京芸術劇場の自主公演だからといって劇場入りが特別早くできるわけでもありません。なので公演関係者(1)も(2)も、稽古場に出入りする関係者です。

・そもそも去年中止なった公演のやり直し挑戦なので、稽古やスタッフ準備にはある程度余裕があるはずです。最初から8月23日と8月24日の2日間は休演日なので、PCR検査の結果を待った分、小屋入り後の場当たりが遅れて初日延期にしたのでしょう。それはわかります。

・8月10日に公演関係者(2)の陽性が判明したけど、PCR検査は「8月12日から15日にかけて実施」です。なんで4日もかかるのかと思いましたが、おそらく公演関係者(1)だけ、(体調が回復した前提で)発熱した8月3日から12日半計算で8月15日に検査を受けて、8月16日に陰性の結果をもらってから今回のスケジュールを決めたのでしょう。技術スタッフだとすると、舞台監督以外は別のスタッフで進めそうですし、舞台監督なら代えが効かないのでこのスケジュールでも間に合いません。だから公演関係者(1)は出演者の誰かではないかと推測します。

・一方で、8月10日に発熱があってPCR検査陽性なら12日半待ったら劇場入りがぎりぎりすぎます。出演者や技術スタッフだと場当たりに間に合いません。「8月12日から15日にかけて実施したPCR検査では、出演者・スタッフ共に関係者全員の【陰性】が確認されております」とも明記されています。ただし稽古休みにしていますから、公演関係者(2)は稽古場に出入りすることがあり、かつ劇場入りしないでも大丈夫な立場です。だとすると、こちらの候補は稽古場に来たことのある制作者か、稽古場のスタッフのどちらかではないかと推測します。

念のため、濃厚接触者の定義を東京都のサイトから拾いますが、どうでしょう。

Q 濃厚接触者とは、どのような人ですか?

A 患者の発症2日前から隔離開始までの間に、

患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった人
適切な感染防護無しに患者を診察、看護もしくは介護していた人
患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
1メートル程度の距離で必要な予防策をとらずに患者と15分以上接触した人

が濃厚接触者と考えられます。
なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、保健所においてこのような具体的な状況をお伺いして判断します。

別に答え合せを求めているわけではありません。こんな感じじゃないかなー、というネタでした。

それにしても上演再挑戦でこんな目にあうあたり、運がありません。緊急事態宣言を駆け抜けて大阪まで完走した野田地図とくらべると、持っていません。

なんとなく、この公演はいい感じになりそうな予感があるので、個人的にはこんな状況でなければぜひ観に行きたい1本でした。だから関係者には申し訳ないですが、ここからさらに上演中止になって、来年に再々挑戦にならないかな、とうっすら願っていたりもします(さすがにそうなったら心が折れるか・・・)。

<2021年8月29日(日)追記>

続報です。追加で陽性反応が出ました。

『カノン』8月25日公演中止のお知らせ

この度、2021年8月25日(水)に公演初日を予定しておりました東京芸術劇場『カノン』の公演関係者の内、1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。これにより、誠に残念ながら、本日8月25日(水) 18:00開演 の公演を中止とさせていただきます。
また、8月26日(木)以降の公演につきましては決定次第、本サイト及び劇場ツイッターなどでお知らせします。

お客様にはご迷惑ならびにお手数をお掛けしますが、公演中止の回のチケットの払い戻しをいたします。詳細につきましては、後日、本サイトにてご案内いたします。お手持ちの本公演チケットは払い戻し手続き完了まで大切に保管ください。

お客様には、ご迷惑をお掛けしまして大変申し訳ございません。
何卒ご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

8月25日 東京芸術劇場

『カノン』8月26日以降の公演について

8月25日午後に判明しました東京芸術劇場『カノン』公演関係者の新型コロナウイルス感染により、8月26日(木)~8月28日(土)の公演を中止とさせていただきます。

中止公演:
8月26日(木)13:00、18:00、8月27日(金)18:00、8月28日(土)13:00、18:00(計5公演)
公演のご鑑賞を楽しみにされていたお客様には、深くお詫び申し上げます。

お客様にはご迷惑ならびにお手数をお掛けしますが、中止公演のチケットの払い戻しをいたします。払い戻し方法の詳細は、後日、本サイトにてご案内いたします。お手持ちの公演チケットは払い戻し手続き完了まで大切に保管ください。

また、8月29日(日)以降につきましては、追加公演の有無などを含め、現在協議中です。詳細が決まり次第、追って本サイト及び劇場ツイッターなどでお知らせいたします。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒ご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

8月25日 東京芸術劇場

『カノン』 8月29日(日)13:00回の公演について

8月29日(日)13:00回の公演については、舞台稽古の進捗が万全な状態でないことから、中止とさせていただきます。

お客様にはご迷惑ならびにお手数をお掛けしますが、中止公演のチケットの払い戻しをいたします。
払い戻し方法の詳細は、後日、本サイトにてご案内いたします。
お手持ちの公演チケットは払い戻し手続き完了まで大切に保管ください。

また、8月31日(火)以降の公演につきましては、追加公演の有無などを含め、現在協議中です。
詳細が決まり次第、追って本サイト及び劇場ツイッターなどでお知らせいたします。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒ご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

8月28日 東京芸術劇場

陽性だった人は症状が出ているかどうかわかりませんが、お大事に、としか言いようがありません。一方で、一度延期になった芝居だから、出演者はだいぶ慣れたていたはずなのは先に書いた通り。多少の入替りがあったり場面カットがあったりしても、3日で対応できると思っていました。だから8月29日の中止は予想外です。

よほど特殊な舞台効果を行なっていたのでない限り、主役に近い人が当たったか、舞台監督が当たったか、どちらかでしょう。とりあえず、渡辺いっけいは無事でいてほしいです。

<2021年9月2日(木)追記>

開幕したようです。

『カノン』 8月31日(火)18:00回の公演について

「カノン」公演は、関係者の感染に伴い、現在は公演を休止し、安全確保の上、万全な状態での再開を期して懸命に調整を重ねております。
 つきましては、やむを得ず、8月31日(火)18:00回の公演を中止とさせて頂くことをお知らせ致します。

 当該公演のチケットをお持ちのお客様には、ご迷惑ならびにお手数をお掛けしますが、中止公演のチケットの払い戻しをいたします。
払い戻し方法の詳細は、後日、本サイトにてご案内いたします。
お手持ちの公演チケットは払い戻し手続き完了まで大切に保管ください。

また、9月1日(水)以降の公演につきましては、追加公演の有無などを含め、現在協議中です。
詳細が決まり次第、追って本サイト及び劇場ツイッターなどでお知らせいたします。

公演を楽しみにしていただいているお客様始め、皆様にご心配、ご迷惑をお掛けしておりますことに、心よりお詫び申し上げます。
 何卒ご理解、ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

8月29日 東京芸術劇場

『カノン』 9月1日(水)18:00回からの公演について(追加公演有)

8月27日(金)・30日(月)に実施したPCR検査で、出演者・スタッフ共に関係者全員の【陰性】が確認されました。
これにより、9月1日(水)18:00回より上演いたします。

また、以下の公演を追加します。
9月4日(土) 18:00

そのほかの日程に変更はございません。
※一部出演者に変更がございますが、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

9月4日(土)18:00の追加公演については、9月3日(金)10:00より 東京芸術劇場ボックスオフィスWEB・電話・窓口 にて前売券を販売いたします。
なお、当日券につきましては、開演1時間前より、東京芸術劇場シアターイースト前【当日券受付】にて先着順に販売いたしますが、販売できる枚数が大変少ない場合がございます。何卒ご了承ください。

開幕に向け、キャスト・スタッフ一同、より一層の感染防止と体調管理に努めてまいります。
引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。

8月31日 東京芸術劇場

今から再演計画してくれないかな。

2021年8月14日 (土)

「観客が声を出さない」演劇は感染リスクが比較的低く保つことができると評価されたけどそもそも観に行くまでがリスクな状況

産経「東京の人流『7月前半の5割に』 尾身会長が提言」より。

2021/8/12 15:32

感染リスクが高い場面として、①普段から一緒にいない人との飲食や会合②長時間・大人数が集まる場面③混雑した場所と時間帯④休憩室や喫煙所、更衣室でのマスクを外した会話-を挙げた。その上で、人流を減らすためデパ地下やショッピングモールでの人出抑制や、テレワーク強化、県境を越えた移動の自粛を訴えた。

一方、感染リスクが比較的低い場所として、観客が声を出さないコンサートや演劇▽映画館▽公園▽図書館や美術館-を挙げ、「感染防止を徹底した上で利用可能」とした。自粛疲れで不満が大きくなっている国民に配慮する姿勢も示した形だ。

探したら、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策分科会「第5回 令和3年8月12日」の資料が元ネタでした。

【デルタ株の感染性と感染防止策】
〇 デルタ株の感染性はアルファ株と比して1.5倍と考えられ、感染拡大が生じやすくなっている。しかしながら、主な感染様式としては引き続きマイクロ飛沫感染や飛沫感染である。
〇 これまでのクラスターの疫学的な分析、感染した人と感染しなかった人との間でのリスク行動の差の分析、クラスター発生事例を参考にしたシミュレーションなどの結果、デルタ株の出現後においても、感染拡大リスクが高い場面は依然として
以下の場面である。
 ① 普段から一緒にいない人(同居家族以外等)との飲食や会合。
 ② 長時間・大人数が集まる場面。
 ③ 混雑した場所及び時間帯。
 ④ 休憩室や喫煙所、更衣室でのマスクを外した会話。
〇 したがって、前述の人流の5割削減を達成するにあたっては、買い物など外出機会の半減などとともに、以下のようなより感染リスクの高い場面への人流を減らす対策が必要である。
 ・百貨店の地下の食料品売り場(いわゆる「デパ地下」)やショッピングモール等の売り場への人出を強力に抑制すること。
 ・テレワークの更なる強化(特に、基礎疾患のある者や妊娠している者)。
 ・外出をなるべくせず、外出する場合には上述の感染リスクが高い場面を徹底的に避けること。感染密度の高い地域から
その他の地域へ感染が拡大しないように、県境を越える移動について、この集中対策の期間中は、慎重に検討して頂き、できれば控えること。
〇 一方、以下のようなクラスターの発生が少なく、感染リスクが比較的低く保つことができるイベントや施設は、感染防止策を徹底した上で利用可能である。
 ・観客が声を出さないコンサートや演劇
 ・映画館
 ・公園
 ・図書館や美術館等の社会教育施設

演劇が感染リスクが比較的低いと言われてめでたいこっちゃ、ですが、慌ててはいけません。

・「観客が声を出さない」が前提です。演劇なら何でもいいわけではありません。これでよっしゃ騒ぐぜと観客が早まらないでください。あと、観客同士が話す例も他の人のブログで見かけましたが、ロビーで会話するのも観客が声を出すことに含まれます。マスクをしていても会話は最低限にしましょう。

・「感染防止策を徹底した上で」も前提です。客席を間引いた対策が含まれるかどうかはここには書いてありませんが、「徹底」なら含めるべきでしょう。となると、50%客席ルールは継続と考えたほうがいいです。よっしゃ売りまくるぜと上演団体が早まらないでください。別途対応を調べてください。

・明記されていませんが、感染リスクが比較的低いとされたのは観客側のリスクです。上演側はむしろ「感染拡大リスクが高い場面」に当てはまると考えます。つい最近も、客まで巻込んだクラスターや、共演者から感染したと思われる事例がありました。劇場は客席スペースの換気は法律で決められていますが、楽屋の換気を定めた法律はまだ見たことがありません。稽古場に至っては言わずもがなです。

「外出機会の半減」が望まれている状況で、そもそもリスクは芝居だけではないのですよね。周りの人がマスクをしていても鼻出しマスクだったり、交通機関でマスクをしない人が近くにいたり、食事をするときに店内にいる他の客の会話量が気になったり、運任せの要素が多すぎます。それこそ、芝居を観に行っても、他の客のマナーに依存する要素が多い。

演劇だけのリスクを評価しても駄目で、観に行く日の1日の行動を考えて評価する必要があります。そう考えると、そもそも観客として芝居を観に行くのを控えるのが無難な感染状況だと読みました。個人的には自転車や車で行ける近所の映画館くらいが限度です。これから秋の演劇シーズンを迎えて気になる芝居が出てきますが、我慢できる限り我慢します。

とわざわざ書くことで、我慢を長持ちさせたいと思います。

2021年8月13日 (金)

劇場がクラスターになっての公演中止は起こるか

頭の体操です。上演団体側が新型コロナウィルスで公演中止になる例は散々見てきました。ところで劇場の都合で公演中止になることはあるでしょうか。

国公立の劇場が、緊急事態宣言で劇場閉鎖になって公演中止になったことはありました。これは法律に従った対応なので、国公立の劇場が従わないわけにはいきません。

民間の劇場だと、新型コロナウィルス騒動の初期に本多劇場が閉館を決断したことはありました。あれは公演中止が相次いだうえで、公演中止に踏みきれない団体があったことも大きいと思います。

今回気にしているのは、劇場のスタッフにクラスターが発生して、劇場を開けられない事態が起きるか、です。単発の感染はこれまでもありましたが、単発なので劇場閉鎖には至りませんでした。これが、劇場を開けられないくらい多数のスタッフが感染したらどうなるか、です。今の感染の拡がりを見ると、十分あり得ます。それで出てきそうな問題を2つ予想します。

ひとつは、劇場都合で公演中止になった場合の補償の話。自前の劇場で運営している歌舞伎や宝塚のような例は別として、貸劇場の場合です。上演団体の都合で中止になったら話はわかりやすいですが、劇場都合で中止の場合はどうなるのでしょう。契約書に書かれていないのではないかと思います。劇場利用料を返還のうえ、全席売れた計算で補償なんてなったら、小さいところは潰れます。さすがに昨今は物販は行なわない前提のはずですが、パンフレットくらいは補償で揉めるかもしれません。

もうひとつ。劇場スタッフがいない状態で仕込みや公演が行なわれる可能性です。特に小さい劇場ですね。補償問題になったら耐えられないので、受付も上演団体側が行なうから、鍵だけ貸して上演団体に任せる形です。これは無事に終わればいいですが、うっかりトラブルがあった場合、最初から補償問題で対応しておいたほうがよかったと後悔するくらい別の面倒な問題が発生します。まさかないとは思いますが、まさかは往々にして起きるので、要注意です。

こういうのは、付合いのある劇場同士で一時的にスタッフをお願いできたりするものでしょうか。スタッフの技量は人それぞれでしょうが、法律でそれが許されるのかがわかりません。

PCR検査を行なうから陽性者が見つかって営業できなくなる、PCR検査を行なわなければ営業を続けられる、だからPCR検査を受けさせない店(劇場ではない)があるという噂を見かけました。劇場ではそんなことがないようにしてほしいですが、そのためにはいろいろ考えておく必要がある、ということで、頭の体操でした。

代役の準備はどのように行なわれるべきか

前のエントリーの発表内容通りなら、田中れいなは共演者から感染した可能性が高いです。ところで田中れいなの4月の降板騒動のとき、引用先の記事はこんなことを書いていました。

田中やハロプロメンバーが所属している事務所は業界の中でも特に厳しい対策をしていることで有名だ。

事務所が厳しくても、さすがに共演者の陽性までは管理できません。そして厳しい対策をしているという事務所の所属役者でも感染するなら、他は推して知るべしです。デルタ株の感染力は以前より強力であることが発表されていますから、今後は降板騒動、公演中止が頻発すると予想します。念のために書いておくと、隠して上演を強行してクラスターを出した例が最近あったばかりなので、降板や公演中止になるのはまともに運営されている証拠です。

何かあったら即座に中止ができる団体ならいいですが、規模が大きい公演ではそうもいかないことが多いでしょう。だから公演継続できるように、最初から代役候補を考慮した制作が必要になります。海外だと大きな芝居の大きな役にはアンダースタディという立場があって、担当役が無事なら一度も出演できないことを承知の代役を用意しておきますが、日本ではその制度はありません。

ならば最初から他の役に紛れ込ませておくか。これは少人数芝居だと紛れ込ませておくのが難しいですし、務まるような役者を複数探すキャスティング時点で困難があります。野田地図が一度そんなキャスティングをやっていました(そうとは言っていません、私の勝手な印象です)。けど、海外公演ありで再演の野田地図だからできたことです。人気も込みでそこまで役者を集められる公演は、普通はありません。

となると、やっぱりその都度代役を探すことになります。通常は必要になってから考えるところ、各役の代役候補を複数挙げて、軽くスケジュールも把握して無理な人は外したうえで順番を決めて、何かあったら全力で順番に打診する。

代役の存在を知らされた側も、勝手に代役候補にされた側もいい気分はしないでしょうから、内緒にしておかないといけない。何よりその案を実際に使うかどうかわからない。でもその準備がないと瞬発力高く動けない。

ひょっとしたら大きい公演では普段から同じことをやっている可能性があります。歌舞伎はトラブル時にかなり融通の利いた代役が行なわれていますが、あれは古典で役者全員が内容を知っていて、しかも(公演機会の都合で)常に出演していない歌舞伎役者ががいるから動かしようがあって、観客側もそういうものだと納得しているからですね。劇団四季も役者全員交代という力技を出したことがありますが、スターに頼らないでロングランを行なう体制を組んでここまでやってきたからこそです。通常の芝居では、公演が大きくなるほど出演者の人気に依存する割合が大きくなるので、どうでしょう。

実際に制作しつつ、こんな裏プランも考えないといけないから、制作者は忙しいポジションです。

今度は新型コロナウィルス陽性で降板になった田中れいながきっかけで芸能界は体力が資本だと思い知る

今年4月に降板騒動があったばかりのところ、初日を目前に降板発表です。公式サイトより。

主演アン・シャーリー役変更について

当初予定しておりました主演アン・シャーリー役の田中れいなさんが新型コロナウイルスに感染されたため、
主演を森田有希さんに変更して公演を実施することを決定しましたのでお知らせします。

田中れいなさんは、稽古開始前の29日晩に発熱を確認し、30日に改めてPCR検査を受けた結果、陽性が確認されました。
その後、自宅療養を続けており順調に回復されています。しかしながら、舞台稽古に十分な時間をかけることができず、本来の舞台をお届けできる準備ができないとの判断を、本人、事務所と相談の上で決断いたしました。

田中れいなさんの舞台をお見せできないこと、皆様には心からお詫び申し上げます。
そして、田中れいなさんの回復をお祈り申し上げます。

<森田有希プロフィール>

この後も、引き続き、出演者・スタッフ・関係者全員が定期的にPCR検査を実施しながら徹底した感染対策を行い、公演に向けて準備を進めてまいります。

(略)

何卒、ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

8月12日(木)
エステー株式会社

これは流れがあって、7月23日から7月29日まで「信長の野望」という別の芝居に出演していたのですが、こちらが出演者のPCR陽性判明からの公演途中中止になっています。

舞台「信長の野望・大志~最終章~群雄割拠 関ヶ原」にて、7月26日に出演者1名の陽性が判明し、26日以降の公演を中止、その後直ぐに出演者・スタッフ全員にPCR検査を実施しました。

27日に保健所から、ご来場のお客様・出演者・スタッフ含め、今回の公演の濃厚接触者は無しとの認定を頂きましたが、28日になり出演者とスタッフから新たに数名の陽性者が判明致しました。

関係機関のご指導のもと、感染拡大を防ぐよう努めてまいります。

お騒がせ致しまして大変申し訳ありません、ここにお詫び申し上げます。

で、少なくとも添削は入っているでしょうが本人ブログより。

2021-08-12 19:36:37

先日まで出演していた舞台でコロナ陽性者が出てしまい
私は体調には問題なかったものの念の為PCR検査を受けて陰性だったという報告もみなさんにして安心していたら、
後日発熱したので再度検査をしたところ陽性になってしまっていました。
発表するのが遅くなってしまい申し訳ありません。

陰性だったのに、
こんな急に陽性になっちゃうんだと正直びっくりしました。
発熱しなかったら気付かず無症状で
稽古に参加していたのかと思うと怖いです。

ミュージカル赤毛のアンになんとか出れないかエステーさんはじめたくさんの方に調整していただいたのですが、
療養期間や 体調の回復の事なども考えると
稽古が十分に出来ないため
今回降板する事になってしまいました。
楽しみにしてくださっていたみなさん申し訳ございません。

(略)

そしてTOURSミュージカルスタッフの皆さま、
主催のエステーさん、共演者のみなさま
今日まで 復活を待っていてくださってありがとうございます。

アン・シャーリーをやってくださる森田有希さん。
稽古では代役をやって頂いてありがとうございました。
急に本番もアンをやる事になって緊張でいっぱいだと思います。でも絶対大丈夫です。
アンを演じることによって ツアーが終わった後
味わった事のない達成感でいっぱいになれて
毎公演毎公演終わるたびに自分の殻が1つ破れるというか
すごく自信に満ち溢れる事が出来て
心から演じられてよかったって私は思えました。
最後まで有希さんらしく 楽しんでください。

2021年の赤毛のアンの成功を心から祈っています。
無事に千秋楽まで駆け抜けられますように。

自分がコロナになって思いましたが
想像していた以上にきついです。
本当にきついです。身体も心も。本当に
対策もしていたし このコロナ禍 プライベートで友人とご飯に行かないなどは徹底していたつもりなので
かからないって どこか根拠のない自信があったけど
このような結果になったので コロナはすぐ近くにいるんだと 実感しました。

みなさん もう十分気をつけていると思いますが
引き続き 感染対策頑張って健康に生きましょう。

(略)

7月26日にPCR検査、7月28日のPCR検査結果発表まで待機、と思ったら7月29日に発熱、7月30日にまたPCR検査、これなら週末を挟んでも8月2日か3日には再検査結果はわかっていたはずです。それにしては発表までずいぶん引張っています。8月16日初日の芝居なのに。そもそもPCR陽性だったら昔14日今なら12日半の隔離が必要です。「本当にきついです」と書くくらいだったらリモートで参加するのも無理でしょう。

調べたら、2019年に一度、すでに田中れいなはアン役をやっているのですね。前の芝居から次の芝居まで、えらいタイトなスケジュールだと思ったら、それも加味してのことでしょう。

だから「稽古では代役をやって頂いて」とありますが、制作側は「劇場入りまでに田中れいなが復活していたら公開ゲネになってもいいから田中れいな、無理なら稽古の代役をそのまま主役に」と早い段階で決めたはずです。森田有希も別の役で過去に出演経験があるので、白羽の矢が立った、あたりではないかと推測します。

それにしてもスケジュールがすごい。

・8月16日-17日:東京都 メルパルク東京 ホール
・8月18日:埼玉県 川口総合文化センター リリア メインホール
・8月20日:北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
・8月22日:宮城県 電力ホール
・8月23日:大阪府 オリックス劇場
・8月24日:広島県 上野学園ホール
・8月25日:福岡県 福岡サンパレス ホール
・8月26日:愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

絵にかいたような乗り打ちバラシ公演です。しかも翌日も同じ会場の東京初日と愛知楽日は2ステージです。当然、役者もスタッフも移動しながらこなす必要があります。北海道の前後だけ空いているのは、船にセットを載せる必要があるからでしょう。

一度やった役とはいえ、当初の予定なら前の芝居から2週間あまりで次の芝居(しかも歌ありのミュージカル)の準備をしないといけない。これで体調が復活していたら病み上がりでも主役を務めないといけない。体調が悪くならなくてもこの11日間11ステージのツアーをこなさないといけなかった。つくづく、芸能界は体力が資本だと思い知らされます。

2021年8月 3日 (火)

新型コロナウイルス感染症に係る文化芸術関係者向け職域接種の実施について

文化庁筆頭の企画が流れていたので紹介です。

本接種は、地方公共団体での接種に先駆けて緊急に接種を受けたい文化芸術関係者を対象としています。このため、文化芸術活動の内容及び緊急に接種が必要な理由を記載いただく項目を設けております(例:10月に公演があり、集団での稽古に参加するため、接種する必要がある)。

という条件付きですが、8月5日10時から予約開始だそうです。場所は国立新美術館。詳細はリンク先を。

<2021年8月30日(月)追記>

時事通信「文化芸術関係者への職域接種中断 モデルナ製の異物混入―文化庁など」より。

2021年08月26日11時55分

 米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの一部に異物が混入していた問題で、文化庁は26日、フリーランスなど個人で活動する文化芸術関係者約8000人に対する職域接種を中断したことを明らかにした。使用予定のワクチンに厚生労働省が接種中止とした製造番号のものがあった。代替品が届き次第、再開する。

 職域接種は、コロナで打撃を受けた文化芸術活動の再開を支援しようと、文化庁や関係する独立行政法人が計画。東京都港区の国立新美術館で19日に1回目の接種が始まっていた。
 文部科学省などによると、各大学で実施している学生や教職員らを対象とした職域接種は、23日以降、43大学が開始を予定していたが、一部の大学が接種見合わせを発表した。

読売新聞「異物混入で中断の文化芸術関係者向け職域接種、30日に再開…代替ワクチン確保」より。

2021/08/27 20:47

 新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチンの一部に異物が混入していた問題で、文化庁は27日、一時中止した国立新美術館(東京都港区)でのフリーランスを含む文化芸術関係者向け職域接種を、30日に再開することを明らかにした。代替のワクチンが確保できたため。

 文化庁は26日、厚生労働省が同美術館で使う予定だったワクチンの使用見合わせを求めたため、接種を一時中止。27日は帝京科学大(東京都足立区)からワクチンと会場の提供を受け、同大千住キャンパスに会場を変更して接種を行った。

いろいろあったようですが、続行できているとのことです。会場変更注意。

2021年7月21日 (水)

朗読劇で雑に運営して客まで巻きこんだクラスター発生

噂にはなっていたようですが、出演者の1人が経緯をまとめたことで確定です。公式Twitterも認めている、客まで巻きこんだクラスターです。まとめた内容に嘘がないという前提ですが、関係者が直接まとめたことはよいことだと考えます。ただ、お腹いっぱいの内容すぎてすぐに目に入らない。今回はリンクだけにしておきます。

目に入ったところだけで取りあげると、雑な運営もやばいし、PCR検査の陽性者がでたら中止と事前に宣言していたのに隠して公演したのもやばいし、この状況下で客出し実行したのもやばいし、主催が保健所への連絡で嘘をついたのが一番やばい。この時期にここまでやらかしたという点で、去年の同時期のクラスターよりもっとやばい。芝居関係のクラスターの話題を追うのに疲れましたが、まだこんなレベルの話が出てくるのかと。

これに比べたら出演者が濃厚接触者の疑いがあると午後に届いた時点で夜公演と残りの日程の中止を決めた劇団の対応なんて神です神。あなたたちは公演機会を失ったが、それは適切で勇気ある行動でした。7か月経ちましたが改めて称えます。

同じ公演期間に別の芝居を観に行っていた自分としては、緩んだ心を引締めないといけません。

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