2026年6月
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2026年5月31日 (日)

1950年代で楽しんだ2026年の1日

昨日の昼に観た「エンドゲーム」は初演が1957年、夜に観た「十二人の怒れる男」は舞台版初演が1955年(オリジナルテレビドラマは1954年)。この2本重なったのは予定と体調と相談しての偶然ですが、両方とも初演が1950年代です。どちらも古典と呼ばれて今に残る傑作ですが、それが現代でも楽しめました。

ギリシャ悲劇だって今でも上演されるのだから、1950年代なんて芝居の世界ではついこの前だと言われればその通りです。ただ「十二人の怒れる男」を上演したCEDARは主宰が演出家で、脚本は名作の上演が方針らしいです。そういうことが出来るくらい優れた芝居の脚本も世の中にはたくさんあります。観る方はありがたいですが、脚本を書く方は大変ですね。過去の名作を押しのけて上演を勝ち取らないといけませんから。

似たような話は音楽でも聞いたことがあります。レコードやCDなど物理メディアとその購入(レンタル)費用に縛られている間は新作優勢だったのが、サブスクが解禁されるとその縛りがなくなって、過去の名作、名演奏と真っ向勝負して聴き手の時間を勝ち取らないといけない。

個人的にはサブスク全盛になったおかげでむしろ音楽からは縁遠くなりました。膨大すぎるので、丹精込めて作られたパッケージを少数選んで、繰返し聞く方が性に合っていました。映画もそうですね。結果、サブスクやっていません。

芝居は生身の人間がやるものですから、まずこれが完全にネットワークで配信できるようになるためにどのくらいの技術の進歩が必要か。それに役者と観客の、その日その日の具合で笑い所も泣き所も変わって、そのセッションが芝居の拠り所というか最後の砦というか。NTLiveとかよくできていますけど、あれは客席の反応も入っているのが良し悪しです。ないと困るのはわかりましたが、あったらあったで反応も生ものですから、初見のときはいいとして繰返し観る時に同じ反応というのも困ります。

何が言いたいのかよくわかりませんが、久しぶりの暇ネタでした。

2026年2月24日 (火)

駅前劇場とOFF・OFFシアターも改修でしばらく休館

こちらはビルの改修に伴うもので5か月です。公式サイトより。

駅前劇場/OFF・OFFシアター

TAROビル改修工事に伴う休館について

この度、当劇場が入居しているTAROビルの改修工事に伴い、下記の期間について、駅前劇場、OFF・OFFシアター共に休館とさせていただきます。
劇場をご利用いただいている団体様、劇場へお越しいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます

休館期間
2026年3月2日(月)~7月31日(金)

何でもメンテナンスは必要なのでしょうがない。ここでしっかりメンテナンスを済ませて安心して観られるようになってほしいです。

世田谷パブリックシアターが改装で一時休館

1年以上前に発表されていたのにすっかり見落としていました。公式サイトより。

2024年11月15日

世田谷パブリックシアター(主劇場)一時休館のお知らせ

世田谷パブリックシアター(主劇場)は天井および舞台設備等の改修工事のため以下のとおり休館いたします。
ご利用の皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【休館期間】令和8年4月1日~令和9年3月31日(予定)

【対象施設】世田谷パブリックシアター

※シアタートラムは通常通り営業いたします。
※休館明けの劇場使用申込みの受付時期につきましてはあらためてお知らせいたします。

ここで休館期間が明けて2027年4月1日となると、ちょうど芸術監督の交代期になります。なるほど、それに合せて必要な改修は済ませておこうということと思われます。

そして野田秀樹。東京芸術劇場の芸術監督は3月いっぱいで終わりますし、今年の野田地図は4月に幕を開けて海外公演を挟んで8月に終わります。何となく来年の野田地図公演も4月から始めるとちょうど収まりがよさそうですね。改修後のオープニングを新芸術監督就任記念として自作で飾るとか、ありそうですね。次期芸術監督、誰になるでしょうか。答え合せはおそらく今年の12月。

国内芝居「お梅は呪いたい」の上演延期の話

小説原作の舞台化が上演延期になりました、という話です。公式サイト「舞台『お梅は呪いたい』上演に関するお知らせ」より。日付はファイル名の通り、2026年1月23日発表です。

このたび、2026年2月に上演を予定しておりました舞台『お梅は呪いたい』につきまして、関係各所・出演者・スタッフと慎重に協議を重ねた結果、誠に残念ではございますが、公演を延期させていただく判断に至りました。

お客様に安心して作品をお楽しみいただくため、また関係者が十分な環境のもとで作品づくりに向き合えるよう、
主催・制作側として整えるべき準備と体制を見直す必要があると判断し、今回の決断に至りました。

本公演にご尽力くださっている藤崎先生、祥伝社の皆様、スタッフ・出演者・マネージメント各社、劇場関係者の皆様、
そして、なにより、クラウドファンディングを通じて応援してくださった皆様、
すでにチケットをお買い求めいただいている皆様、
本作にお心を寄せてくださったすべての皆様に、
多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。

延期後の公演時期、出演者等の詳細につきましては、改めて準備が整い次第、公式に発表させていただきます。
なお、チケットの払い戻しやクラウドファンディングに関する対応につきましては、下記よりご確認ください。
(中略)
本来であれば、このような判断に至らぬよう進めるべきところ、主催・制作側の至らなさにより、
多くの皆様にご迷惑をおかけする結果となりましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

舞台『お梅は呪いたい』製作委員会

「主催・制作側として整えるべき準備と体制を見直す必要があると判断し、今回の決断に至りました」と書いているくらいなので主催・制作側に責任があるのでしょうが、それならどのような判断があったのか。それは普通、表に出る話ではないのでわかりません。ただ、主催・制作がどこなのかというと、「『お梅は呪いたい』製作委員会」とだけあって具体的な体制がさっぱりわかりません。

この製作委員会という体制は映画やアニメでよく見かけますが、私の中途半端な知識によれば、作る側にかなりの責任がかかり、金を出すのは製作委員会ですが損をしても出した金以上の損は払わず、儲けは製作委員会側が大半を取って、出来上がった製作物の権利も製作委員会が持って行くという、あまり評判のよくない体制という偏見があります。もちろん金を出すのは大事ですし、作り手がどのように関わるかの実際は契約次第でしょうし、宣伝や運営も製作委員会側が持ちます。

ただ、この芝居はクラウドファンディングで費用を集めているのですよね。300万円目標に対して1回目が不発で、2回目がほぼ95%で、合せるとほぼ100%まで集めています。別にクラウドファンドで資金を集めていけないことはありませんし、実際に上演に際してクラウドファンドで費用を集めている芝居を見かけたこともありますが、製作委員会の体制にはあまり馴染まないものです。ちなみに集まった金額に関わらず払われるAll-in形式ですが、返金は2月いっぱいまで受付けており、冒頭のお知らせの中略部分にURLがあります。

支援金の使い道には以下が挙げられていました。

設備費
人件費
広報/宣伝費
リターン仕入れ費
人形をはじめとする小道具製作費、英語字幕製作費などを含む公演制作費
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

実際、今時の物価で300万円では上演費用には足りないことは、一度真面目に計算したことがあるのではっきりしています。しかもクラウドファンドなら手数料も2割くらい持って行かれます。だからチケットを買ってくれるお客様探しの面が大きいと思います。

これがやらかし上等で費用を集めていたのかというと、そうとも言い切れません。というのも、上演台本と演出に松村武を、主演に高田聖子を呼んでいるからです。別にこの2人と個人的な接点は皆無なのですが、少なくとも詐欺の片棒を担ぐような人たちとは思えません。

ここであらためてクラウドファンドのリターンを見てみます。原作者のアフタートークが入っているくらいなので、それなりに信用できる体制で進める予定だったはずです。

3,000円 公演パンフレット+非売品手ぬぐい
5,000円 稽古場見学参加権利+公演パンフレット+非売品手ぬぐい
15,000円 バックステージツアー+公演チケット+稽古場見学参加権利+公演パンフレット+非売品手ぬぐい
30,000円 藤崎翔さんも参加の特別アフタートーク参加券+特別アフタートーク回公演チケット
+バックステージツアー+公演チケット+稽古場見学参加権利+公演パンフレット+非売品手ぬぐい
100,000円 クレジット入り 非売品カンパニーウェア+公演パンフレットにクレジットを記載※映像化されるの際にはエンドロールにもクレジットを記載+全部セット(30,000円リターンと同様の内容)

そこでもう一度「主催・制作側として整えるべき準備と体制を見直す必要があると判断し、今回の決断に至りました」に戻ります。

本当に当てずっぽうの予断でしかないのですが、原作者が元芸人ということで、原作者に近い芸能関係者で、かつ舞台業界に詳しくない人がいたとします。舞台化したら面白そうとノリで始めて周りに声をかけたら、それなりに人が見つかったので上演しようと製作に入ります。ところが舞台を1本作るにも様々な苦労があり、次々と出てくる問題を解決するにはそれなりに各分野に通じていないといけません。しかも勢いで借りた劇場がまだ新しいキャパ508席の飛行船シアター(東京)で10日間13ステージと、346席の西文化小劇場(愛知)で2日間2ステージ、もちろん仕込みは別。赤字を出さないためにチケット代を13800円で設定してみたものの、お前は「ハリー・ポッター」と勝負するのかという値段では客入りが覚束ないのは想像に難くありません。あれこれやってみたものの、このまま進むと赤字で死ぬとギブアップした。そんな物語が浮かびました。

当てずっぽうは当てずっぽうでしかないのですが、延期と言い丈、このまま中止になっても驚きません。そんな舞台の上演計画があった、という話です。

海外ミュージカル「バーレスク」の上演中止

1月に発表されて、続報があるかと待っているうちに書きそびれた話です。公式サイト「ミュージカル『バーレスク』公演中止のお知らせ」より。日付が入っていませんがたしか2026年1月9日発表で、上演予定が2026年5月から8月まで東京大阪福岡でした。

 弊社梅田芸術劇場では、ミュージカル『バーレスク』日本版公演の上演権を取得し、実現に向けて入念に制作における準備を進めてまいりました。しかしながら、誠に遺憾ではございますが、本公演の実施を断念せざるを得ない状況となりました。

 本公演を心待ちにしてくださっていたお客様には、このようなご報告となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。あわせて、公演の実現に向けてご尽力いただきました日本キャストならびにスタッフの皆様に対しましても、多大なるご迷惑をお掛けいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

 このたびの事態を重く受け止め、今後はこれまで以上に真摯に舞台制作に取り組み、皆様に信頼していただける舞台エンタテインメントをお届けできるよう、誠心誠意努めてまいります。

 何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

 株式会社梅田芸術劇場

補足でステージナタリーから記事を拾っておきます。

本作は2010年に公開された、クリスティーナ・アギレラ主演のミュージカル映画「バーレスク」をもとにしたミュージカル。ミュージカル版は昨年7月から9月にかけてイギリス・ロンドンのウエストエンドで上演され、映画版の脚本・監督も務めたスティーヴン・アンティンが脚本、歌手・ラッパー・振付家のトドリック・ホールが演出を担当。またエグゼクティブプロデューサーとして、アギレラもクレジットされている。日本キャスト版では、元宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴がアリ役を務めることが発表されていた。

理由については推測するしかないのですが、たっぷり吹っ掛けられていた上演料を為替の手当てをせずに後日決裁としていたら、円安で限界を突破して、違約金を払ったとしても中止にしたほうがまし、と判断するくらいに追込まれたのではないかと想像します。

というのも、1月に発表になったということは、その前に1か月くらいはかけて関係者にごめんなさい行脚をしていたはずです。ということは中止の決定をしたのはさらにその前の10月か11月。そのころちょうど為替が一本調子で円安になったころで、ドルでもポンドでも傾向は同じ。商業芝居は上演準備が約3年とどこかで読んだことがありますけど、2023年の円高なときと比べるとドルで2割、ポンドで3割も為替が変わっています。

海外公演の上演料が国際的なドル決済なのか、現地通貨としてポンド決裁なのかはわかりませんが、これだけ変わったら算盤も弾き直さないといけません。

推測は推測でしかありませんが、なぜこのように推測したかというと、役者の責任なら意地でも代役を探してきたでしょうし、何より今回の中止の発表文章からあまり責任が感じられなかったのですよね。やらかしたのではなく、不可抗力な状況に負けたからしょうがないという雰囲気を読取りました。円安も物価の値上がりの理由1つだと全国的に膾炙しているところなので関係者も諦めがついたというべきか。本来は為替も商売のリスクの1つなので、本当に為替が理由ならやらかしたことには変わりないのですが。

ともかく、中止になったミュージカルの上演計画があった、という話です。

2026年1月26日 (月)

松本白鸚休演のまま終わった1月歌舞伎

これ、復帰したときにまとめてブログに書こうと待っていたのですが、公式にアナウンスがなかったのでどうも復帰しなかったっぽいです。「歌舞伎座『壽 初春大歌舞伎』松本白鸚 休演のお詫びと配役変更のお知らせ」より。

 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」夜の部(※Aプロ)『女殺油地獄』の小栗錦左衛門に出演の松本白鸚ですが、体調不良のため、1月6日(火)(※Aプロ)の公演を休演しました。本日1月8日(木)以降について、Aプロ、Bプロともに、下記にて上演いたします。

 なにとぞご諒承を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 松竹株式会社

■歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」
【夜の部】 ※Aプロ、Bプロ
 『女殺油地獄』

 小栗錦左衛門   中村 東蔵

2026/01/08

1月2日にAプロで開演のあと、4日に出て、6日から交代して、そのままお終いです。自分も観ましたが、小栗錦左衛門は登場1場面だけの役だったはずだから、せめて千秋楽くらいは復活するのではないかと期待していました。なのに休演続きということは相当に体調が悪かったのだと思われます。

古典歌舞伎だとその前は去年9月の「菅原伝授手習鑑 夜の部(Aプロ)」に出ていて、この時も1場面だけでしたけど藤原時平をいかにも悪人らしくやってくれていました。その後に11月の「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)」に出て、これは半分耄碌した大物役者という扱いだったのでよぼよぼに見えるところが演技か体調かわからない、でも楽屋の場面でセリで出てまったく動かないで引っ込む役を三谷幸喜が当ててきたのでひょっとして体調悪いのかも、と考えるような出番でした。2か月間隔で出演なら次の3月公演ですが、そちらにはクレジットされていません。元気になってほしいです。

2025年12月29日 (月)

劇中劇の芝居を本当に上演して撮影するNetflixの宮藤官九郎脚本ドラマ

ややこしいのでまずは制作会社っぽいところのサイトより。

[NEWS] 大人計画×Netflix「俺のこと、なんか言ってた?」 宮藤官九郎作・演出の舞台が、 宮藤官九郎オリジナル脚本のNetflixシリーズとコラボ!! 下北沢ザ・スズナリにて上演決定!!

この度、2026年1月28日(水)~2月1日(日)、ザ・スズナリにて、劇団ウイスキーボンボン第7回公演『誰も知らない大物俳優』の上演が決定いたしました!

本作品は、宮藤官九郎が完全オリジナルの脚本を手掛けるNetflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」(2026年/Netflixにて世界独占配信)の劇中公演です。主演は、まさに“誰も知らない大物俳優”田中卓。共演は、無頼タケルノミコト、二萬田久子。その内容が事前に明かされることは無く、秘密裏に上演されるこの舞台は、ご観劇いただくお客様も内容や感想を一切劇場外に漏らしてはならない極秘プロジェクトです。お客様もこのプロジェクトの一員として秘密を共有することになります!口外不可でよろしくお願いします!!そして乞うご期待!!!

作・演出:宮藤官九郎コメント

これは僕の作品であって僕の作品ではない、駆け出しの劇作家が書いたテイの劇中劇です。
主演は役所広司に見えるけど役所広司ではないテイの男、田中卓。
共演の2人もおそらく誰かなのでしょうが、誰も知らないテイでご覧下さい。

2026年配信予定のNetflixのドラマが宮藤官九郎の脚本であり、その撮影中である。ドラマの中で劇中劇があるが、それを実際に公演をやって撮影する。そのドラマの主人公が役所広司で、ドラマ中に出てくる劇団名が「劇団ウイスキーボンボン」である。ということまでまずはわかりました。

次。大人計画の公式サイトに、ドラマ中の設定に則りつつもギリギリそうでないメタな公演サイトが載っています。宮藤官九郎が脚本演出を行なう3人芝居である。公演期間は水木金の前半3日間と日曜日に分かれている。水木金は有料で販売する。そのうち金曜日は公演収録日である。ここまでは普通です。チケット料金が13000円ですけど、宮藤官九郎の脚本演出で、3人の役者のうち少なくとも1人は役所広司ですから、まあ妥当でしょう。お土産付きらしいですが、ドラマの販促グッズか何かでしょうか。

そして日曜日は抽選ですが完全無料の回。システム利用料は負担するようですが495円ならただみたいなものです(チケットぴあでの申込にクレジットカード必須となっています)。代わりにドラマのエキストラとしても撮影に参加してもらうことが条件です。

〇特別無料招待券

2月1日(日)13:00公演は、事前抽選にお申し込みいただき、当選されたお客様のみご覧いただける特別無料招待公演です!
客席内にカメラが入り本番を全編収録すると共に、終演後にドラマ収録を行います。
ご観劇のお客様には終演後のドラマ収録もエキストラとしてご参加いただきます。
(中略)
【料金】
招待のため無料
※ただし、当選時にはぴあシステム利用料330円+チケット発行料165円をお客様にご負担いただきます。

いろいろ条件も書いてありますが、そのチケットの抽選と販売を管理するチケットぴあのサイトの方が若干詳しいみたいなので申込ボタンからそちらを見てみましょう。

「誰も知らない大物俳優」2月1日公演 特別無料招待券受付
注意事項-必ずご確認ください

※本受付は、「チケットぴあ」の販売方法とは異なる特別受付となります。チケットぴあサイトでご利用いただけるサービスは適用されませんので、ご了承ください。

※本受付は、引取方法「購入後あとから選ぶ」をご選択いただきます。ご当選・お支払い後に、チケットぴあ「Myチケット」ページにて発券場所をお選びください。ご登録の氏名/電話番号がぴあ会員登録情報と一致しない場合、お申し込みができません。予めご注意ください。

受付/結果発表日程

● 受付期間
2025年12月25日(木) 10:00 ~ 2026年01月08日(木) 23:59

● 結果発表
2026年01月16日(金) 18:00頃(予定)
結果発表後は早急に、申込状況照会はこちらより、当落結果をご確認ください。

● 結果確認方法

※申込状況照会には、受付完了画面にて表示される『申込受付番号』/お申し込み時にご登録の『申込状況照会用パスワード』が必要です。
※サポート情報として、当落結果通知メールを上記の結果発表日時に配信いたしますが、メールが未着の際は必ず、お客様ご自身で [申込状況照会] の結果発表をご確認ください。
※@pia.co.jpからのメールを受信可能な状態に設定してください。メールの再送はできません。
※インターネットの途中経路の障害や、お客様のご利用されているメールサーバ、端末の設定の問題等による遅配・未配につきましては、弊社はその責任を一切負いません。
※毎週火曜・水曜の午前2:30から午前5:30まではシステムメンテナンスとなります。

受付公演詳細

「誰も知らない大物俳優」2月1日公演
2026年02月01日(日) 13:00
【B】
会場:東京・ザ・スズナリ
席種: 特別無料招待券 ※整理番号付き当日引換券/公演当日要身分証明書

注意事項

【チケット】
※公演当日、お引き換えの際に券面に記載の氏名確認を行います。身分証明書(ご本人と分かるもの〈免許証、保険証、マイナンバーカードなど〉)の原本を必ずお持ちください。確認後、指定席券と引き換えてご入場いただきます。
※お席はお選びいただけません。ベンチシートや、開演直前に客席にご案内する注釈付き指定席となる可能性もございます。
※指定席券とお引換後、ドラマ収録の都合でお座席の変更をご相談させていただく場合がございます。

【ご注意】
※2月1日(日)13:00開演の無料公演をご観劇のお客様には、ご観劇内容・収録内容を第三者に開示・漏洩しないことをお約束いただき、 撮影した肖像の利用に関してご同意いただくため、【秘密保持に関する誓約及び肖像権の利用等に関する同意書】をチケットお申し込み時にご確認いただき、ご観劇当日のご入場時にご署名いただく必要がございます。
また、知り得た情報はインターネットなどあらゆる媒体に書き込まない、口外しないようお願いします。
※エキストラとしてもご参加いただきますので、収録に映り込むことを前提にお申し込みください。
※終演後のドラマ収録は最大4時間位を予定しております。19時まで劇場に居られる方のみを対象にしております。
※早い整理番号から良席にお座りいただけるという訳ではございません。
※ご入場は整理番号順ではございません。
※撮影されたすべての映像の著作権は、Netflixシリーズ「俺のこと、なんか言ってた?」の権利者に帰属いたします。無料公演に応募され出演された方の、映像に関するいかなる権利も主張されない事に同意されるものとしてご応募ください。
※撮影中に、スタッフの指示に従っていただけない場合は、退場をお願いすることがあります。
※ご記入いただきました個人情報は本公演(エキストラ参加)以外では使用いたしません。
※開演の5分前を過ぎますとご自身のお席にご着席いただけない場合がございますので、予めご了承ください。
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されております。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※車イスでご来場予定のお客様は、チケットご購入前に大人計画(03-3327-4312)までお問い合わせください。
※営利目的でのチケットのご購入ならびに転売は固くお断りいたします。
※チケット券面に購入者氏名が印字されます。

【お問い合わせ】
(後略)

この後のページでもこまごまとした注意事項が続きますが、とりあえずここまで。普通に見るなら13000円払う芝居を無料で観られる代わりに、エキストラとしてこれだけの条件に同意するようチケット申込みの時点で権利関係についてはしっかり釘を刺しています。そりゃアメリカ発の会社が法律関係を押さえないわけがない。内容を漏らさないことについて秘密保持契約をするとありますが、申込時にメールアドレスは伝わることになっていると後のページに書かれていますし、申込みもクレジットカード限定です。署名と合せていろいろ追及する手段は向こうも把握して備えていますから、ばらして知らんぷりの炎上狙いは止めたほうがよいです。

最大4時間くらい、19時まで居られる人、という条件が明記されているのはいいですね。ドラマの撮影は時間があってないようなものと昔から言われていますが、次の日が仕事の人も、遠方から応募する人もいるでしょうから。

無料で観られるのだから座席が選べないのはそりゃそうだろうと思いますが、面白いのは座席変更を後で相談する件です。座高の高い人とか服装が派手な人とか頭髪がお歳を召している人とか、画面上の絵作りを考えないといけないんでしょうね。個人的な予想ではエキストラの一般客だけでなく本業の役者も客席に混じってあれこれやるんだと思いますが、それに舞い上がらないような人をなるべく真ん中に持ってくるとか。

とは言え、13000円を取ったとしても公演だけなら大赤字でしょうから、その分は撮影費用に組込まれているのでしょう。Netflixは全世界相手にするだけテレビドラマと比べて予算が文字通り桁が違うという記事を読んだことがありますから、こういうこともできるのでしょう。いい予算の使い方だと思います。反面、視聴数のノルマが厳しくて達成できないと次がない、だから初めて参加した仕事が成功せずに2回目の機会なくお払い箱になる人も後を絶たない、とも記事には書かれていました。芸能界に向いた仕組みだと思いますから別世界の話です。

次の公演の予定を立てるために調べていたら見つけた公演だったものの謎だったので、あらためて調べてどういうものなのかようやくわかったので一段落です。

ちなみにこれを書いているのは抽選の応募期間中なので応募しようと思えばできるのですが、いろいろと面倒そうなので止めておきます。それなら平日公演に応募するかというと、当たれば都合の付く日が1日だけあるのですが、それでもいろいろ面倒そうな予感がするので止めておきます。面倒そうだけど役所広司が観られるかもしれない、よりは、役所広司が観られるとしても面倒そう、と考えてしまう私はおっさんです。面倒が起きてから文句も言えませんしね。

2025年12月28日 (日)

抽選販売でほぼすべてのチケットが当選して抽選のやり直し

芝居の予定を立てるべく調べている最中に見つけました。ヨーロッパ企画の公式「お詫びとお知らせ」より。

ヨーロッパ企画第44回公演「インターネ島エクスプローラー」
ヨーロッパ企画公式サイト先行 チケット購入のお客様へ

2025年10月15日

2025年10月4日(土)~10月9日(木)に実施いたしましたヨーロッパ企画「公式サイト先行」では、多くの皆様にお申込みをいただき、誠にありがとうございました。

しかしながら、10月14日(火)に行われた抽選作業の際、先行販売を実施したチケットぴあサイトでの抽選処理作業に不備があり、本来は抽選が行われるはずだった一部公演において、希望枚数のほぼ全てが当選として処理されてしまいました。

この誤処理により、下記の公演で収容人数を超える枚数が販売されていたことが判明いたしました。誠に恐縮ではございますが、対象公演の公式サイト先行での当選を一旦無効とし、チケット代金を全額払い戻しさせていただく対応を取らせていただきます。

対象となるお客様には大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、払い戻しとあわせて再受付を実施いたします。詳細は以下の通りです。

【対象公演】

公演名:ヨーロッパ企画第44回公演「インターネ島エクスプローラー」
日時 会場 対象席種
2025年12月13日(土) 15:00 栗東芸術文化会館さきら 中ホール 一般・学生
2026年1月9日(金) 19:00 本多劇場 一般
2026年1月10日(土) 13:00 本多劇場 一般
2026年3月7日(土) 13:00 札幌市教育文化会館 大ホール エクスプローラーシート

【再受付および払い戻し方法】

対象のお客様には、チケットぴあより順次メールにてご案内をお送りいたします。
メールには再受付の詳細および払い戻し手続きの方法を記載しておりますので、ご案内が届き次第、ご確認のうえお手続きをお願いいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】

(中略)

公演を心待ちにしてくださっていた皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
今後は、このような事態が二度とないように、再発防止に努めてまいります。

チケットぴあ
ヨーロッパ企画/株式会社オポス

これについてはチケットぴあがやらかしたことが明記されていますので責任ははっきりしています。

原因についてはまったくの推測ですが、チケットぴあだと公演の会場単位でチケット販売を分けるのが基本で、同じ会場であれば学生向けなど特別なチケットでない限りは同じページで販売します。それなのに特定の公演回が対象となっています。おそらく割当てられたチケット数を入力する際の入力ミスで数字を間違えて入力してしまったのではないでしょうか。「希望枚数のほぼ全てが当選」と書かれている所からすると、桁を間違えてお尻に0を付けたり頭に1を付けたりしたら劇場総席数を超えて、それは何となくシステムで弾く仕組みが入っていそうですから、割当て総数を入力するところを劇場総席数を入力した、あたりでどうでしょう。だとするとヨーロッパ企画の抽選に申込んだときの倍率は他のチケットセンターも考えると5倍くらいかな、とか連想が広がりますが、まったくの推測なのでこの辺にしておきます。

それにしてもこの7月には「劇場休演日を初日に指定する大ポカで公演日再設定」という事件があったばかりです。書類を確認するときは固有名詞と数字(日付含む)だけは間違いがないように確かめると言われていますので、そこは気をつけてほしいところです。

それとは別に、やっぱり人手不足が芝居の制作関係にも来ているのだろうなと思います。それは私の仕事でもひしひしと感じるところではあり、他山の石にしなくてはいけません。

余談ですが、どうせならついでに「芝居業界の笑えない失敗 制作編」で誰か1本作らないでしょうか。芝居本番のトラブルは「ショウ・マスト・ゴー・オン」みたいに作られていますが、もっと事務所寄りが舞台のもので、登場人物が制作とかマネージャーとかスポンサーばっかりで役者役が全然出てこない芝居。これは揶揄しているのではなくて、そういう形でまとめることで業界内の啓蒙に資するのではないかという提案です。それこそヨーロッパ企画が得意そうなのですが。

もっとも、芸能界で本当に笑えない失敗となると刑事事件になるのはここ数年来の事件で明らかなので、ネタは選んでほしいところです。

チケット代から予想する舞台の出来について(2025年末版)

世の中の物価上昇に伴ってチケット代も値上がりしています。関係者だって物価上昇を埋合せられるように稼がないといけないので、それは致し方ありません。

それで2004年に書いた(ブログの移動に伴い2011年に再掲載した)「再録:チケット代から予想する舞台の出来について」を、今の感覚に直してみようと思います。

前回はその公演の一番高い席を基準にしていたのですが、昨今だと土日祝日公演が高い、夜公演が安い、子供割がある、学生割引がある、など1つの公演の中でもチケット代がばらつきます。なので基準は「その公演で一番標準的で割増も割引もないと考えられる平日昼間公演の大人料金で一番高い席の値段」を基準とします。実際にはその公演で一番安い料金を基準に上乗せを決めていると思いますが、そこはあまり穿つことなく素直に考えます。

また前回と同じく、伝統芸能や宝塚や海外来日モノの日本公演はまた別の基準になりますのでひとまず脇に避けます。

・無料:
観てはいけない。

・ - 3500円(旧2000円までの価格帯):
旗揚げしてすぐの場合。旗揚公演に限っては出来のいい可能性はあるが、数回公演してもこの値段だと手を出さない方が賢明。

・ - 6500円(旧3500円までの価格帯):
ある程度公演を重ねた劇団。規模の大きい劇場には向かない作風の劇団、ある程度売れた人たちが本公演とは別に上演したい場合、芸能人としてそこそこ売れていても舞台経験の浅い人が舞台を始める場合、長年公演しているが全然おもしろくない(動員数が伸びない)のでこれ以上の値段をつけることができない劇団、の4パターンが主。玉も石も多い、小劇場という言葉が一番似合う層。

・ - 8000円(旧5000円までの価格帯):
ある程度の評価を得られて、中規模以上の劇場で上演するに耐えうる質を維持している劇団が多い。コアな少数ファンを当てにした、つまらなくて売れない劇団もたまに混じる。スタッフワークのレベルも上がる。昔ならエンタメ要素必須の価格帯でも、近頃だと小劇場社会派系地味芝居でもこのくらいのチケット代はある。

・ - 13000円(旧8000円までの価格帯):
昔の小劇場から売れた劇団、あるいはその関係者を巻込んだプロデュース公演でいまとなっては事実上商業演劇になっている一群と、芸能系の商業演劇群とが混在しているレベル。小劇場系だとはずれが最も少ないと思うが、それでもはずれるときははずれるし、芸能系は言わずもがな。脚本家か演出家か役者に人気者が含まれ、スタッフワークは確実で金がかかっている。

・ - それ以上:
人気者を前面に押出しての価格帯。スタッフワークは確実で金がかかっており、その点ではチケット代について納得させてくれる。ただしスター頼みの面も大きく、芝居の出来を保証するものではない。役者目当てでない場合は、チケット代が高い分だけ外れたときの怒りも大きくなる。

こんなところではないでしょうか。以前は旧6500円までの価格帯を設けていましたが、「つなぎ」と書いていたくらいその当時でもあまり見かけないチケット代の価格帯でした。ですから割と強気なチケット代も珍しくなくなってきた昨今、上下の価格帯に吸収されて消えました。

以前はまったく観なかったので書かなかったこととして、ミュージカルがあります。できる役者が限られる、演目に海外翻訳物が多い、生演奏が入ることもある、と金の掛かる要素が多いため価格帯が高値安定しており、13000円スタートくらいでしょうか。16000円とか見かけますし18000円でも驚きません。こちらはチケット代から出来を判断することは不可能で、演目と出演者で判断することになります。

ちなみに、劇団四季のチケット代はなかなか相場に近いです。ただあちらは、ロングラン演目だと減価償却費だか契約当時の為替だか何か理由があって、一般レギュラー価格が13000円のところ、新作だと13500円になっています。会員価格だと1000円引きになりますが、今後もチケット代はじわじわと上がるのだと読取れます。

そしてここまで書いておいて何ですが、チケット代から出来を推測するのは近頃は成立たなくなってきているなと思います。

2004年当時は売る側としても提供できるものに見合った値段というのを意識していたような、チケット代の格とでも呼ぶべきものがありました。小劇場とか老舗新劇劇団とか商業演劇とか、互いの領分がもっとはっきり分かれていて、そこにチケット代の相場がありました。そこは2025年現在、存在しません。小劇場から芸能界に進出して活躍する人が増えて、小劇場と新劇劇団との間で脚本家や演出家レベルでの交流が盛んになり、テレビの影響力低下と海外ネット系オリジナルドラマや映画の作成が日本にも入って、ごちゃ混ぜです。

スタッフワークも、IT系ツールの発展で映像と音響はかなりのところまで作れて、機材よりも腕前とやる気次第になっています。なんだったら小劇場なのにLEDパネルまで導入する芝居が出てくるくらいです。

あとは役者の腕前も、平均値は今より数段下でした。だからこそ達者な役者のいる劇団は人気となり、大きくなり、人気の役者が抜けて終わる、というサイクルでした。そこを底上げしたのが、ここ30年近くの現代口語演劇の膾炙によって自然体の演技のイメージが広まったことと、海外のメソッドの流入でしょう。若くても上手い人は本当に上手いし、その数も増えています。小劇場と芸能界の両方でです。

余談ですが、その分だけ、昔の小劇場で「怪演」して名を上げたような役者が減っている気もしますが、あれは劇団の作風が「怪芝居」であることとセットです。探せばどこかにいるのでしょうし、近頃の自分の興味でなかなかその手の芝居は観られていないのですが、それでも「怪芝居」の数自体が減っているように思われます。

閑話休題。それらの結果として、安いチケット代の面白い芝居のレベルと、高いチケット代の面白い芝居のレベルとが拮抗しています。面白さの1点だけを問うなら昔だって拮抗していたでしょうが、それは脚本家兼演出家兼主宰のセンスで引張り上げられるだけ引張り上げた結果だったでしょう。それが今だと役者もスタッフも商業演劇と大差ないケースも出ています。違うのは上演劇場の広さだけです。

あとはSNSの広がりもあります。SNS宣伝の上手下手はありますが、だとしても昔よりも口コミの重要性が遥かに高い。

結果として、チケット代から出来を予想する意味が減りました。それは芝居の出来を予想する手掛かりが減ったことになりますから、観客にとってはかえって難しくなったと言えます。

上演側に取っても難しくなっていて、自分たちの芝居の観客層をよく把握して、口コミが広がる層を考えて、上手く嵌まったときにチケット代が足かせにならないようなところまで思いを馳せる必要があります。

それでも昔に比べたら今の芝居環境の方が面白いものが多いです。チケット代が上がっても外れ芝居はなくなりませんが、外れたときの不満要素は昔よりも減っていますし、面白い芝居の面白さは昔よりも上がっていますから、観客にとっては今の方が豊穣と言えるでしょう。作る側は昔よりも大変でしょうが、そこは納得の上で取組んでもらいたいです。

チケットの手数料について2題

その1。今年は事前にチケットを買ってから芝居を観に行くことが増えました。昔なら当日券で観られていたであろう芝居でも、当日や前日の電話予約をしていないと販売もされないことが増えたからです。

そうすると芝居や販売方法ごとにチケットセンターの手数料が掛かるのですが、これは馬鹿になりませんね。キャンセルするときも手数料は掛かりますから、チケット代を丸ごと損するよりはいいですが、それにしたって高い。

割と最近まで当日券派だった自分の方が少数派であるとは思いますが、年間の回数が多いと無視できない金額になります。

その2。それでも当日券で観に行くことはあります。その中で新国立劇場の芝居を当日券で観たのですが、何と当日券のチケット代に330円の手数料が乗ってきます。今年からのようです。これが非常に納得がいきません。

大人の事情を推測するに、後ろのチケットシステムを全面的にチケットぴああたりに委託していて、その契約で1枚発券ごとにいくらと決まっているのだと思われます。だからその分を正直に請求しているのでしょう。

しかし主催公演の当日券を劇場の窓口で買って手数料というのはまったくもって釈然としません。そんなのは前売いくら、当日いくらとチケット代に差を付けて、そこに吸収させてしまえばいいことです。前売で買ってくれたお客様向けに500円安くする(当日券を500円高くする)くらいは昔から行なわれていたことで、それは幕を開けるまで出来が読めない芝居の世界には向いていたシステムでした。そうやって丸めてしまえばそんなものだと納得するのに。

ひょっとしたら国の機関の一部として、そのような値付けは好ましくないとされているのかもしれません。だとしたら無理かもしれませんが、まあ何と言うか馬鹿真面目なところが新国立劇場というものだなと思います。

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