2017年3月20日 (月)

おくやみ申し上げます

早かった。短いので申し訳ないけどステージナタリーより全文引用。

悪魔のしるしの危口統之が、本日3月17日に逝去した。42歳だった。

危口は昨年末に公式サイトにて肺腺ガンを患っていることを発表し、note上の「やまいだれ日記」に日々の思いをつづっていた。通夜は明日3月18日18:30より、告別式は翌19日13:00から14:00に、危口の出身地である岡山・倉敷の、アーバンホール中庄にて執り行われる。

危口統之は1975年岡山県倉敷市生まれ。大学時代から演劇活動を開始し、2008年に「悪魔のしるし」を設立。「搬入プロジェクト」や、実父と共演した「わが父、ジャコメッティ」などで注目を集めた。最後の舞台となったのは2016年10月に上演された「歌舞伎町百人斬り」。なお、危口が原案を手がけた「蟹と歩く」は、予定通り3月25・26日に岡山・倉敷市立美術館講堂で上演される。

合掌。

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2017年3月 1日 (水)

2017年3月4月のメモ

2月に強引に駆込みで5本観たら3月がもっと詰まっていて、しかも前半から飛ばしていて、観切れない。

・OFFICE SHIKA PRODUCE「親愛ならざる人へ」2017/03/02-03/12@座・高円寺1:奥菜恵も久しぶりだけど久世星佳を連れてきたところが偉い

・新国立劇場制作「白蟻の巣」2017/03/02-03/19@新国立劇場小劇場:三島由紀夫が苦手なんだけどどう仕上がるか

・オフィスコットーネプロデュース「The Dark」2017/03/03-03/12@吉祥寺シアター:イギリスの比較的近年ものの日本初演で興味が湧いたのでピックアップ

・世田谷パブリックシアター企画制作「炎」2017/03/04-03/19@シアタートラム :初演と同じキャストでの再演、初演を観た自分がこの2ヶ月で1本だけ選べと言われたら全力をもってこれをお勧めする

・PARCO Production「不信」2017/03/07-04/30(03/04-03/06プレビュー)@東京芸術劇場シアターイースト:三谷幸喜の4人芝居だけど会場が狭いのでチケット争奪が

・西尾佳織ソロ企画「2020」2017/03/09-03/12@「劇」小劇場:鳥公演に先んじて個人企画

・シス・カンパニー企画製作「令嬢ジュリー」「死の舞踏」2017/03/10-04/01@Bunkamuraシアターコクーン:3人芝居の同時上演に小川絵梨子演出で挑戦、2本立てではなく昼夜でかわりばんこに1本ずつ上演するので注意

・鳥公園「ヨブ呼んでるよ」2017/03/16-03/22@こまばアゴラ劇場:旧約聖書が元ネタらしい

・燐光群「くじらの墓標 2017」2017/03/18-03/31@吉祥寺シアター:1993年初演の再演モノ

・青年団・こまばアゴラ演劇学校無隣館「南島俘虜記」2017/04/05-04/23@こまばアゴラ劇場:毎年楽しみな青年団と無隣館の合同公演、追加公演パズルにも注目

・劇団☆新感線「髑髏城の七人」2017/03/30-06/12@IHIステージアラウンド東京:新劇場こけら落としにして4つの座組みで3ヶ月ずつ1年間上演という日本ではあまりみない試みに鉄板の演目で挑戦するトップバッター

・ONEOR8「世界は嘘で出来ている」2017/04/02-04/09@ザ・スズナリ:比較的最近評判がよかった芝居の再演

・世田谷パブリックシアター企画制作「狂言 唐人相撲」「MANSAIボレロ」2017/04/05-04/09@世田谷パブリックシアター:これは1公演で2本上演だけど初日に限り唐人相撲がトークになるようなので日程注意

・松竹製作「赤坂大歌舞伎 夢幻恋双紙」2017/04/06-04/25@赤坂ACTシアター:蓬莱竜太の新作で生まれ変わりモノに中村屋が挑戦

・劇団青年座「わが兄の弟」2017/04/07-04/16@紀伊國屋ホール:マキノノゾミ脚本宮田慶子演出でチェーホフ伝とのこと

・テレビ朝日、産経新聞社、パソナグループ、サンライズプロモーション東京主催製作「フェードル」2017/04/08-04/30@Bunkamuraシアターコクーン:大竹しのぶ主演栗山民也演出のフランス古典らしいけどこの相乗りぶりは何とかならんのか

・KAAT×地点共同制作「忘れる日本人」2017/04/13-04/23@神奈川芸術劇場中スタジオ:よくわからない勢いを感じたのでピックアップ

・さいたまゴールド・シアター×さいたまネクスト・シアター「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」2017/04/14-04/16@さいたま芸術劇場:見逃していた公演なので観たいけど3日間3ステージだけとか

・こまつ座「化粧」2017/04/25-04/30@紀伊國屋ホール:何度も上演している井上ひさしの一人芝居なので観ておきたい

劇団っぽく書いたものでも提携があったりして、こうやって並べると劇団よりプロデュース公演全盛なのがよくわかる。でもそれが大成功することもあるのでわからない。その大成功の実例が今回再演される。繰返しになるけど「炎」は全力でお勧めするので芝居に興味があるなら立見でもいいから観ておけ。高校生でも中学生でもいいから観ておけ。初演に口コミプッシュを出せずに日和ったのはいまだに後悔している。

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2017年2月14日 (火)

青年団の追加公演パズルに興味津々

最近恒例の青年団+無燐館の公演ですけど、今年は「南島俘虜記」とのことで未見なので楽しみにしています。

で、トリプルキャストでスケジュールが組まれているんですけど、トリプルキャストなのに休演日あり。いやー4月はみんな忙しいし、なんてことはなくて、いつも人気の青年団ですから追加公演予定日でしょう。一応同じ曜日の同じ時間帯に同じチームが当たらないように工夫していますけど、各チーム7公演ずつだから追加公演はどのチームが、何てことにならないように、1公演ずつ充てるんでしょう。

販売して間もない最初の週を飛ばすとしたら、4/11(火)昼以降が対象。いやいや、そんな順番は関係ない手堅く日曜夜に3チーム突っ込む、いやいやいや、各チーム2公演の計6公演を一気にあるいは二度に分けて追加するならきれいにABCが並ぶじゃないか、などと興味は尽きません。

チケット発売は2/25(土)なので、どの日から売れるかを観察しながら、どの組合せで追加公演やるのかを決めていくのでしょう。最近は昼間公演が人気で夜公演の人気が薄いから、特に平日は先に夜から売るのでしょう。

私の予想は、素直に4/11(火)昼、4/13(木)夜、4/18(火)昼を売出しだと思いますが、皆様の予想は如何。

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2017年1月10日 (火)

インフルエンザによる短期上演中止のメモ

3件目が出てきたので目に付いた範囲でメモを残します。

・世田谷パブリックシアター企画製作「キネマと恋人」2016年11月24日から27日まで4日間5ステージが中止スポニチによれば妻夫木聡、緒川たまき、三上市朗の3人が陽性反応。

・神奈川芸術劇場プロデュース「ルーツ」2016年12月23日から25日まで3日間3ステージが中止。こちらは誰が陽性反応なのか不明。

・Bunkamura企画製作「世界」1月11日から13日まで3日間3ステージが中止。これもスポニチによれば鈴木砂羽が陽性反応。その後発症して14日昼を中止、夜を上演予定

今シーズンはインフルエンザの当たりシーズンなのでご注意。

<2017年1月12日(木)更新>

「世界」の情報を更新。インフルエンザに詳しくないけど12日に発症して14日夜に間に合うのかな。赤字覚悟で諦めて15日日曜日まで中止にして休演日はさんだほうがよかったのでは。ちなみに26日夜の回が追加公演になっています。

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2016年12月30日 (金)

2017年1月2月のメモ

小劇場出身者は客が付くからニッパチに回しておけ、みたいな意図を感じるラインナップ。

・青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場企画制作「高校演劇サミット2016」2017/01/07-01/09@こまばアゴラ劇場:一度観たら面白かったのでピックアップ、甲府南はその時も出ていた

・地人会新社「豚小屋」2017/01/07-01/15@新国立劇場小劇場:栗山民也演出の2人芝居

・俳優座「病は気から」2017/01/11-01/22@俳優座劇場:モリエールの古典だけど昔テアトルエコーで観て面白かったのでピックアップ

・パルコプロデュース「キャバレー」2017/01/11-01/22@EXシアター六本木、2017/01/26-01/29@神奈川芸術劇場ホール:青山劇場版は絶賛したけど今回は主役の長澤まさみが心配材料

・木ノ下歌舞伎「隅田川・娘道成寺」2017/01/13-01/22@こまばアゴラ劇場:踊りもの2つ

・野田地図「足跡姫」2017/01/18-03/12@東京芸術劇場プレイハウス:勘三郎へのオマージュだそうです

・おふぃす3○○「鯨よ!私の手に乗れ」2017/01/18-02/05@シアタートラム:くせもの揃いのキャスティング

・二兎社「ザ・空気」2017/01/20-02/12@東京芸術劇場シアターイースト:タイトルだけで言いたいことが伝わるのだけどひとつの名詞にここまで感情が付いてしまうのか

・アマヤドリ「銀髪」2017/01/26-01/31@下北沢本多劇場:あらすじが面白そうなのでピックアップ

・庭劇団ペニノ「ダークマスター」2017/02/01-02/12@こまばアゴラ劇場:こちらはあらすじだけで怪しい雰囲気が漂う

・TRASHMASTERS「たわけ者の血潮」2017/02/02-02/12@座・高円寺1:一度観たいけどまだ観られない

・Bunkamura/キューブ企画製作「陥没」2017/02/04-02/26@Bunkamuraシアターコクーン:東京オリンピック前を描くKERAの昭和三部作完結編、なのかな

・新国立劇場演劇研修所「MOTHER」2017/02/10-02/15@新国立劇場小劇場:マキノノゾミ脚本の宮田慶子演出って最近あまりない

・世田谷パブリックシアター企画制作「お勢登場」2017/02/10-02/26@シアタートラム :江戸川乱歩の短編を倉持裕がまとめる

・カタルシツ演芸会「生きてる時間」2017/02/15-02/18@あうるすぽっと:落語とのコラボレーションらしいけどちょっと公演期間が短い

・M&Oplays製作「皆、シンデレラがやりたい」2017/02/16-02/26@下北沢本多劇場:根本宗子でこのタイトルはすでに嫌な女の話を予感させる

・ロシア国立サンクトペテルブルグ マールイ・ドラマ劇場「たくらみと恋」2017/02/18-02/19@世田谷パブリックシアター:現代ドイツ版「ロミオとジュリエット」とか煽られて興味が湧いたのでピックアップ

5本観られたら上等、あとは時間と体力と運次第。最近は昼上演に偏っているので、この日の夜に上演していたら観られたのにっていうのが結構ある。

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2016年12月14日 (水)

劇団要るのか要らんのか

新国立劇場の取材レポートで面白いことが書かれていた。この取材に取材対象者のツイートをつけ加えたところがしのぶ氏のさすがのセンス。以下は谷賢一のツイート。

劇団ならまた別なんだよね。運命共同体だから周囲も必死で手を差し伸べる。しかしプロデュース制が主流の今、俳優は自力で向上・孤軍奮闘せねばならぬし、養成所の彼らもこの先は自力で役をもぎとっていくしかない。周囲を蹴落としてでも勝つしかない。そういう時代になっちまった。

それが本当にいいことなのか? と言うと、わからないんだ。プロデュース制というやり方は競争原理という観点からは合理的かもしれないが、冷たい。それだけで人は育たない。しかしそういう冷たい競争に俳優は晒されているということは厳然たる事実だ。

この話はもう少し演繹すると、日本社会に蔓延る自己責任論・新自由主義的発想に対する反論に繋がっていく。競争は必要かもしれないが、それだけで全て解決はできない。すぐ結果を出せと言い過ぎると人材はむしろ枯渇する。

この点は海外の事情と比較するとよくわかって、"Do not give other actors notes"って言われるそうな。

give notesは日本でいう ダメ出しのことで、「他の役者にダメを出してはいけない」、あるいは 「役者同士でダメ出ししてはいけない」って感じだろうか。 Keoはあくまで「このクラスでは」と限定していたけれど、 このルールはクラスだけでなく実際の芝居の稽古や撮影の現場でも常識っぽい。

ニュアンスがちょっと微妙なんだけれども、役者同士でアイディアを出し合って、 何か作っていって演出に見せる、というのは全く問題がない。 ダメなのは「こうした方が良いよ」みたいに価値判断を入れたり、 「こうしてくれると自分がやりやすいんだけど」と注文をつけること。
(中略)
日本での現場の慣習がどうなのかについては十分な知識を持たないんだけれど、 いつも一緒にやっている劇団だとか、あるいはかつての映画制作会社のように 気心のしれた監督と主要役者のチームであれば、判断基準がある程度統一されているため、 こういうことにあまりシビアでないかもしれないな、という気はする。 というのも、今、『役者は一日にしてならず』という ベテラン役者さん達のインタビュー集を読んでて、 そこにしばしば現場で役者同士稽古をつける、みたいな話が出てくるので。 その前に『Actors at Work』という、 こちらはハリウッドやブロードウェイで活躍する役者さん達のインタビュー集を読んだのだけど、 現場で他の役者から教わった、という話は無かったように思う。

自分が芝居を観始めたころはまだ劇団花盛りな時期で、今活躍している人たちのキャリアを調べるとどこかの劇団出身であることが多い。今年の大河ドラマなんて脚本家からして東京サンシャインボーイズですよ。

別に芸能界に限らず自分のことを考えても、右も左もわからない新人として会社に入ってから今に至るまで過ごせたのは会社という組織抜きではありえない。いきなりフリーで活躍とか無理。1年目から活躍するできる新人もいれば、10年経ってみたら必要不可欠なキーマンに化けたり、そうかと思えば腐って埋もれていく人もたまにいるので、本当、人材育成ってのはわけがわからない。ただ、やらかしても致命傷にならない環境、分からないときに聞いたり議論できたりする環境で何度か機会が与えられることは非常にありがたいものだとは思えるようになった。

もうひとつ、どこで読んだか忘れてしまったのだけど、「今の英語圏は母集団が大きくて代わりがいくらでもいるのでアメリカなんかではすぐにお払い箱にできるのであって、日本で同じルールで運用したら駄目になる」って意見。それにも一理あると思う。結局どのルールも一長一短あって、どの長を採ってどの短を我慢するかは自分たちで決めないといけない。

で、劇団という組織は、中の人間には弊害もあるけど、それ以上に利点もあるんじゃないかって気がしてきました。そもそも大多数の劇団が野良劇団なのですけど、それでも。

最後に笑った一言。もうちょっと多くてもいいと思う。

 宮田:上村さんや私は劇団育ちだから「まずはセリフ一言からだよ!」という思いもあります(笑)。

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2016年11月 7日 (月)

劇場では帽子を脱ぎましょう

たまたまと、同じ日に両方ともキャロットタワーで芝居を観たのですけど、開演前の客席で帽子を脱ぐようにお願いしている客席係が目につきました。客席の真ん中まで入りこんでお願いしていたので、本気度は高い。けど全員がお願いしていたわけではなく、昼も夜もたぶん同じ人がひとりだけお願いして回っているように見受けられました。想像する経緯は
・高い帽子をかぶって後ろの客が観えないことがあるので脱いでもらったことがある
・いちいち帽子の高さでお願いを変えるのは面倒なので全員に脱いでもらうようになった
ということではないかと思います。

仕事で必要だったり安全性の問題がある場所でなければ、建物の中で着席する場所では帽子を脱ぐのがマナーと思っていましたけど、最近はそうでもないようで、帽子を脱ぐマナーの根拠まで問われる事態になっているようです。劇場について言えば、10年前にはここまで帽子は見かけなかったはず。ここ数年で帽子がファッションとして一般的になってから、上演中もかぶっている人をよく見かけるようになった印象があります。

ただ劇場に限って言えば、後ろや横の人の迷惑になる可能性があるので、もう一律で帽子は脱いでくださいとお願いしていいと思います。冒頭の客席係が劇場の指示でお願いしていたのか自主的にお願いしていたのかは不明ですが、劇場の公式ルールにしてもらってもいいんじゃないでしょうか。その代り、最近は頭が涼しくなってきたので、冬場は劇場の暖房を適切に設定していただけると助かります。

劇場客席でよく見かける関係者では、いのうえひでのりがいつも帽子をかぶっていて脱いだ姿を見たことがないので、ぜひ脱がせることに挑戦してみてください。

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2016年11月 5日 (土)

2016年11月12月のメモ

やっぱり年末は押さえるべき芝居が多い激戦区、なんだけど今年は11月のほうが詰まっている。

・青☆組「パール食堂のマリア」2016/11/01-11/07@吉祥寺シアター:よさそうな演目に思えるのに見逃している

・松竹製作「三婆」2016/11/01-11/27@新橋演舞場:強烈な3人を集めた芝居

・てがみ座「燦々」2016/11/03-11/13@座・高円寺1:北斎の娘が主人公の話、チラシがよい

・阿佐ヶ谷スパイダース「はたらくおとこ」2016/11/03-11/20@下北沢本多劇場:男性陣がまさかのオリジナルキャストで再演

・Bunkamura企画製作「メトロポリス」2016/11/07-11/30@Bunkamuraシアターコクーン:串田和美演出で松たか子がどんなものか

・新国立劇場演劇研修所「ロミオとジュリエット」2016/11/09/-11/13@新国立劇場小劇場:直球のロミジュリを見せてくれそうなので一度ちゃんと観ておきたい

・KERA・MAP「キネマと恋人」2016/11/15-12/04@シアタートラム:去年ベストのKERA・MAPなので今回も期待度大

・演劇集団円「景清」2016/11/17-11/27@吉祥寺シアター:橋爪功が主役

・燐光群「天使も嘘をつく」2016/11/18-11/27@座・高円寺1:竹下景子を迎えてよさそうな雰囲気

・東京芸術劇場主催「三代目、りちゃあど」2016/11/26-12/04@シアターウエスト:野田秀樹の翻案がシンガポールとの合作で再演

・新国立劇場主催「ヘンリー四世」2016/11/26-12/22@新国立劇場中劇場:一部と二部の両上演なのでぜひ観たい

・シス・カンパニー企画製作「エノケソ一代記」2016/11/27-12/26@世田谷パブリックシアター:三谷幸喜の新作は相変わらず豪華なキャスト

・りゅーとぴあプロデュース「オフェリアと影の一座」2016/11/30-12/04@プレイハウス:ミヒャエル・エンデ原作でなんとなくよさそうなのでピックアップ、白石加代子が主演

・城山羊の会「自己紹介読本」2016/12/01-12/11@小劇場B1:癖のあるキャスティングはいつも気になるけどまだ観られていない

・月影番外地「どどめ雪」2016/12/03-12/12@ザ・スズナリ:高田聖子が長く続いているプロデュース公演

・さいたま芸術劇場主催「1万人のゴールド・シアター2016」2016/12/07@さいたまスーパーアリーナ:香典代わりに観たいけど平日昼間で大宮は遠い

・Bunkamura企画製作「シブヤから遠く離れて」2016/12/09-12/25@Bunkamuraシアターコクーン:もともと蜷川幸雄向けに書下ろした芝居を岩松了本人の演出で

・東京芸術劇場企画制作「ロミオとジュリエット」2016/12/10-12/21@プレイハウス:こちらはマームとジプシーのひねったロミジュリになりそう

・直人と倉持の会「磁場」2016/12/11-12/25@下北沢本多劇場:粗筋を読んで面白そうなうえにキャスティングもいい感じ

・iaku「車窓から、世界の」2016/12/14-12/19@こまばアゴラ劇場:前作が評判よかったのと、チラシがよいのでピックアップ

・Q「毛美子不毛話」2016/12/16-12/19@新宿眼科画廊スペース地下:武谷公雄が出演する2人芝居

・神奈川芸術劇場プロデュース「ルーツ」2016/12/17-12/26@神奈川芸術劇場大スタジオ:脚本が松井周、演出が杉原邦生なんだけどまだ中身が想像付かない

・青年団国際演劇交流プロジェクト「愛のおわり」2016/12/22-12/28@こまばアゴラ劇場:フランス芝居を平田オリザが日本語脚本化して、青年団の手練れ2人がいどむ

他に世田谷パブリックシアターとあうるすぽっととシアターXとでイプセン上演をしているけど、どうもひねった演出で来そうな予感がするので敬遠。有名なわりにちゃんと観たことがない芝居を王道の演出で一度観ておきたいという欲求が最近はあって、それに応えてくれそうな上演があるのだけど、どこまで観られるか。

<2016年11月5日(土)追記>

1本書き忘れていたので追加、急ぎすぎて言葉不足な箇所があったので修正

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2016年10月24日 (月)

さいたま芸術劇場の新芸術監督は吉田鋼太郎

うっかり見逃していましたが、まさかそうくるか。ステージナタリーより。引用に出てくる竹内氏は公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団の理事長の竹内文則のことです。

会見では、まず竹内が挨拶。「蜷川さんが、亡くなる1カ月前の今年の4月に病室で『鋼太郎が役者の面倒を見るのを含めて、残りをやってくれたら本当に安心なんだがなぁ』とお話されたんです。私どもはホリプロさんとこの事実をシェイクスピア委員会に報告。委員会で本件が正式に決定されました」と新監督就任の経緯を語る。
(中略)
最後に記者から、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督の新任について質問が飛ぶと、竹内からは「館全体の芸術監督というのは、その人の存在そのものが、館のすべてを表していくと思っています。そういう意味では、私たちは今、蜷川さんの魂が宿る“蜷川レガシー劇場”として継続しこうと思っています。その先については、新たな地盤が確立する段階で考える訳でございます」と回答があった。

蜷川路線の継承できるものをまずは継続することを目指す、その路線を蜷川レガシー劇場と命名する、後任者は蜷川幸雄の指名に従う、その後のことは様子を見ながらこれから考える、と要約するとあっさりしたものです。そうは言っても、シェイクスピア全作品上演だけでなく、ゴールドシアターとネクストシアターの2劇団があるのだから、責任は重い。開いた穴の大きさに驚くより、そこまで大きな穴になるくらい引張ってきた蜷川幸雄の功績に改めて驚くところです。

本人は意気込みを語り、所属事務所が前面バックアップ体制なので、今後どうなるか見てみましょう。

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2016年10月23日 (日)

見逃し続けの幹二朗

つい先月に「クレシダ」があって気にならないわけではなかったけど、2か月続けて芝居が坊主になってしまったので見逃したのが最後の機会だった。速報としてスポニチより。

 広島県出身。舞台や映画、ドラマで活躍し、生涯にわたり第一人者として君臨した。高校卒業後の53年に俳優座養成所に5期生として入所し、56年に俳優座入団。63年にフジテレビのドラマ「三匹の侍」に出演し人気を得た。NHK大河ドラマの主演も「樅ノ木は残った」(70年)「国盗り物語」(73年)に主演。故蜷川幸雄さんの舞台にも数多く出演した。

もっと観てみたかったのに縁がない役者や舞台というのはあるもので、むしろ見逃し続けたせいで観たはずの舞台の記憶が思い出せず、感慨はそこまで深くない。ただ、蜷川幸雄が亡くなったのが代表だけど、舞台の世界でも旧時代をサバイバルした人たちがいなくなって、新しい価値観を確立して前に出せないといけない時代になったと思う。合掌。

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