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2019年7月17日 (水)

「期待値からの振れ幅」を満足感と定義する

この話はまとめたいとずっと思っているのですが、まとまりませんので一度蔵出しします。仮説をまとめるとこうなります。

・人間は知っていることを基準として、その基準との比較で満足感を感じる。知らないことに対しては比較する基準がないから満足も不満足も感じることができない。知らないことばかりだとそもそも受付けない。
・期待値から上に振れ幅が大きいほど満足感が大きい。ただし、同じ幅でも期待値が高いほど満足感は大きい。
・知っていることは内容に関係ないことでもよい。有名人が出演している、というのはもっとも手軽な「知っていること」のひとつ。
・エンターテイメントに限らず、前提知識のないライブを観ながらリアルタイムで中身を追えるのは、その分野自体に対して何らかの前提知識を持っているか、わからないこと自体を楽しんだ経験があるかのどちらか。どちらにしても客側のある種の特殊技能のひとつ。
・なおリアルタイムで気をそらさずに引張り続けるのは創作側と制作側の技術のひとつ。
・ライブで一般客に満足感を与えること自体が本来はまず無理な相談。

客として長年芝居を観てきましたが、どうも自分の芝居の見方がずれてきているように思えたのが数年前です。私が観て面白かった芝居が、評判がよければ結構なのですが、そういうことばかりではない。逆に私がそれほど面白いと思えない芝居の評判がよいと、それはそれで気になる。いろいろ考えて、見方というか、満足するポイントが違いそうだとは気がついたのですが、長年観ていればマニアックになってもおかしくないと一旦は片付けました。

一方で私は音楽関係がわからなくて、こちらは滅多にライブには行きませんが、それは楽しめなさそうな予感があるからです。別にクラシック音楽が眠くなるというだけでなく、今時の音楽でも変わらない。ところが「映画は初めての作品でも楽しめるのに音楽だと楽しめないのはなぜだろう」という文章を見かけました(リンク失念)。これがきっかけで、芝居と音楽とで何か違いがあるんだろうかと考えるようになりました。

それでとりあえず考えたのが冒頭の箇条書きになります。「リアルタイムで気をそらさずに引張り続けるのは創作側と制作側の技術のひとつ」と書きましたが、そのひとつが芝居だと「物語」というフォーマットの力です。もう少し言えば、物語の力を借りて、適切な順番と分量で情報を出すことで、リアルタイムで理解するハードルを下げる技術です。

他に、芝居では目の前で本物の人間がパフォーマンスしているから、それで観客を惹き付けておきやすいという事情もあります。映像だと撮影されただけの人間の力はそこまで強くなくて、たぶん映像全体の美しさを作りこむ必要があります。

おそらく音楽では、「物語」に該当するのが音楽理論、「映像の美しさ」に該当するのが音色の美しさではないかと思いますが、そこは自信がありません。少なくとも初見で楽しむ場合、メロディラインや詞の美しさはそれらより後にくるはずです。

とりあえずここまでをメモとして書いておきます。

2019年6月26日 (水)

2019年7月8月のメモ

この時期なのにこの分量でどうすんだ。7月にどれだけ観られるかなあ。

・劇団フルタ丸「朝のドラマ」2019/07/03-07/07@駅前劇場:前回見逃したけどなんか粗筋が気になる

・東京成人演劇部「命ギガ長ス」2019/07/04-07/21@ザ・スズナリ:松尾スズキの新プロジェクトは安藤玉恵との2人芝居

・青年団国際演劇交流プロジェクト「その森の奥」「カガクするココロ」2019/07/05-07/15@こまばアゴラ劇場:公演前半の2公演混在スケジュールは、青年団と、韓国の演劇学校と、フランスの演劇学校の合同企画が新作の「その森の奥」で、フランスの演劇学校だけの公演が「カガクするココロ」

・シス・カンパニー企画製作「恋のヴェネチア狂騒曲」2019/07/05-07/28@新国立劇場中劇場:役者の名前がすごい座組で上演するのはイタリア古典ロマンチックコメディーとかなんとか

・新国立劇場主催「骨と十字架」2019/07/06-07/28(2019/07/06-07プレビュー)@新国立劇場小劇場:シーズン最後は野木萌葱の新作を小川絵梨子演出の男5人芝居で、降板なんて言い訳なしの出来を期待している1本

・世田谷パブリックシアター企画制作「チック」2019/07/13-07/28@シアタートラム:ドイツの児童文学原作芝居は初演絶賛につきほぼ同キャストで2年後の再演

・劇団☆新感線「けむりの軍団」2019/07/15-08/24@赤坂ACTシアター:新感線色が強い役者だから久しぶりのおポンチ芝居が来たかと思いきや倉持裕脚本のいのうえ歌舞伎

・青年団+無燐館「北限の猿」2019/07/18-07/28@こまばアゴラ劇場:こちらは日程後半でABチームの公演

・さいたまネクスト・シアター「朝のライラック」2019/07/18-07/28@さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO:ちょっと興味があるけど遠い

・M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」2019/07/20-08/12@下北沢本多劇場:岩松了の新作だけど気になるのは東出昌大より片桐はいり

・燐光群「『熱海殺人事件』vs.『売春捜査官』」2019/07/26-08/06@ザ・スズナリ:つかこうへいの有名芝居を合体させる試みだけどオリジナルを知らないで楽しめるかどうか

・五反田団「偉大なる生活の冒険」2019/07/27-08/05@アトリエヘリコプター:10年前の芝居を今のほうが切実と再演

・東京芸術劇場主催「お気に召すまま」2019/07/30-08/18@東京芸術劇場プレイハウス:満島ひかり真之介の姉弟以外にもいい役者が揃ったシェイクスピア

・KERACROSS「フローズン・ビーチ」2019/07/31-08/11@シアタークリエ:KERAの岸田戯曲賞受賞脚本である女4人芝居を鈴木裕美が演出する、本編の仕上がり以外に降板を跳ね返せるかどうかも気になる1本

・イマシバシノアヤウサ「アイランド」2019/08/01-08/25@OFF・OFFシアター:鵜山仁と浅野雅博と石橋徹郎演劇ユニットだからこの名前で、今回は南アフリカの2人芝居

・なないろ満月「父と暮せば」2019/08/07-08/12@駅前劇場:佐藤B作と野々村のんで演出が寺十吾なら以前とはまた違って見えるかもという期待

・川面企画「4 A.M.」2019/08/08-08/12@アトリエ春風舎:KERAのだいぶ古い芝居を上演

・夏の日の本谷有希子「本当の旅」2019/08/08-08/18@VACANT:久しぶりの芝居は自作小説の舞台化

・松竹製作「東海道中膝栗毛」2019/08/09-08/27@歌舞伎座:三部制の第二部に幸四郎と猿之助で有名な芝居が観られるなら観ておこうかという1本

・松竹製作「新版 雪之丞変化」2019/08/09-08/27@歌舞伎座:三部制の第三部に玉三郎で有名な芝居が観られるなら観ておこうかという1本

・PARCOプロデュース「人形の家 Part2」2019/08/09-09/01@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA:「人形の家」の後日談という芝居を栗山民也演出で

・世田谷シルク「工場」2019/08/13-08/18@こまばアゴラ劇場:タイムリーな設定が気になる1本

・ヨーロッパ企画「ギョエー! 旧校舎の77不思議」2019/08/15-08/25@下北沢本多劇場:一度くらいは観ておきたいと思いつつ見逃しっぱなし

・DULL-COLORED POP「福島三部作・一挙上演」2019/08/23-08/28@東京芸術劇場シアターイースト:第一部の再演に加えて第二部と第三部も上演

・PARCOプロデュース「プレイハウス」2019/08/25-09/01@東京芸術劇場プレイハウス:根本宗子がアイドルバンドを主役に据えての新作公演はタイトルが劇場名

他に新国立劇場のギャラリー・プロジェクトで舞台美術編が2019/07/14 17:30から。

<2019年7月1日(月)追記>

1本追加。

<2019年7月16日(火)追記>

1本追加、2本修正。

2019年6月25日 (火)

新国立劇場のギャラリー・プロジェクト「中高生のための、夏休み『どっぷり演劇3Days』」が超お勧め

次の芝居を探していたときに見つけた。日程は8月5日-7日の3日間で、応募は6月27日-7月11日。応募者多数は抽選だから当たるかどうかは運だけど、ハズレ無しの福袋がたったの1500円だから中学生高校生で演劇に興味がある人は絶対に応募しておくべき。詳細はリンク先で確認を。

ベーシックテック 歌唱と演技 伊藤和美(歌唱指導)
演劇のしごと 大堀久美子(編集者・ライター)
特別ワークショップ 岡本健一(俳優・演出家)
シーンをつくる 上村聡史(演出家)
演劇史 河合祥一郎(英文学者・東京大学大学院教授・翻訳家)
ベーシックテック 声と演技 窪田壮史(俳優・ボイスコーチ)
劇作の世界 瀬戸山美咲(劇作家・演出家)
舞台美術の世界 乘峯雅寛(舞台美術家)
翻訳の世界 広田敦郎(翻訳家)
演出家トーク&演劇研修所 宮田慶子(演出家・新国立劇場演劇研修所所長)
劇場ツアー&演出家トーク 小川絵梨子(演出家・新国立劇場演劇芸術監督)

願わくは中高年のための3Daysも企画してほしいので新国立劇場におかれてはぜひ検討を。

2019年6月21日 (金)

降板と代役2題

同じような時期の芝居で同じタイミングで降板があったのでメモ。どちらもステージナタリーより。

その1。7月12日がプレビュー初日の「フローズン・ビーチ」で朝倉あきが体調不良で降板。代役は花乃まりあ。女4人の少人数芝居で代役になるとはきついけど、それで出てきた代役が2年前に退団したばかりの元宝塚娘役トップ。短時間で探すからには、思いついて賭けるに値すると踏んだうえでの直接オファーだろうから、すでに縁がある誰かの推薦だと思うけど、どの縁で探してきたのか舞台裏が気になる。鈴木裕美が「かもめ」のオーディションで目を付けていたとか、そんな話かな。

その2。7月6日がプレビュー初日の「骨と十字架」で田中壮太郎が健康上の理由で降板。代役は神農直隆。これも男5人の少人数芝居。神農直隆は同じ小川絵梨子演出の同じ新国立劇場小劇場の「1984」でも大杉漣の代役だったからそれを思い出しての起用と推測。あのときは2ヶ月近く余裕があったけど、今回は2週間。いろいろ試されている。

他人事なので野次馬根性をそそられますね。ただ「体調不良」と「健康上の理由」とでは受ける印象が違って、後者が重く見える。そこまで歳ではない人だけど、大丈夫かな。

2019年6月20日 (木)

PARCO劇場は458席から636席でトイレはどうなる

新しい劇場が発表されていました。ステージナタリーより。

来年2020年3月、東京・渋谷PARCOの8階に東京・パルコ劇場がグランドオープンする。

パルコ劇場は、2016年8月7日に建て替えのため一時休館。新劇場は、旧劇場の458席から636席に客席数が増え、オールS席となるほか、舞台空間も拡張される。

またこけら落とし公演として 2020年1月下旬から2月に立川志の輔の「志の輔らくご in PARCO 2020」、藤田俊太郎演出「ラヴ・レターズ」が上演されることや、20年3月から2021年5月上旬までオープニングシリーズ公演として14作品を上演予定であることが発表された。オープニングシリーズのラインナップは8月末に発表される。

写真を見た感じだと、旧劇場のやや扇型の客席を四角くして座席を全部並行に並べることで、場所によるけど大雑把に左右後ろに2席2列を追加して、客席の拡張を図ったみたい。何としても稼げる劇場にするという強い意志を感じる。

ちょうど良い広さを維持してほしかった願いはかなって、どこでも観やすそうなのでそれはいいのだけど、ロビーがどうなったのかが気になる。もともとそんなに広いロビーではなくて、しかも開場前や終演後のエレベーターホールがものすごい混んでいた。客席が広がればロビーが削られている可能性もあるので、解消する工夫がなされていてほしい。

あと客席数が増えることでやっぱり気になるのがトイレの数で、まあ大体どこの劇場も女性用で並んでいるのはいつものことで、数が足りていない。PARCO旧劇場も階下のレストランフロアと合せて対応だった。新しくて大きいところでは歌舞伎座も並んでいたし赤坂ACTシアターにいたっては男性用も足りていない。

男性用だと都内で数が用意されていて一番いいのはシアターコクーンかな。トイレだけでなく、ロビーや階段の幅広さといい、バブル期の余裕あるデザインの良さを感じられる。ただここも女性用はいつも行列していて、すぐ外のBunkamura共用部のトイレと合せて対応。東京芸術劇場とIHIステージアラウンド東京も頑張っていたような記憶がある。シアターオーブはどうだったかな。浅利慶太がトイレ数の適正値まで計算していた劇団四季は昔一度行ったきりだから覚えていない(たしか女性用個室は客席を9で割った数を用意しないと短時間でさばけないという計算だった記憶)。ロビーとトイレでワンフロア使ってくれると嬉しいのだけど、旧劇場と同じ8階ということは7階以下がテナントなのも変わらないはずなので期待できず。

土一升金一升の都心部一等地なのでしょうがないとは思うけど、一時に大勢の人間を集める場所商売はトイレの確保も熱心にやってもらいたいという話。せめて階下のフロアにたくさん確保されていることを願います。

2019年6月 1日 (土)

演劇集団キャラメルボックスが活動を休止

Yahoo!トップ記事で見かけるとは思いませんでした。2019年5月31日21時発表のようですが、ここはYahoo!よりも本家サイトからのほうが適切。

お知らせとお詫び
キャラメルボックスの活動の休止について

突然のお知らせで申し訳ありません。
この度、私達、演劇集団キャラメルボックスは、諸事情により、
2019年5月31日をもって、劇団の活動を休止いたします。
次回公演に予定しておりました『エンジェルボール』
続編の上演は延期させていただきます。
キャラメルボックス・サポーターズ・クラブを始め、
キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます。
劇団としての活動は休止しますが、
各劇団員はそれぞれの場で芝居作りを継続してまいります。
勝手なお願いで恐縮ですが、
今後も温かく見守っていただけましたら幸いです。

2019年5月31日 キャラメルボックス代表・成井豊

で、成井豊のブログでも触れられている。

本日、5月31日(金)午後9時に、演劇集団キャラメルボックスのホームページで、キャラメルボックスの活動休止を発表しました。
キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます。
申し訳ありません。
突然の話で、驚かれた方も多いかと思いますが、数カ月にわたって、劇団員全員で何度も何度も話し合いをした末に出した結論です。
が、くれぐれも誤解していただきたくないのは、これはあくまでも「休止」であり、「解散」ではないということです。
活動が再開できるその日まで、劇団員一同、精進するつもりです。
私ももちろん頑張ります!

落ちていた本家サイトの一部ページも見られるようになったので確認すると、役者だけでも結構な人数が所属している。最後の公演はこの5月に行なわれた「ナツヤスミ語辞典」で、俳優座劇場で9日間12ステージ。その前の3月の公演「スロウハイツの神様」はサンシャイン劇場だけど10日間12ステージに大阪のサンケイホールブリーゼで3日間4ステージ、しかも「当日券は安全枚数ご用意」という公式案内だった。サンシャイン劇場で夏休みと年末に1ヶ月公演を行なっていた時期からすると隔世の感がある。「芝居の費用を計算する」で加藤昌史の文章を引用しているけど、この公演規模でこの所属人数を回していくのは、まあ厳しいだろう。北村明子は1ヶ月公演あれば黒字にしてみせる、1ヶ月ないと無理、と書いていたと記憶している。

そして有名プロデューサーの加藤昌史がブログもTwitterも削除して今回何もコメントを出していない。制作会社のネビュラプロジェクトのページも今のところつながらない。ただひとつ気になったのは、本家サイトの下端に表示されているコピーライトが1986-2018で止まっていること。こういう細かいところも気にしていたのは2018まで更新していたことからもうかがえて、でも2019に更新がされていないということは「数ヶ月にわたって」とは2018年中からいろいろな話があって、2019年に入るころにはWeb管理の制作サイドがこんなことやっている場合ではない状態になっていたのだと推測される。ちなみにTogetterには「スロウハイツの神様」の3日目までのまとめが本人の手で行なわれたのが最後で、「ナツヤスミ語辞典」は行なわれていない。

ここで個人ブログの超いい加減な予想。最初は劇団が経済的に回らなくなって休止したものと決め付けてこのエントリーもその線で書き始めたのだけど、ひょっとして加藤昌史が2018年中から調子が悪くて、TwitterやTogetterは出来ても当面は(あるいは今後の)制作復帰ができないくらいの状態なのではないか。成井豊名義だけの発表がなんとなく嫌な想像をさせる。加藤昌史はいつも開演前の前説をやっていた人なので、観に行っていれば元気かどうかは分かるのだけど、観に行っていないのでわからない。

まあ推測ばかりしてもしょうがない。自分が最初に観たのは「さよならノーチラス号」の初演で、最後に観たのがたぶん「ブリザード・ミュージック」の2014年版。前者が通路に座布団(たしかこれが最初の通路席経験だったので覚えている)、後者がハーフプライスチケットというのもまた推移を感じさせる。最近は全然観に行っていなかったから、懐かしくはあるけど、自分はいつの間にか卒業していたのだと思う。

個人的には、劇団員が外部客演のチャンスを逃して、新規ファンの集客と役者の成長と両方を逃したという印象があるので、今回のピンチをチャンスに変えるような劇団員個々人の今後の活躍を願います。

<2019年6月4日(火)追記>

理由は制作運営のネビュラプロジェクトが破産したからでした。東京商工リサーチより。

 当社はキャラメルボックスの公演企画、ノベルティ製作、俳優マネジメントを手掛ける運営会社として2006年1月期は売上高10億1000万円をあげていた。
 しかし、その後は観客動員の伸び悩みなどから売上は減少に転じ、2018年1月期は売上高約5億円に落ち込んでいた。こうしたなか、5月31日にはキャラメルボックスが公式サイトで活動休止を発表し、注目を集めていた。

ところが帝国データバンク(のYahoo!記事)だと以下の記載になります。

1万7000名内外のサポーターズクラブ会員も抱え、2007年1月期には年売上高約9億3200万円を計上していた。

 しかし、個人消費の低迷を受け、2008年1月期の年売上高は約7億4800万円に落ち込み、最終赤字を計上、債務超過に転落していた。

両方合せるとこうなります。短期間で売上がピークから3割落ちたら普通は死んで、実際債務超過に転落したのですけど、そこからよく10年持たせたと逆に感心しました。

・2006年1月期 10億1000万円
・2007年1月期 9億3200万円
・2008年1月期 7億4800万円
 ・・・
・2018年1月期 5億0000万円

2008年の落込みもすごいのですが、2006年から2007年で1割近く落ちているのが注目です。1月期決算なので公演は2005年2月からの分が反映されます。上川隆也が久しぶりに出演した「TRUTH」が2月初日で東京大阪神戸をツアー1ヵ月半、5月からハーフタイムシアター「広くてすてきな宇宙じゃないか/僕のポケットは星でいっぱい」2本立てで東京神戸を1ヶ月、夏は東京福岡大阪で「スケッチブック・ボイジャー」が1ヵ月半、年末は神戸東京から何と1月に横浜でも公演という2ヶ月公演の「クロノス」。ちなみに東京公演は5月がシアターアプル(懐かしくてちょっとキーボードを打つ指が止まった)、他はサンシャイン劇場、大阪神戸福岡もそれに準ずる規模の劇場という超効率のいい4公演です。今どきこの規模で上演できる劇団はありません。今どきこの規模で年間通じて上演できるのは劇団☆新感線くらいなものです。

ほぼ10年このペースで続けてきたので、チケット代が上がった分だけ売上も上がって、2005年がピークになったということでしょう。ただ、このころのチケット代がだいたい5000円で、グッズなしの全部チケット代だとして単純計算で20万人を集客したのですが、それだけ集客してもこの売上というのは、泣けるものがあります。ちなみにこの翌年から、育成目的と思われる小規模公演が混ざってきます。

それと上川隆也の退団。退団自体は2009年ですが、その前から売れっ子になったため、ほとんど劇団公演に出ていません。2010年は退団記念公演にして客演出演です。劇団の記録から拾ったのが、見落としていなければ以下の通り。

・2001年 「風を継ぐ者」
・2005年 「TRUTH」
・2008年 「きみがいた時間 ぼくのいく時間」
・2010年 「サンタクロースが歌ってくれた」

効率がよくても客が来てくれないと、大規模劇場の公演も逆に赤字幅が増えることになります。キャラメルボックスはハーフプライスチケットという当日半額券を導入していた珍しい劇団で、少なくとも2005年時点では導入していたはずです。逆に言えば空席に危機感を持っていたということでもあります。海外に範を取ったとはいえ日本では珍しい制度で、攻めの姿勢で取扱っていたと記憶していますけど、追随者は知っている範囲では現れませんでした。

その「サンタクロースが歌ってくれた」は観に行ったのですが、エントリーで結構示唆的なことを書いていました。自分がそんなことを書いていたという事実に驚いて、あまり昔と書くことが変わっていないことにもう一度驚いた。

上にも書いた役者の実年齢と役の年齢とのギャップネタも、よくよく考えれば役者と役の年齢は一致している必要はないわけで(そんな芝居は無数にある)、劇団に馴染がない人からすれば「え、それは笑うところなの?」というネタのはずなのにドッカーンと笑いが取れるというのは、私にしてみれば不健全。まあ劇団の寿命がどこまで続くかは神のみぞ知るということで。

いろいろ書いたけど、今回見つけて一番共感したのは以下のコメントです。ひどいことを書いていますけど、それと並行してこういうことも思っています。

実のところ理由が「破産」でちょっとホッとしてしまった、あまりに急で説明のないままの休止だったのでもっと取り返しのつかない理由かと思ってた。

<2019年6月5日(水)追記>

劇団☆新感線のことを忘れていたので修正。

2019年4月25日 (木)

2019年5月6月のメモ

元号が変わって大充実の2ヶ月間。

・渡辺源四郎商店「背中から四十分」2019年/05/01-05/06@ザ・スズナリ:前回が面白かったのでピックアップ

・松竹製作「五月大歌舞伎」2019/05/03-05/27@歌舞伎座:昼の部に勧進帳とめ組の喧嘩があるけど、団菊祭で弁慶は海老蔵

・オフィスコットーネプロデュース「埒もなく汚れなく」2019/05/09-05/19@シアター711:亡くなった大竹野正典の脚本上演計画の一環で、その本人を瀬戸山美咲の脚本演出で描く再演

・Bunkamura企画製作「ハムレット」2019/05/09-06/02@Bunkamuraシアターコクーン:個人的な期待と予想されるチケットの取り難さとのバランスが取れていない

・少年王者館「1001」2019/05/14-05/26@新国立劇場小劇場:芸術監督の趣味でラインナップに登場

・イキウメ「獣の柱」2019/05/14-06/09@シアタートラム:名作を大幅改定というけど、振返ればあそこが時代の境目だったと今は思うので、改定しても成立できるのか危ぶんでいる

・小田尚稔の演劇「善悪のむこうがわ」2019/05/15-05/17@ボルボスタジオ青山:美術手帖とボルボが共催するVOLVO ART PROJECTの招待作品、であっているかわからないけど平日3日間のみという遠方地泣かせのスケジュール

・加藤健一事務所「Taking Sides」2019/05/15-05/29@下北沢本多劇場:文学座から小林克也と今井朋彦と鵜山仁を呼んで戦後のフルトヴェングラーの芝居

・オフィスコットーネプロデュース「山の声」2019/05/17-05/19@GEKI地下リバティ:亡くなった大竹野正典の脚本上演計画の一環で、これはオリジナルキャストを迎えての2人芝居

・神奈川芸術劇場プロデュース「恐るべき子供たち」2019/05/18-06/02@神奈川芸術劇場大スタジオ:白井晃演出だけどこれも個人的な期待と予想されるチケットの取り難さとのバランスが取れていない

・ホリプロ企画制作「海辺のカフカ」2019/05/21-06/09@赤坂ACTシアター:蜷川版を宮沢えりの代わりに寺島しのぶで上演

・まつもと市民芸術館企画制作「K.テンペスト2019」2019/05/22-05/26@東京芸術劇場シアターイースト:串田和美潤色であまり見かけないシェイクスピアの一本を

・日本のラジオ「カケコミウッタエ」2019/05/25-06/02@三鷹市芸術文化センター星のホール:太宰治の「駈込み訴え」を元にした芝居

・The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源・拡張版」2019/05/29-06/09@こまばアゴラ劇場:何となくタイトルに惹かれてピックアップ

・松竹製作「六月大歌舞伎 昼の部」2019/06/01-06/25@歌舞伎座:吉右衛門の石切梶原と仁左衛門の封印切に幸四郎の三番奏と気になる演目が多い

・松竹製作「月光露針路日本」2019/06/01-06/25@歌舞伎座:三谷幸喜の歌舞伎座初登場

・こまつ座「化粧二題」2019/06/03-06/16@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA:楽屋舞台の1人芝居2本立てを鵜山仁演出で

・新国立劇場主催「オレステイア」2019/06/06-06/30@新国立劇場中劇場:いい感じのキャスティングでギリシャ悲劇

・キューブ企画製作「黒白珠」2019/06/07-06/23@Bunkamuraシアターコクーン:青木豪脚本河原雅彦演出といい感じのキャスティングとの相性がどうなるか

・KERA・MAP「キネマと恋人」2019/06/08-06/23@世田谷パブリックシアター:同じキャストでの再演なので前回の自分の感想と世間の評判との落差がいまだに納得いかない理由を確かめたい

・ラッパ屋「2.8次元」2019/06/09-06/16@紀伊国屋ホール:今まで観ていなかったけど、この前の福本伸一が結構よかったのでメモ

・serial number「機械と音楽」2019/06/12-06/18@吉祥寺シアター:風琴工房時代から数えて再々演、であっているかな、タイトルで気になっていた1本

・神奈川芸術劇場プロデュース「ゴドーを待ちながら」2019/06/12-06/23@神奈川芸術劇場大スタジオ:一度くらいは観ておきたい有名芝居をダブルキャストで

・FUKAIPRODUCE羽衣「ピロートーキングブルース」2019/06/20-06/23@下北沢本多劇場:全然観られない

・ホリプロ企画制作「ドライビング ミス デイジー」2019/06/22-07/15@紀伊國屋ホール:市村正親と草笛光子が出るならと観る気になってもすでに前売完売

・株式会社precog企画制作「プラータナー」2019/06/27-07/07@東京芸術劇場シアターイースト:4時間の大作で岡田利規演出だと相性が悪そうだけど、原作がタイの現代小説、役者もタイ人だけならひょっとしてまた違うかもしれないと思ってメモ

他に新国立劇場の「ギャラリー・プロジェクト」が舞台監督編と演出家編でこれは一般人も事前申込で聴ける。スタッフワークショップも多くあって、募集締切も含めて見つかっただけでも「東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修公開ゼミ 劇場を考えるシリーズ」が演劇公演のプロデュース、国際共同製作のプロデュース(演劇)の2本。世田谷パブリックシアターの「舞台技術講座」が舞台音響入門講座、舞台照明入門講座、舞台技術安全講座。東京芸術劇場の講座は聴いて見たいけど一般人でも申込めるのか。

<2019年5月6日(月)追記>

1本追加。

<2019年5月13日(月)追記>

1本追加。

<2019年6月1日(土)追記>

2本追加。

2019年4月10日 (水)

舞台美術家の島次郎が死去

ステージナタリーがコンパクトにまとまっているので申し訳ないけど全文引用。

 

舞台美術家の島次郎が悪性リンパ腫のため、昨日4月9日に東京都内の病院で死去した。73歳だった。

 

昨年2018年より療養しながら仕事を続けていた島。昨年12月に上演された斎藤歩演出「ゴドーを待ちながら」で担当作品が500本を迎え、今年19年2・3月に上演された木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」が最後の作品となった。3月28日には日本舞台美術家協会が主催するトークショーに舞台美術家の堀尾幸男と共に登壇し、30日には自身の作品集「舞台美術 1986-2018」が刊行されたばかりだった。なお通夜および告別式の実施に関しては未定となっている。

 

島は1946年4月6日生まれ、北海道札幌市出身。武蔵野美術大学を卒業後、舞台美術家として活動し、アングラ演劇、小劇場、大劇場など、さまざまなジャンルの演劇からオペラまで、多くの作品の舞台美術を手がけた。主な担当作品に竹内銃一郎、太田省吾、松本修、鵜山仁、栗山民也、鄭義信、高瀬久男、岩松了、丹野郁弓、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、松尾スズキ、長塚圭史らの作品があり、これまでに伊藤熹朔賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞選考委員特別賞・最優秀スタッフ賞、朝日舞台芸術賞、紫綬褒章を受賞および受章している。

 

結構名前を見かける舞台美術家だったわりに、手がけた舞台数は500本くらいと、人間が一生でできる仕事の数は実に少ない。木ノ下歌舞伎の「摂州合邦辻」は当日券が自分の前で売切れるという悲哀を味わったので、最後に観た美術はたぶん「女中たち」の回転する巨大な輪かな。

 

合掌。

2019年3月26日 (火)

神奈川芸術劇場の芸術監督後任は長塚圭史に

ついこの間、全力の2019年度のラインナップを発表した神奈川芸術劇場ですが、早々に後任芸術監督の発表もされました。ステージナタリーより。

 

長塚は4月1日から2年間にわたり芸術参与を務めると共に、次期芸術監督予定者となる。14年から劇場のアーティスティック・スーパーバイザーを務め、16年に芸術監督となった白井は、「スーパーバイザーになったときは劇場のことが何もわからず、芸術監督として方向性を打ち出すまでに2年かかった。21年度以降は新しい監督に立ってもらいたいと思いましたが、準備に2年かかった経験があったので、長塚さんに19年度から参与をお願いした」と長塚の就任経緯を語った。

 

事前に参与に就任して準備するのは新国立劇場の小川絵梨子と同じスタイルですね。なお新国立劇場は一期が4年の任期ですが、

 

白井は「2021年には僕は63歳で、もし2期目を務めたら68歳。そんなおっちゃんがやってどうすんねん!と思う」

 

とあるので、任期は一期が5年のようです。

 

ところで芸術監督(候補)の人材は貴重です。表向きの仕事は劇場の方針を打出してラインナップを決めることですが、それ以外にというかそのために、演出家として面白い舞台が創れる能力を持つこと、ラインナップに沿った招聘を実現できる業界コネクション、集客力、そして自分の方針を周囲に納得させる政治力が求められます。それらがうまくいかず、鵜山仁が新国立劇場の芸術監督を一期追放の憂き目にあった例もあります。長塚圭史についてはコクーン歌舞伎の演出助手を務めていたので串田和美が(まつもと芸術劇場やシアターコクーンの)芸術監督後任に目をつけているのかなと思っていたのですが、白井晃にさらわれました。

 

後任探しにはその劇場で上演してもらうのが一番で、その目で眺めると新国立劇場は今期どころか宮田慶子時代から次の次を狙って種をまいているように見えます。新劇系が多いですが、それは芸術監督の系譜を考えたらしょうがない。小川絵梨子がいきなり見つかって引受けてもらえたのは豪腕と幸運のなせるわざで、二期8年は固い。神奈川芸術劇場も長塚圭史がチョンボをやらなければ二期10年はいくでしょう。東京芸術劇場の野田秀樹は実績十分の絶好調で終身芸術監督の見込み。さいたま芸術劇場の蜷川幸雄の後任は劇場と縁の深いホリプロつながりということもあったかどうか、吉田鋼太郎に決まって間がありません

 

他に首都圏の国公立劇場で芸術監督を置く劇場としては、世田谷パブリックシアターと座・高円寺の2つがあります。ただ野村萬斎はまだ50代、狂言分野の家元一族後継者、オリンピックの総合演出までやる知名度を考えると、終身とは言わないまでもまだまだ続きそう。となると、初代世田谷パブリックシアター芸術監督にして今の座・高円寺の芸術監督の佐藤信が、高齢もあって今後どうなるか注目です。ここは劇場創造アカデミーというコースもあるので、就任者によっては化ける可能性がある。いや佐藤信には長生きして活躍してほしいのですが、一方で他の芸術監督劇場と比べて、なかなかカラーが打出せないように客の目からは見えるので。

 

昔はKERAがどこかの芸術監督の後任に就任するのではないかと思っていましたけど、今の活躍と年齢を考えると今さらに思えます。誰か候補を挙げろと言われたら、新劇系統なら新国立劇場で演出したことのあるあの人やあの人、他なら青年団出身者の岸田國士戯曲賞受賞者のあの人やあの人やあの人を挙げます。

 

なんで私はこんなに芸術監督ウォッチしているんでしょうね。別に人事が三度の飯より好きということはないのですが。ただ、芸術監督の手腕如何で面白そうな芝居が増えるという事実を目の当たりにしているので、一観客としても気になる内容なのは事実です。

2019年3月 3日 (日)

2019年3月4月のメモ

3月に比べて4月がスカスカなのは、調べ方が悪い自分のせいと、来月の予定すら公式サイトに載せてくれない劇場のせいです。こまばアゴラ劇場のように1年先の予定まで載せてくれとは言わないのでせめて3ヶ月分は載せられないものか。

・松竹製作「三月大歌舞伎」2019/03/03-03/27@歌舞伎座:昼の部の「傾城反魂香」、夜の部の仁左衛門の「盛綱陣屋」と知らざあ言って聞かせやしょうの「弁天娘女男白浪」と気になる作品多し。

・パルコ・プロデュース「母と惑星について、および自転する女たちの記録」2019/03/05-03/26@紀伊國屋ホール:初演を観たから多分見送るけど、斉藤由貴に代わってキムラ緑子なのが気になってしょうがない。

・小田尚稔の演劇「是でいいのだ」2019/03/07-03/11@三鷹SCOOL:去年に続いてこの時期に合せて再演、あと1回観ておきたいけどどうするか

・名取事務所「ベッドに縛られて / ミスターマン」2019/03/08-03/17@小劇場B1:少人数翻訳劇に活路を見出している名取事務所から、気になる役者を揃えて2本立てで

・Bunkamura企画製作「空ばかり見ていた」2019/03/09-03/31@Bunkamuraシアターコクーン:岩松了の新作

・新国立劇場こつこつプロジェクト「スペインの戯曲」「リチャード三世」「あーぶくたった、にいたった」2019/03/13-03/17@新国立劇場小劇場:将来の本公演を目指した長期計画の途中発表となるリーディング公演、公演期間は5日間でも1演目3回しか上演はないので注意

・加藤健一事務所「喝采」2019/03/13-03/17@下北沢本多劇場:そろそろ加藤健一事務所も観ていいんじゃないかという気にさせられる再演モノ

・木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」2019/03/14-03/17@神奈川芸術劇場大スタジオ:いつも期間が短くて見逃している

・ベッド&メイキングス「こそぎ落としの明け暮れ」2019/03/15-03/27@東京芸術劇場シアターイースト:よくこれだけ女優陣を集めたなという顔ぶれ

・燐光群「九月、東京の路上で」「生きのこった森の石松 / あい子の東京日記」2019/03/15-03/31@ザ・スズナリ:去年の話題作をすかさず再演する「九月」と中編ふたつをそれぞれ上演する2本立てで、「あい子の東京日記」が気になったのでメモ

・パラドックス定数「Das Orchester」2019/03/19-03/31@シアター風姿花伝:劇場提携1年7本企画の大トリは学生時代の脚本を再構成

・世界の演劇「血のつながり」2019/03/22-03/24@文学座新モリヤビル1階:文学座有志による海外脚本上演ユニットで、家族の殺人事件の話だし上演期間短いけど、演出が稲葉賀恵なのでメモ

・M&Oplaysプロデュース「クラッシャー女中」2019/03/22-04/14@下北沢本多劇場:根本宗子の脚本演出

・財団、江本純子「ドレス」2019/03/27-03/31@ギャラリールデコ6F:どんな芝居か不明だけど、木ノ下歌舞伎から間も空けずに内田慈が参加するのに注目

・KUNIO「水の駅」2019/03/27-03/31@森下スタジオ:沈黙的で有名な大田省吾の代表作なのでこの機会に観ておきたい

・松竹製作「四月大歌舞伎」2019/04/02-04/26@歌舞伎座:昼の部の「御存 鈴ヶ森」は幡随院長兵衛が吉右衛門、夜の部の「実盛物語」は仁左衛門が主役、観たい

・うさぎストライプ「ハイライト」2019/04/03-04/08@こまばアゴラ劇場:てっきりアトリエ春風舎だと思っていたらこまばアゴラ劇場だったのでメモ

・シス・カンパニー企画製作「LIFE LIFE LIFE」2019/04/06-04/30@Bunkamuraシアターコクーン:「バージニア・ウルフなんて怖くない」を再演するつもりで同じメンバーを集めたのに企画が流れて別作品になったというKERA演出

・新国立劇場主催「かもめ」2019/04/11-04/29@新国立劇場小劇場:全キャストオーディションで新国立劇場では見かけない顔ぶれのキャストに、鈴木裕美演出、翻訳は小川絵梨子だけどトム・ストッパードの英訳からの重訳

・神奈川芸術劇場プロデュース「春のめざめ」2019/04/13-04/29@神奈川芸術劇場大スタジオ:気合の入った2019年度ラインナップの第1弾

・PARCO企画「良い子はみんなご褒美がもらえる」2019/04/20-05/07@赤坂ACTシアター:これもトム・ストッパードだけど、実力キャストで1時間15分に惹かれる

他に当日券の電話がまったくつながらない世田谷パブリックシアター企画製作「熱帯樹」が03/08まで、後半戦が始まった青年団「平田オリザ・演劇展vol.6」が03/11まで、観に行くつもりが体調不良で1回パスしたブス会*「エーデルワイス」が03/10まで。劇団☆新感線が大阪北陸で長期公演を開始しているけどそれを観に行く余力はない。

<2019年3月15日(金)追記>

3本追加。

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