2009年12月 6日 (日)

TBS/エピキュラス主催「夜会 本家・今晩家」赤坂ACTシアター

<2009年12月5日(土)夜>

売子の娘。有名な観光地である寺の、隣の小さな寺の前で売子をしながら寺に迷惑をかけたり世話になったり。

一度観てみたかった夜会をようやく観られました。が、予想と大きく違ってまあびっくり。もうすこし芝居っ気の多い舞台だと思っていましたが、前衛劇というか、ここまで実験色が強い舞台だとは思いませんでした。

一幕と二幕で話がつながっていなくもないけど、舞台からして違う。一幕はまだ舞台設定がひとつだけだったけど、二幕は途中でどんどん変わっていくし、二幕の中につながりを探すのが難しい。夢十夜をさらに抽象的にしたようなもので、歌とリズムにひたすら乗っていくのが正しい楽しみかたなのかな。合間合間の台詞は野田秀樹っぽいんですけどね。

それなりに前の席が取れたんだけど、それでも「普通に中島みゆきに興味を持っている」程度の人が、2万円を払って観るものではない。シアターコクーンで1万円ならまだ実験舞台と言えたけど。一度観て、ああこういうものか、歌も上手いな、と納得できたからまあよしとする。次からは観るならコンサートのほうが私はよい。

それにしても、劇場であんなに男の観客が、それも年長の人が多いのは始めて見た。トイレの行列は、全部足したらたぶん男の方が長かったんじゃないか。おっさんたちの財布を開かせる中島みゆきの人気、恐るべし。

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2009年6月29日 (月)

さいたまゴールド・シアター「アンドゥ家の一夜」彩の国さいたま劇術劇場小ホール

<2009年6月28日(日)昼>

かつて日本で教師を勤め、今はポルトガルに住む安藤夫妻。主人が病気で危篤なため、かつての教え子の一人にもう一度会いたく、秘書に呼寄せるように頼む。が、手違いでその同期たちに話が伝わり、はるばる日本から面会にやってくる。家族や友人も集まって、なんとなくいろいろなことが起きるような起きないような、そんな一夜の話。

平均年齢70歳で、それを率いる蜷川幸雄も70歳越え。評判は耳にしても観るのは初めてのさいたまゴールド・シアター。えらい時間をかけて埼玉まで観に行きましたが、長さを感じさせない素晴らしい舞台でした。行って良かった。

まず褒めるべきはKERAの脚本で、高齢役者ばかりなのを逆手に取った設定がぴったりとはまる。これを実に上手に演出する蜷川幸雄。年齢が醸しだす迫力というかリアリティは、なんというか、観ないと上手く伝わらないです。プロンプター(蜷川幸雄も入っている)でところどころサポートしているのなんか気にならない。

補足しておくと、役者は素人と思っていると間違えます。たまに棒読みっぽくなることもありますけど、腹から出す声に乗せる意思は、棒読みなんて関係ない、中途半端な役者の小賢しい技術を吹飛ばすくらいの勢いです。その点は、蜷川幸雄が相当鍛えたのではないかと推察されます。

なんか上手く褒める言葉が見つからないのですけど、これはもう、観たもの勝ちです。見逃した人がいたら思いっきり羨ましがらせたくなるような芝居です。

最後はまた受付について。

  • 発券と支払は別々の人が担当すると効率が上がります。それだけの人手はいましたので改善してください。
  • 電話で「立見席は出ますか」という質問に「立見席は出ません」と答えるのではなく「補助席が出ます」と教えてください。
  • 再入場する客に「お帰りなさいませ」と声をかけるのはメイド喫茶みたいでなんか恥ずかしいので別の言い方を考えてください。

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2009年1月24日 (土)

パルコ企画製作「リチャード三世」赤坂ACTシアター

<2009年1月23日(金)夜>

リチャードが次々に人をおとしいれ、裏切り、王になってゆき、やがて堕ちていくだけの話(当日パンフより)。

ま、そんな話です。登場人物の関係が、名前の混乱もあってわかりづらいかもしれませんので、洋モノの名前を覚えるのが苦手な人は当日パンフで事前に確認するとよいです。

いのうえ演出でどうくるかとおもったら、設定は当時のまま、テクノロジーだけ現代と同等、というちょっと意表を突かれる演出。ですが、これがはまりました。笑いは控えめながらも、脚本のポイントを強調するような演出に仕上がっていたと思います。映像の使い方も、モニターの映像の使い方がとても上手。もちろん音楽照明も派手派手で、これは蜷川幸雄を超えるシェークスピア演出家になれるかもしれない予感がします。この世界観をビジュアル面からささえた美術、映像、衣装、照明にも拍手。もちろん音響関連にも。

で、役者ですが、古田新太が省エネモードでつまらん、というのが大きいです。長丁場の疲れもあるかもしれませんが、悪人としての魅力、スケールの大きさやあふれるエネルギーや色気や、その他もろもろを感じることができませんでした。その代わりといっては何ですが、ベテラン女優陣で、銀粉蝶と三田和代の迫力と台詞回しが素晴らしい。後半では久世星佳も輝いていました。あとはさわやかリッチモンド(役者は・・・どなた?川久保拓司)とか、その父親(役者は・・・というか役名も・・・スタンリー:榎木孝明)とか、何気に皇太子(若すぎて夜のカーテンコールには出演禁止?)とか、暗殺者(役者は・・・)とか、脇に役者はそろっていたんですけどね。いかんせん主人公のよしあしにかかる比重が大きい脚本のようなので。

ということで、芝居としては見所にあふれていますが、値段に見合うかと言われたら、届きません、というのが感想です。あと、役名表がやっぱりほしかった。チケット代がこれ(1万円/8千円)で、さらに役名表目当てでパンフレットを買わせようというのは、商業演劇の悪しき慣習。シンプルな芝居ならともかく、当日パンフや劇中モニターで説明を試みるくらい複雑なんだから、最初から配ってくれい。

体調が悪いのでこんなもんで。

<2009年1月24日(土)追記>

パルコの紹介ページあらすじ説明ページから役者名、役名を一部追加。

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2008年11月24日 (月)

五反田団「すてるたび」アトリエヘリコプター

<2008年11月23日(日)夜>

長女、長男、次男、次男の妻のいろいろを、次男の視点で描く。

同じ話題で生とか死について見た夢をそのまま何本か舞台にあげました、みたいな芝居なのであらすじを説明しづらい。ネタばれOKならアレーシャ日記のエントリーを参考にしてください。でもここまではっきり説明すると、曖昧さに潜む面白さとか不気味さが失われてもったいない気もする。4つの椅子だけで場面転換を進めていく素早さは、最近こういう見事な展開を観ていなかったので新鮮。

当日パンフによれば思いついた内容を、思いついた段階の未分化なままに近い形で作った脚本らしいですが、(えんげきぶっくの記事によれば)やはり思いつきに近い宮藤官九郎の「七人は僕の恋人」とはまったく違うことに、個性とは何ぞやとかいろいろ考えたりします。笑いを取る合間に深い台詞を混ぜたり、余裕度が高いです。こちらのほうが展開がとっぴでマニア度は高いですが、かといって何を言っているのかわからないということもない、すれすれのバランスは保たれているのが脚本演出の腕なんでしょう。

次男役の黒田大輔が全力で優柔不断に振舞ってじたばたするのも見ごたえありですが、それを長男役の前田司郎がいなす間が絶妙。前田司郎はもっと役者としても活躍してよいのではないでしょうか。長女役の後藤飛鳥と妻役の安藤聖にMな仕打ちもある意味エロい。

苦情をひとつ。客席がぎっしりだったため入口付近も混雑していたのですが、それにしても終わってすぐに元気な声で「順番に退席していただくのでお待ちください」と案内するのは余韻が台無しです。あそこはもう少し大人な声で案内するか、あるいは事前に案内しておくか、工夫がほしいところです。

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2008年8月17日 (日)

TPT「ミザントロオプ」ベニサン・ピット

<2008年8月16日(土)夜>

正直を貫き、嘘や追従を嫌うことが嵩じて人間嫌いとなってしまった男。そんな男が恋多き女にほれてしまう。

一般に「人間嫌い」と訳されることが多いモリエールの古典脚本を、辰野隆による1946年?のやや文章調子の訳で上演する企画。タイトルだけ知っていたので一度観てみたかったのと、手塚とおるの演出と、もうすぐベニサン・ピットがなくなるらしいとのことで、観てきました。初日なので関係者らしき会話がそこここで。

結果は、うーん、美術や照明はきれいでしたけど、役者はちょっとひどすぎる。前に別の舞台でも似たことがありましたけど、今回は文章体の台詞がだれも身体に入っていない。そんなに難しいのかな。さらに、ひとつひとつの長い台詞を一本調子で話されるのは困る。初日だから台詞を噛むのは大目にみても、これは楽日までに改善可能なんだろうか。公爵(侯爵?)の2人と、主人公の召使は望みあり。

美術はアクティングエリアを狭く作っていますけど、そのせいで役者の配置がワンパターンになりがち。ベッドの向こうとか柱の周りとか舞台奥とか、もっと活用してもいいのでは。衣装はきれいなんですけど、女性のドレスはもう少しつやのある生地を使ってもらえるとよかった。至近距離で楽しめる劇場ですけど、だから生地まで気になるんですよね。

当日券の購入情報が公式サイトに見当たらないのもマイナス。当日パンフやちらしが一切なかったのは、受取そこなったのかな。

これでプレビュー公演3500円ならもう少し穏やかなんですけど、5000円でこの内容だったので、辛口に書かせていただきます。これから毎日猛稽古で巻返してください。

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2008年7月 6日 (日)

青年団「眠れない夜なんてない」吉祥寺シアター(ネタばれあり)

<2008年7月6日(日)昼>

マレーシアのとある高原にあるコテージ型高級リゾート。移住して長期滞在する者、別荘代わりに所有して自宅と行き来するもの、短期滞在で訪れるもの、働くもの、それぞれが抱える滞在の理由と日本に対する思いについて。

できるだけ観ようと思って見逃しつづけた久しぶりの青年団は新作。観ていて「S高原から」に似ているなと思ったら、当日パンフに「続編のようなものだ」と本当に書いてあった。「S高原から」は思わせぶりの連続だったけど、今回はもっと直接的で、問題続きで、その割に乾いた雰囲気の芝居だった。口コミプッシュを出してもいいと思えるくらい楽しくて毒のある芝居だったけど、すでに公演は終了しているのでそれは省略。

それにしても青年団は役者の層が厚い。あれだけバリエーションのある15人の役者のうち、客演が2人だけでこなしていたことをあとで確認して驚いた。あとみんな美声で、感情の載った声を話せる。文句ないですね。山村崇子のどこかつかれた演技を見所に挙げておきます。

音楽なし、照明はほとんど変化なしの青年団ではスタッフワークの見所が美術になりがちですが、今回の美術は広い空間を広く見せたまま狭く使うお手本みたいな美術でした。

難点としては芝居の出来にくらべて、当日券の受付がお粗末だったこと。いつもはもっとスムーズだったはずだけど、今回は予約券や正体券をさばくのが遅れて、そのまま当日券まで影響がでて、開演がたしか10分くらい押した。平田オリザ本人が受付にまで出てくるほど心配だったのかもしれませんが、そのとおりでした。人手が足りていないわけではないはずなのに。立見の私は当日パンフ(座席に事前配布)ももらえなかったので、余っていたパンフを失敬してしまいました。次回は改善を求む。

で、内容ですが、率直すぎて一番ショックを受けたのが、ラスト前で長期滞在者の三橋が語る「日本が嫌いなんですよ」という台詞。何がショックといって、最近私がいろいろ考えている身のまわりの現象とか、報道される事件とかを突詰めると、同じような感想にたどり着いただろうというそんな自分に気がついてショック。それを一言で言い切ったところがこの芝居の凄いところ。いや、個別的具体的事象ではいろいろ改善を試みてもがいているので今の私がそこまで絶望しているわけではないですけど、でもそう言いたくなる気持ちが最近少しわかってきた。

で、芝居の中にいろいろ込められていた日本の現象をメモ代わりに羅列しておきます。間違っているかもしれませんけど。

  • 早期退職
  • 古いものを大事にしない、できない
  • 出産に対する不安
  • いじめと同調圧力
  • 結婚しない、できない人たち
  • 古いパターンの経済成長を是とする雰囲気
  • 引きこもりと、引きこもりに立向かえない家族
  • 派遣社員の切替(一定年数以上継続契約すると正社員雇用を打診しないといけないのでその前に契約を切ること)
  • 自分の知らないことを話題にできない人
  • 日本でなく外国で働く日本人の医者
  • 不公平な宣伝
  • 経済格差
  • 仕事や家族関係に関する男尊女卑
  • 新しすぎる恋愛関係
  • 自国の歴史を伝えない教育
  • 外国人に接することに慣れていない
  • 日本のニュースはインターネットで海外でも読める

当日パンフに載っていた「日本を降りる若者たち」は読んだことがないのであとで読む。

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2008年5月19日 (月)

阿佐ヶ谷スパイダース「失われた時間を求めて」ベニサン・ピット(ネタばれありあり)

<2008年5月18日(日)昼>

名前もわからない3人とひとりが、何かを探すものがたり。

これ以上あらすじを書きようのない芝居。不条理劇の定義がわからないけど、不条理劇というらしい。個人的には興味を持って最後まで観られたけど、いつもの阿佐ヶ谷スパイダースを期待すると空振りします。壁の使い方も含めて美しい舞台が、らしくなさをいっそう強調します。ただし、中山祐一朗や伊達暁はいつもと違う路線の役が結構板についていたし、あの役はたしかに奥菜恵が演じることで魅力的になっていました。

当日券は補助席+キャンセル待ちのみ。キャンセル待ち後半はきついかも。座席案内がもたついて開演が遅れたので改善希望。

シアターガイドによれば、長塚圭史は今年の後半から1年間海外に行くそうで、それが脚本に影響をおよぼしている気配があります。後で当日パンフを読んで気がついたけど、ひょっとして有料パンフレットに何か種明かしが書いてありそう。でも読んでいないので以下推測混じりで全力でネタばらしまくり。観る前に読むな。






長塚圭史の葛藤を舞台化したもので、登場人物はそれぞれ芸術家としての長塚圭史(中山祐一朗)と、男女関係の男としての長塚圭史(本人)と、思索する長塚圭史(伊達暁)と、現実世界で他人に巻きこまれがちな長塚圭史(奥菜恵)。

芸術家は自意識と商業的成功とのギャップに、男は女に対する弱気に、現実世界の本人は退屈さにそれぞれ死にそうなほど苦しんでいるが、思索家と現実世界の本人とが出会ったのを期に、それぞれの苦しみの理由を発見する。

悩んでいる3人は今を夜だと思い、悩んでいない1人は夜ではないという。だれも正確な時間がわからないが、現実世界ではあっという間に進んでいる時間も、思索家にとってはほんのちょっとの時間。

芸術家は、過去は過ぎさったもので、現在はまっさらだと考えていたが、現在とは過去の延長で構成されているものだという認識を得てしまい、混乱する。そこへ、必要な過去はそのまま、いらない過去は忘れてしまえばいいという解決策が提示される。やがて全員が合流して、過去(落葉)の片づけが始まる。失われた時間と思っていたが、別に失ったわけではない。

というほどの話(多分)。早稲田の劇研関係の劇団がたまに多重人格者の内面をネタに上演しているけど、その手の教科書に書かれているような典型パターンではなく、ずっと誠実に自分の内面を脚本にしている。

以前KERAが「晩年に突入した」と当日パンフに書いていた。これだけ自分で自分の内面を抽象化できた長塚圭史は、今回と次の芝居とで青年を卒業して、壮年に入るんだろうな。壮年を卒業することになるころには「失われた時間」という認識も消えているだろうし、「今の自分」を扱った今回の芝居はもう再演しないだろうから、「積重ねた時間を求めて」とか別の芝居を作ってほしい。

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2008年3月16日 (日)

赤坂RED/REVOLUTION「東京」赤坂RED/THEATER

<2008年3月15日(土)夜>

高校の同級生たち。24歳になった今でも毎日のように集まって遊ぶ仲間だが、そのうちの2人が「サクセス」を求めて東京に行くことに。それを聞いた元同級生の引きこもりも一緒に行くことを主張。住込みで勤める1人の部屋に居候して始まった3人暮らし。

赤坂RED/REVOLUTIONは劇場主導企画の名前。戯曲先行、全キャスト別オーディションと制作課程が異様に充実した企画(こちらでオーディションの様子を紹介)。第一弾はTHE SHAMPOO HATの赤堀雅秋を脚本演出に迎えて、遅めの青春群像の直球勝負。

元々えんぶゼミの卒業公演に書下ろした脚本を修正したとのことで、上京であるとか、劇団であるとか、生活であるとか、それにふさわしい内容が一杯。THE SHAMPOO HATの「その夜の侍」をもっと直球に、もっと前向きに捉えたような脚本。地元に残った人たち、上京した人たち、働く人、役目を果たす人、断念せざるを得ない人、それぞれの立場は違うのですが、みんな生きることに一生懸命であることは共通項。そこを前向きに掬い取る力強さに今回は脱帽です。

犬や猫の使いかたの上手さだけでなく、劇団の裏事情をちりばめるあたりの職人芸も堪能できます。稽古場ルールって何ですかそれ(笑)。

役者については、申し訳ないですが名前すら聞いたことのない人がほとんどのキャスティングでした。が、全キャスト別にオーディションしただけあって、安定どころか個性の強さにを前面に出したはまり役ばかり。あえて挙げるとすれば絶妙のテンションで舞台を引張った元ひきこもり役の清水優と、直球台詞に説得力をもたせた劇団座長役の佐藤幾優でしょうか。ちょっとだけ、パチンコ屋バイト兼女優志望役(松永裕子)に二面性を感じてしまいましたが、許容範囲です。

オープニングとクライマックスでかかっていた音楽が非常に格好良かったので、ご存知の方、教えていただけると嬉しいです(オリジナルかな?)。

絶賛かと聞かれると少し違うのですが、普段悲観的、皮肉的な考え方をする私にとって、非常に胸を打つ、心に残る内容の舞台でした。

最後に雑感を2つ。
・当日パンフレットにはそれぞれの役者の所属劇団ではなく、所属事務所が併記されていた。これはこの舞台が、興行場の成功だけでなく、役者の売込も兼ねていることを制作側が明言していることと同じ。第二弾があるなら、役者の皆さんはぜひ挑戦することをお勧め。
・この劇場は初めてだったけど、「きれいなスズナリ」「すこし広いTHEATER/TOPS」「もうすこしまとまった俳優座劇場」といった趣。座りやすい椅子と合わせて、非常に好感度大。

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